官公庁・自治体で働くならパブリックコネクト

求人を探す
官公庁の方
ログイン

会員登録

平戸市役所

 平戸市は、九州の西、長崎県の北西端に位置し、平戸島、生月島、大島、度島、高島の有人島及び九州本土北西部の沿岸部に位置する田平と周辺の多数の島々で構成されています。  古くから海外貿易が盛んに行われ、中国や朝鮮と深いつながりをもち、奈良、平安時代には遣唐使船の寄港地として、多くの若者が夢とロマンを胸に往来していました。また、1550年にはポルトガル船が入港して貿易がはじまり、これを契機に栄えて「西の都」と呼ばれ、オランダやイギリスなどヨーロッパの国々の船が行きかう国際貿易港となりました。  現在、平戸市では私たちの郷土に誇りをもち、「夢あふれる 未来のまち 平戸」を未来像として掲げ、市民の誰もがずっと住みたいと思えるまちづくりに挑んでいます。平戸市ではこのようなまちづくりに一緒に取り組んでくれる職員を募集しています。

設計事務所、大工、現場監督を経て。家族と過ごすために選んだ、平戸市の建築職という道

平戸市役所

2026/08/07

「私はそれの一点で、この仕事を選びました。家族に毎日会えるから」

 

そう穏やかに語るのは、平戸市役所建設部都市計画課で建築職として働く木場さん。設計事務所、大工、施工会社の現場監督と、一貫して建築の現場を歩んできた経歴の持ち主です。今は公共建築物の計画から設計、工事の管理、検査までを一手に担っています。

 

今回は、平戸市の建築職を目指す方に向けて、これまでのキャリアや日々の仕事、そして家族と過ごす時間のことまで、たっぷりとお話を伺いました。

 

 


 

設計事務所、大工、現場監督。建築一筋の先に選んだ「家族に毎日会える」仕事

ーまず、建築の道に進まれたきっかけから教えてください。

 

木場:父が建築関係の仕事をしていたので、小さい頃から休みの日に、大工さんが家を建てるときのお手伝いに連れて行ってもらったりしていたんです。中学生になって、実際に働いている人をそういう目で見たのが初めてで、「これはいい仕事なんだろうな」というイメージを持ったんです。それで長崎県内の工業高校の建築科に入って、勉強しました。

 

 

ー高校を出てからは、設計事務所、大工、現場監督と、建築の現場を歩まれたそうですね。

 

木場:最初は建築設計事務所に入りました。今では珍しい手書きの事務所で、新人のうちは図面を書かせてもらえず、ひたすらトレースをしたり、入札の書類を受け取りに伺ったり。先輩の図面を見て、触れて覚える世界でしたね。

 

ただ、やはり現場に携わりたい思いが強く、次は大工の親方のもとへ弟子入りしました。刃物の研ぎ方ひとつからしっかり教えていただいて。言葉は厳しいのですが、分からないことはきちんと教えてくださる。大工の仕事は本当に楽しかったですね。ものづくりが形になり始めるのは、やはり現場ですから。

 

その後は施工会社で10年ほど、公共施設を中心に現場監督を務めました。現場の最前線から、もっと広い視野で携われる立場になりたいと考えたためです。安全・品質・工程・原価・労務の五大管理を行い、求められた品質のものをつくり、納める仕事でした。

 

 

ーそこから、なぜ公務員の道を選ばれたのですか。

 

木場:現場監督は、仕事のある場所へ赴く働き方です。私も離島での勤務が多く、単身赴任のような形が続いていました。収入は得られるのですが、家族にはなかなか会えません。子どもの運動会にも入学式にも行けず、どうしても仕事を優先せざるを得ない場面が出てきます。

 

その点、公務員であれば一つの拠点で働き、毎日家に帰って家族に会うことができます。私は、その一点でこの仕事を選びました。

 

 

ー数ある自治体のなかで、平戸市を選ばれた理由は。

 

