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上野村役場

上野村は総面積の95%が森林という豊かな自然に包まれた群馬県内で最も小さい自治体です。 人口は約1050人。他の山村自治体と同様に過疎化が進み、大きな課題となっておりますが、移住定住対策には早くから取り組んで来ました。 「健康水準の高い村」「道徳水準の高い村」「知識水準の高い村」「経済的に豊かな村」という4つのスローガンのもと「栄光ある上野村の建設」のため様々な挑戦を続けています。 私たちと様々な挑戦をしてみませんか!

若手職員・移住者多数!小さな村で働くメリット〜群馬県上野村〜

上野村役場

2023/10/03

若手職員が全体の1/3占める群馬県上野村。そこで活躍する小須田尚紀さん、坂口俊さん、清水美歩さん、小須田亜里さん4人の若手職員の皆さまに、上野村を選んだ理由やそれぞれの仕事内容、村での生活などについてお伺いしました!

 

ー皆さんが上野村役場に入庁された経緯を教えてください。

 

小須田(亜)さん:公務員というより保健師になりたくて上野村役場を選びました。出身が宮城県で震災を経験してるのですが、その時に保健師さんの存在を知ったっていうのが多分一番初めに保健師を目指したきっかけです。上野村にした理由は、大学の先生が上野村役場で保健師の募集があると教えてくれたからです(笑)

 

清水さん:保健師をやりたかったというのは私も同じで、産業や学校の保健師などもある中で行政の保健師を選んだのは『住民の方々の予防に特化した仕事』にすごく興味があったからです。地元の藤岡市と迷ったんですけど、上野村の方が人口が少ないので住民の方へ密着した支援ができるかなと思っていて、自分はそれがしたかったので上野村役場を受けることにしました。

 

坂口さん:私は大学で地域や山村について学んでいて、小さな山村の特性やそれらを活かした取り組みに興味を持ち自分も携わってみたいと思っていたんです。

仕事として幅広くサポートができるのは公務員かなっていうイメージがあって、子ども医療費無料化、エネルギーの地産地活、森林の活用など、地域の特性を活かした取り組みが多いところに魅力を感じて上野村がいいと思いました。住民にIターンの方が多く村外から来た人も活躍しているところにも魅力を感じました。

坂口さん 

小須田(尚)さん:自分は元々教員になりたかったんですが、いろいろと経験していく中であまり向いてないと思ったとき、地元(上野村)に戻って何かしたいなと考えるようになりました。もちろん他の進路も考えたんですが、せっかくなら地元(上野村)のために何かしたいなと思って。その中でも地域の方との関わりが多くさまざまな形で地元に貢献できるところに惹かれ、上野村役場を選びました。

 

ー上野村の試験はどういった内容なのでしょうか?印象に残っていることなどもあれば教えてください。

 
 

清水さん:私は2023年度の新卒で入庁しているのですが、私のときの上野村の就職試験は一次試験と二次試験があって、それとは別に適正検査やクレペリン検査がありました。一次試験は高卒程度の一般教養試験、二次試験は400字程度の作文を二つ、最後が集団面接です。ちなみに作文のテーマは『私が上野村に求めるもの』と『私が挑戦したこと』でした。

清水さん

坂口さん:基本的な試験の流れは他自治体と同じだと思います。当時の面接で印象的だったのは、「そもそも地域とは何か?」から始まって「地域を良くするために君は何がしたい?」といった質問が続き、地域のためにどういう考えを持っていて、どういうことがしたいのか、っていうのがすごく求められているように感じたことですね。

「上野村での生活はどう考えてる?」という具体的な質問も多く、自分が入庁した後のことを真剣に考えてもらっているように感じました。

 

ー詳しくありがとうございます!続いて、皆さんのお仕事について教えてください。

 

小須田(尚)さん:水道と農業関係をメインに担当しています。仕事は多岐に渡りますが、わかりやすいものだと水漏れ等のトラブルを解消したり、飲料水の供給設備の整備などを行ったり、村で災害などがあった場合は農家の被害を確認して対応するなどの業務もあります。地域の方と関わる機会がとても多い業務だと思います。

