山田可菜子さん「地域づくりの支援」
地域協働課地域づくり協働班・平成30年度採用・事務職員・五島市出身
仕事について
五島市役所で働こうと思ったきっかけ
大学を卒業してすぐに五島市へUターンしました。このまま五島市で過ごすことになるのかなと考えたときに、せっかくならばいろんな事を経験したいと思い、五島市役所で働こうと思いました。
行政は短いスパンで異動があり、住民サービス提供、地域づくり、政策提案、観光など、様々な職種に携わることができる点がいいなと思いました。特に、物産関係の仕事は魅力的で、島外の方へ五島の魅力を伝えたり、島外で暮らす五島出身の方に故郷の懐かしさや親しみを感じてもらえるような仕事をしたいと考えていました。また、周囲から五島で就職するなら市役所がよいと勧められたこともきっかけの1つです。
現在の業務内容
現在は、「地域づくりに関わる業務」に携わっており、主に地域おこし協力隊の支援や新規隊員の採用、地域づくり関連の助成金の申請受付を担当しています。また、「庶務」と言って、課内の会計処理や文書の取りまとめなども行っています。
具体的な仕事の内容
具体的には、地域おこし協力隊では、採用事務、調査回答の依頼があった場合には、その回答をおこないます。助成金関係では、各種団体から要望のあった助成金申請をとりまとめて、申請をします。どちらの仕事も、住民と関わることはほとんどなく、関係する職員や関係機関、団体と調整し、進めています。
この仕事で大変なところ
仕事の幅が広く浅いため、ときどき混乱してしまいそうになることがあります。そのためなるべく、一つずつ集中して終わらせるようにしています。また、各業務で「こうしたらいいな」といった提案が浮かんだとしても、他の業務と並行して進めているとじっくり考えることができずに、形にすることができないという点は、今後の課題です。
この仕事を「やっててよかった」と思う瞬間
他の部署と調整しながら進める業務が多いので、職員間の関係性を築きやすいと感じています。私はまだ3年目の職員で知らないことばかりなので、多くの方に助けていただきながら仕事を進めています。今後、市役所で仕事をするうえでも、この関係性を大切にしていこうと思います。
遊び
オフタイムの過ごし方
趣味がランニングなので、休日は長めの距離を走ることが多いです。走って海や山へ行き、島の美しい風景を楽しみながら、心も体もリフレッシュする時間にしています。年に数回は島外のマラソン大会にも出かけます。
五島市での暮らしや五島市の魅力
五島には「何もない」「遊びがない」と思われがちですが、近年は移住者の増加により、以前と比べて多様な経験ができるようになっています。また、自然が豊かで日々の癒しとなることは言うまでもありません。
田舎によくある「近すぎる関係性」を気にされる方もいらっしゃいますが、私は気になったことがありません。これは地域によるかもしれませんが、案外のびのびと生活できるものだと感じています。
五島市職員を目指す方へのメッセージ
公務員ということで、大変なことが多い一方でとてもやりがいのある仕事だと思います。自分の工夫次第で、様々なことに挑戦できます。五島市の活性化や豊かな暮らしの実現に向けて一緒に頑張りましょう!
【参考】ある1日の仕事の流れ
8時:出勤
8時20分:メールとスケジュール確認
8時30分:事務作業や書類作成
12時:昼休み
13時:関係課との協議
15時:事務作業や書類作成
17時15分:退庁