木場:受験したのは、平戸市だけなんです。たまたま建築職の募集があると伺いまして。もともと古い建物が好きで、平戸市は古い町並みの再現や景観の保全に、ほかと比べてもすごく力を入れているまちなんですよね。このまちづくりに一緒に携わりたいと思いました。

平戸市の古い町並み

学校から離島の診療所まで。計画から検査まで一気通貫で担う建築職

ー今の都市計画課では、どんな業務を担当されていますか。

 

木場:大きく3つあります。1つ目が公共建築物の計画。予算取りから設計、工事の監理、検査まで、このワンスパンを担うのが主な仕事です。2つ目が建築の法律相談。3つ目が空き家の対応です。ウェイトとしては、やっぱり建築物の設計関係がかなり大きいですね。

 

 

ー公共建築物というと、平戸市ではどんなものがあるのでしょう。

 

木場:一番多いのは小中学校です。あとは図書館を併設した公民館、市役所、公営住宅。離島の診療所や消防署、体育館に携わったこともあります。第三者がみんなで使うようなものは、ほぼすべて建築職が関わっています。

 

 

ー年間ではどれくらいの数を担当されるのですか。

 

木場:今年度でいけば、私は20件ほど担当しています。といっても20件すべてが工事ではなくて、10件くらいが「どんなものをつくろうか」という計画や予算取りの段階で、5件ほどが実際に設計して予算を取りにいくもの。残りの5件くらいが工事、というように、中身は年度で変わってきます。

 

規模もさまざまで、大きいものだと何億、何十億という単位になります。一方で、トイレの改修や雨漏りの補修みたいに、何十万円ほどのものもあります。今手がけている大きいものは、市営住宅の建て替えと、小中学校の設計ですね。

現場作業の様子

紙の上の計画が、現場で動き出す。今一番心に来ている市営住宅

ーこれまでで特に印象に残っている仕事はありますか。

 

木場:今まさに設計している市営住宅です。実は市営住宅は、私たち都市計画課が所管している公共施設なんです。だから今回は、ほかの課から依頼を受けて設計だけをするのではなく、「どこに建てるか」「何世帯にするか」「どんな人が入るか」「何LDKを何戸整備するか」という、本当のゼロからの計画にずっと関わってきました。もう4年目くらいになります。

 

しかも今年からは、現地での建て替えが始まりました。今ある建物を解体し、同じ場所へ新たに建てる計画で、ちょうど解体が動き出したところなんです。これまでずっと紙の上だけで進めていた計画が、現場で目に見える形になってきました。現場へ行くと、つい、じーっと見入ってしまいますね。「始まったな」と、今、とても感慨深く思っています。

 

 

ー建築職ならではの大変さもお聞きしたいです。

 

木場:やはり、期日をずらせないということですね。法律に従って予算を要求する関係で、「いつまでに建てなければならない」「いつまでに予算を要求しなければならない」という、絶対に外せないスケジュールが厳密に決まっています。そこは正直、民間にいたときよりも厳しいなと感じます。

 

 

ー仕事のうえで、大切にされていることはありますか。

 

木場:相手が必要としているものを、きちんと捉えることです。私たちは専門職ですので、相手の方は分からないからこそ「つくってほしい」と依頼されます。

 

ただ、コストを求めているのか、品質を求めているのか、あと何年使うつもりなのか、要件はそのときどきで違うんですね。相手が何を求めているのかをちゃんと理解してから進む。自己満足にならないよう、心がけております。

現場確認の様子

ドカッと休んで、よさこいへ。家族との時間を取り戻せた

ー職場の雰囲気はいかがですか。

 

木場:私たちの班は4人で、建築職が3名、事務職が1名です。風通しは非常にいいですね。上司が私たちの意見をしっかり聞いてくれる方なので、こちらもどんどん発言できますし、何かあればすぐ話し合えます。

 