 

坂口さん:私は今、教育委員会に出向していて、社会教育や生涯学習、文化財系を担当しています。具体的な業務としては、生涯学習のイベントを実施したり、村のイベントの運営をしたり、規模の小さいものを含めると2週間に1回くらいのペースでイベントを主催しています。

イベントの企画については大変な面もありますが、「楽しいと思うことをやってみたらいい」と言ってもらっていて、自分が参加した研修などで楽しかったことを村でやってみたりいろいろ提案させてもらっています。

 

清水さん:私は一年目ということもあり、新生児訪問、乳幼児健診、特定・後期高齢者健診など保健師業務全般を経験させてもらっています。最近は公民館などの施設で活動してる皆さんのところにお邪魔して、健康に関する講話やちょっとした道具を使いながら行う運動をレクチャーをしたりしました。

大きな市町村だと担当が分かれていくと思うんですが、上野村は小さい村なので、一人がいろいろな業務を担当し幅広く活動できるのが魅力だなと感じています。

 

小須田(亜)さん:私も保健師なので大体似ていて、担当する業務の幅が広いので忙しいといえばそうなのですが、「今日は母子で明日は高齢者」といった形で対象者が日によって変わるので、そこは楽しくもあり、飽きずにできている点かなと思っています。

私が入庁した頃ははもう少し担当を絞っていたんですが、そうすると人が辞めてしまったときに引き継ぎなども大変で…。それなら日頃からみんなある程度共有してた方が業務がスムーズなのでは?と提案してから今の形になっていきました。一人ひとりの声を拾ってもらいやすい環境だなとも思います。

 

小須田亜里さん

ー職場の雰囲気はどんな感じですか?

 

小須田(亜)さん:保健師は本庁舎とは別の建物で仕事をしているんですが、人数が10人弱くらいなので話しやすい雰囲気です。年齢層はいろいろですけどあんまり年齢のこととかは気にせず話しやすいですし、何かあればすぐ相談をできる関係性というのがあるんで、新人だから発言しにくいとか、誰かが威張ってるとか、そういうふうに変な年齢差も感じないです。

 

清水さん:私は4月に入庁して本当に思ったのが、みんな温かくて家族みたいに接してもらっているなって。最初は私が緊張していたので話しかけてもらうことが多かったんですが、話しかけてくれる優しさもあれば静かに聞いてくれる優しさもあって。

仕事中とか「これ聞いていいのかな?」って思うようなこともあるんですけど、みんな嫌な顔せず聞いてくれてわからないことがあってもすごく聞きやすい雰囲気です。

 

坂口さん:教育委員会も本庁舎とは違うところにあって、私は新卒で入ってからずっとそこにいるんですけど、だからといって役場に行ったときに誰とも喋れないとか疎外感とかも全然ないです。

イベントでいろいろな部署にお世話になることが多いのですが、役場全体で協力して実施していくっていう雰囲気があるのでそういうのがすごくいいなと思ってます。部署は4人で働いているのですが、とても働きやすいです。

今年度になってから上野村でボッチャというスポーツをやるようになったんですけど、自分が研修会で参加させてもらって楽しかったので村でもやらせてもらっていて、そういう気軽に提案できる雰囲気もいいなと思います。

 

小須田(尚)さん:私は入ってからずっと振興課にいて、人の入れ替わりなどもありましたが相談しやすい環境というのはずっと変わらずですね。普段は和気藹々とした雰囲気で、担当じゃない業務に関しても意見を出してくれる人が多く仕事する上でもとてもやりやすいです。

他の課と相談し合うことも多いですが役場全体としてみんな協力的だなと。

小須田尚紀さん

ー新人職員の方や村外から来た方も安心して働けそうですね。

 

小須田(尚)さん:働く上でも風通しがよく話がしやすいというのはありますよね。人口も少ないので住民の方にすぐに覚えてもらえますし、役場も村も親身になってくれる方が多いです。

 

坂口さん:村って外から見ると独特なイメージもあると思うんですが、そういうのもないし、役場全体で協力し合って事業を進めてく雰囲気があるのでいきいきと働けるんじゃないかと思います。

