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大村市役所

大村市です。

災害対応工事から日々の配管工事を行う女性土木技術職が活躍!〜長崎県大村市下水道工務課のライフワークバランス〜

大村市役所

2024/09/08

長崎県大村市の土木技術職として入庁した本石 祐佳(もといし ゆうか)さんに、日々のお仕事ぶりや大村市役所の環境について伺いました。

 

ーはじめに、入庁までのご経歴をお聞かせください。

 

本石:出身は大村市の隣の諫早市で、理工学部都市工学科を卒業後、平成31年(令和元年)に入庁しました。民間のコンサルやゼネコンに就職する同級生が多い中、私は自治体の専門職を目指しました。

ー民間への就職は考えましたか?

 

本石:土木業界は人手不足のため、ゼネコンは会社に入ってからがハードだと聞いていましたので、採用になった後の働き方に不安がありました。職場全体を見たときには、公務員は女性が多いので働きやすい環境かなと思いました。 

ー公務員の試験は複数受験したのですか?

 

本石:大村市や神奈川県、岡山県の自治体なども受けました。旅行が趣味で色々な所へ行くので、その中で景観もよく好きだったことが受けた理由です。

 

ーいくつか受験された中で、大村市に決めた理由を教えてください。

 

本石:大村市では面接が2回ありましたが、面接の雰囲気がとても良かったことが理由のひとつです。

 

また、大村市には空港もあり新幹線も通るということで、私の趣味である旅行がしやすいかなと思い、地元に近い大村市に決めました。

 

本石さんは職員の傍ら、2023年度に花のまち・大村市の魅力を県内外にPRする大村フラワー大使を務めています。

ー入庁されて、どのようなお仕事をされたのでしょうか?

 

本石:最初は、都市整備部の道路を管理する課に3年間所属していました。仕事としては、境界立会いや、市道の中へガス管、汚水管などを埋設する際の工事申請の受付チェックを行う道路占用業務を主に担当していました。

 

3年間の中で、大きな工事は3件ほどで、小規模な工事が多かったです。令和2年7月の豪雨の際は、道路課職員として朝から晩まで作業をしていました。

 

ーその際の災害対応は、実際どのような状況だったのでしょうか?

 

本石:その時は8月まで雨が降り続いていたので、住民の方から土砂が流れているなどの連絡があれば、直ぐに現場を確認しに行きました。軽作業であれば、自分たちで土砂上げをして対応もしました。

 

土砂崩れなどは自分たちでは対応が出来ない場合が多いので、緊急対応で業者に依頼をします。

 

ー現在の部署のお仕事について教えてください。

 

本石:令和4年から現在までは、下水道工務課の排水設備グループに所属しています。担当としては、汚水管を埋設する工事が主になります。

 

具体的には、田畑などを宅地に造成する時に、区割りや道路を入れて家を建てる開発の場合があります。その際、住民の方が汚水を流せるように、新しく汚水管を埋設したり、繋げたりする工事の発注を担当しています。

 

この業務は、1年間で10件ほどを取り扱っています。

 

ー現在の部署は何人いらっしゃるのでしょうか?

 

本石:下水道工務課全体で20名弱所属しており、3つのグループがあります。私が所属している排水設備グループの中で、グループリーダーが1名、私を含めて3人の職員と会計年度任用職員1名が在籍しており、それぞれが違う業務を担当しています。

 

人事異動もあるので、新しく来る人や出ていく人のバランスで、担当が変わる方もいれば変わらない方もいます。私も去年までは別の業務をしていました。

 

ー新しい業務はどのように習得していくのですか?

 

本石:実際に仕事をしながら教えてもらいつつ覚えています。今の業務は、去年まで先輩が担当しており、工事の経験も豊富でしたので、その職員に聞きながら学んでいます。

 

大学では座学が多く、測量の実施も1回位で道路工事の経験も殆どありませんでした。道路工事を担当している先輩のスケジュールを確認し、同行許可を取り、実際に現場を見せてもらうことで経験値を増やしてきました。

 

ー仕事をしていく中で入る前とのギャップはありましたか?

 

本石:入庁するまでは内勤が結構多いのではと思っていたのですが、こんなに現場に行くんだなというのが驚きでした。

 

設計するに当たっては測量も必要ですし、住民の方から電話があれば直ぐに現場に駆けつけます。担当業務にもよりますが、日中は外にいて、その後庁舎に戻り仕事をすることも多いです。

 

ー他に何かギャップはありましたか?

 

本石:大村市の土木技術職は、女性では私が1人目だったことです。私が受験した時は、土木の職種で女性がもう1人最終面接まで残っていましたし、諫早市にも女性はいると聞いていましたが、いざ入庁すると私が1人目でした。

 

とはいえ、私自身はやりづらさは全く無かったです。様々な部署に、同じ大学の先輩もいますし、元々の知り合いも在籍していて、一緒に仕事をすることもあります。そこで女性だからというのは全く関係なく、仕事のやりづらさを感じることも無いです。

ー仕事をしていての達成感や楽しいと思うことがありましたら、教えてください。

 

本石:皆さんが言うことですが、自分が設計したものが形として残るというところです。この道路は自分が設計したとか、自分の仕事が形として残るのはとても良いことだと思います。

 

現在の仕事でいえば、配管は土の中に埋まって見えないですが、誰かが絶対使っているものを残しているんだなという実感はあります。

 

ー大村市の土木技術職として働いていて良かったなと思うことは何でしょうか?

 

本石:ワークライフバランスの部分が大きいですね。道路課のときは状況によっては残業がありましたが、今の部署の担当している業務では残業が殆どなく、ほぼ定時で帰ることが多いです。土日の出勤もないので、とても落ち着いて働いています。

 

あとは、市内でずっと働けるという点は安定的で良いです。民間企業だと転勤もありますので。

 

また、職員同士の交流は盛んです。出身学校や同級生の集まりなどの仲の良いコミュニティが結構あり、色々な人と交流できます。それが仕事にも良い影響になっていると思います。

 

ー最後に大村市のよいところを教えてください。

 

本石:大村市のおおむら花まつりが、毎年3月から6月にかけて開催されます。3月4月が桜、5月6月が花菖蒲の見ごろで、その期間はたくさんの方がいらっしゃいます。夜はライトアップもされ、見応えがあるので是非1度見に来てください。

 

 

ー本日は、ありがとうございました。

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