いい意味で我慢しない空気感があるんです。それを否定する人もいないので、毎日、仕事に出てくるのが楽しみで来ています。

 

 

ー休みの取りやすさや残業については。

 

木場:休みはとても取りやすいです。「休みます」と言えば、いつでも「休んでください」と言ってもらえます。夏休みも5日付与されていて、「休まなきゃいけないぞ」と言われるくらいで、どう休もうかと考えながら過ごしています。

 

残業は、繁忙期にはありますね。一年のなかで密度の濃い時期が、だいたい3回。5〜6月の計画づくり、10〜11月の予算の積算、そして工事が重なる年度末です。年度末は、一日が48時間あればいいのにと思うくらい忙しくなります。ただ、その代わり、休むときはしっかり休む。そういうメリハリですね。

 

 

ー入庁されて、ご家族との時間は変わりましたか。

 

木場:家族と一緒に過ごす時間や、どこかに出かける時間が増えました。うちの子は中学生の女の子で、接し方が難しかったりもするんですけど(笑)。

 

こちらでは「よさこい」が盛んで、娘と妻が鳴子を鳴らしながら踊っているんです。お祭りがあれば家族で出かけ、私は裏方で送迎をしたり、マイクを持って煽り役をやったり。高知の本場の祭りにも行けましたし、家族旅行にもよく行っています。

 

家族との時間を大切にするために選んだ転職なので、今、最高ですね。

関わる人が桁違いに多い。「地方の市役所の公務員って、楽しい」

ー最後に、平戸市の建築職を目指す方へメッセージをお願いします。

 

木場:公務員の仕事は、本当に楽しいんですよ。一つのものをつくり、何かを成し遂げるために関わる人の数が桁違いに多い。調整は大変ですが、その分、達成感もとても大きいんです。

 

また、市役所には困っている方が目の前にいて、感謝も近いです。「ありがとう」と言っていただけますし、市民の生活に溶け込んでいるのを実感します。地方の市役所の公務員は楽しいと思いますので、人との関わりが好きな方は、ぜひお越しください!

職員の写真

ー本日はありがとうございました。

 

設計事務所、大工、現場監督。木場さんが歩んできた道は、どれも「現場でものが形になる瞬間」への興味でつながっていました。

 

家族に毎日会いたい——その素朴な動機で選んだ公務員という仕事のなかに、紙の上の計画が現場で動き出す手応えと、人との関わりの楽しさを見つけています。休みの日には、家族でよさこいの祭りへ。仕事もプライベートも「最高」と言い切る木場さんの表情は、清々しさに満ちていました。

 

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年6月取材)

職員インタビュー

この記事の官公庁・自治体

平戸市役所

 平戸市は、九州の西、長崎県の北西端に位置し、平戸島、生月島、大島、度島、高島の有人島及び九州本土北西部の沿岸部に位置する田平と周辺の多数の島々で構成されています。  古くから海外貿易が盛んに行われ、中国や朝鮮と深いつながりをもち、奈良、平安時代には遣唐使船の寄港地として、多くの若者が夢とロマンを胸に往来していました。また、1550年にはポルトガル船が入港して貿易がはじまり、これを契機に栄えて「西の都」と呼ばれ、オランダやイギリスなどヨーロッパの国々の船が行きかう国際貿易港となりました。  現在、平戸市では私たちの郷土に誇りをもち、「夢あふれる 未来のまち 平戸」を未来像として掲げ、市民の誰もがずっと住みたいと思えるまちづくりに挑んでいます。平戸市ではこのようなまちづくりに一緒に取り組んでくれる職員を募集しています。

官公庁・自治体をフォローして、 「新着求人の通知」 を受け取りましょう!

この記事が気に入ったらお気に入り登録しましょう!

ヘルプ

お問い合わせ

ご利用者様向け利用規約

プライバシーポリシー

運営会社

© PUBLIC CONNECT Inc. All rights reserved.