人との距離は近いと思いますが、悪い意味ではなくて、お裾分けしてもらったりとか、協力し合ったりとか、いい関係が作れるのでそういったところは全然心配しなくて大丈夫かと。皆さん優しく親切なので外からきても怖いことはないかなって思います。

 

清水さん:上野村は人が暖かくて優しい人が多いですよね。仕事の相談もしやすく、すごくいいところだと思う。小さな村は閉鎖的なイメージの方も多いと思うんですが、上野村はIターンの人も多いのでそんなこともなく、Iターンの人同士で話をしたり、いろいろ聞けて心強いです。

 

小須田(亜)さん:役場全体がチームプレーみたいな感じが強いっていう印象は私もあります。一人で頑張るんじゃなくてみんなで協力し合ったりとか、担当じゃなくても意見を出したりとか。あとはIターンの受け入れが多いので外から来た人にもみんな寛容で馴染みやすいですね。実際私も県外からだったので最初は不安もあったんですが、思ってた以上に周りの方に助けてもらえてっていう感じです。

 

ー最後に、上野村の良いところ、覚悟しておいた方が良いところがあれば教えてください。

 

小須田(亜)さん:実は、最初はちょっと人との距離に戸惑うこともありました。前に住んでいた場所は隣の家の人の顔も知らなかったような感じだったので、同じ地域に住んでるだけでプライベートでも関わることに少し抵抗もあったというか。でも実際こっちに住んで仕事や生活をしていく中で、こういう人との関わりの大切さを感じるようになりました。

仕事柄住民の方のプライベートな話も聞くことが多いので、普段から顔見知りだからこそ安心して話してもらえたり、何か頼み事があるときも協力してもらえたり。個人的な話でいうと、子どもが生まれてからは地域みんなで可愛がってくれたり、畑の野菜をもらうことも多かったり、すごくありがたいなと思うことがたくさんあります。

 

清水さん:良いところは、山に囲まれていて緑が身近にあるのが個人的にすごく好きです。あと星が綺麗なのも。自然が多いからかリラックスして生活できてますね。小須田さんが言ってくれたように住民の方から野菜をいただいたり、話を聞いてもらったり、優しい人が本当に多いです。そこが何よりも良いところかな。

 

若者視点で言うと、お店が閉まるのがすごく早いので仕事帰りに何か買い物とかはちょっと大変かもしれません。私は週末実家の藤岡に帰ってまとめて買い物をすることが多いです。出かけるにはわりとどこでも行きやすいですし、仕事もしっかり休める環境なので休日やプライベートも充実できて、買い物がちょっと不便な点以外では不満に感じてるところはないです。

 

坂口さん:私も自然豊かなところはすごく良いなと思ってます。仕事終わりに空を見ると星がたくさん見えたり、日中仕事で村を回っていると山が綺麗だったり、お昼ちょっと外に出ると役場の近くに綺麗な川が流れていたり。上野村に来るまでは自然を意識することなんてなかったんですが、こっちにきて自然の良さや自然のある生活のメリットを感じています。

 

お店が少ない、すぐに閉まってしまう、という点は少し不便かもしれないですが、周りは上野村に来てから自炊を始めたという人が多いです。私は今は冷凍食品で済ませてしまっていますが…(笑)買い物は週1回近隣の富岡市や藤岡市でまとめて買うことが多いです。車で1時間くらいなので慣れてしまえば問題ないかと。

教育委員会は仕事柄土日に出勤することもありますが、代休制度もあるししっかり休むことを推奨されているのでプライベートも確保できています。

 

小須田(尚)さん:人との距離が近いので、困った時助けてもらったりわからないこと聞ける環境はとても安心だと思います。Iターンの方が多いので移住のことも聞けるし、みんなで助け合える雰囲気があって外から来ても馴染みやすいんじゃないかなと。
 

村にはコンビニもないので、食事とかちょっとした買い物は都会に比べると不便というのはありますね。それでも都会にはない自然の多さや人との触れ合いがあるので、そういうものを大切にしながら何かやりたいという方にはとても向いているかと思います。

 

―本日はありがとうございました!

 

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