「実は、最初は育児をしながら仕事を続けられるかとても不安だったんです。でも、育休から復帰してみたら仕事が意外なほど楽しくて!」
そう明るい笑顔で語るのは、加賀市役所 介護福祉課で働く入庁11年目の中道さん。 地元・加賀市出身の中道さんは、大学時代のインターンシップをきっかけに入庁。
これまで2度の産休・育休を取得し、現在は時短勤務を利用しながら、高齢者福祉の最前線で日々市民と向き合っています。
「続けられるか不安」に思っていた中道さんの心境を変化させたものとは?そして、入庁からの約10年間で劇的に変わったという、加賀市役所の「お休みの取りやすさ」とは。 今回は、就職活動を控える学生の皆さんに向けて、加賀市役所の魅力や求める人物像、そして地元で長く働き続けることのリアルについて、等身大の言葉でたっぷりとお話を伺いました。
インターンシップが繋いだ縁。漠然とした「地元就職」から加賀市役所へ
ー本日はよろしくお願いいたします。まずは、中道さんの自己紹介と、加賀市役所に入庁された経緯を教えてください。
中道:加賀市出身で、小中学校も地元の学校に通っていました。高校卒業後は金沢の大学に進学し、そこで「地域づくり」について学んでいました。 大学のカリキュラムの中に「自治体でのインターンシップ」があり、せっかくなら地元に行ってみようと思い加賀市役所のインターンに参加したんです。そこで職場の雰囲気に触れ、「やっぱりここ(加賀市役所)にしよう」と志望を固めました。
ー元々、公務員になりたいという強い思いがあったのでしょうか?
中道:正直なところ、最初は「絶対に加賀市役所で働きたい!」という強い思いがあったわけではないんです。ただ、漠然と地元で働きたいというイメージがあり、将来子どもを産んで長く働き続けるなら、公務員という職業が良いのかなと考えていました。
「不安に思っていた」が…復職して気づいた「大人と話す」楽しさ
ー入庁後はどのような部署を経験されてきましたか?
中道:最初は介護保険や高齢者福祉を担当する部署に配属されました。その後、産休・育休を挟んで、復帰時には障害福祉の担当へ。そして昨年度の4月からは再び介護福祉の業務に戻ってきました。名前や体制は少し変わりましたが、入庁以来ずっと「福祉」の分野に携わっています。
ー2度の産休・育休を取得されたとのことですが、期間はどれくらいでしたか?
中道:入庁5年目の終わりに1人目の産休・育休に入り、約2年間お休みをいただきました。その後、一度復帰したのですが、すぐにお腹に2人目がいる状態になり、また1年2ヶ月ほどお休みをいただいて、現在復帰して1年半が経ったところです。
ー復帰されてみて、働くことへのモチベーションに変化はありましたか?
中道:ものすごく変わりました!最初にも少しお話ししましたが、実は私、育児をしながら仕事を続けられるかとても不安に思っていたんです。でも、いざ復帰してみたら、意外なほど仕事が楽しくて!
ー何が中道さんの心境をそこまで変化させたのでしょうか?
中道:育休中って、日中は子供と1対1で、大人としっかり会話をする機会が夫くらいしかなかったりするんです。少し社会から取り残されているような感覚になることもありました。 でも仕事に復帰して、窓口でたくさんのお客さんとお話しすると、それがすごく良いリフレッシュになるんです。「ありがとう」と感謝されたり、少し褒めていただいたりすると、達成感もあって。良い気分のまま家に帰り、子供との時間もより大切にできるという、すごく良い循環が生まれています。子供たちに頑張って働いているママの姿を見てほしいという思いも原動力となっています。

大先輩への「敬意」と、時短勤務を支える「段取り力」
ー現在は介護福祉の部署で、具体的にどのようなお仕事をされているのですか?
中道:介護サービスを提供している民間の事業者さんからの請求の確認や、支払い業務などを行っています。コツコツとした作業も多いですが、事業者さんから「この法律はどう解釈すればいいですか?」といった専門的な問い合わせを受けたり、窓口にいらっしゃった市民の方の対応をしたりもします。
ー窓口対応において、中道さんが特に意識されていることはありますか?
中道:相手への「敬意」を絶対に忘れないことです。福祉の窓口には多様な背景をお持ちの方がいらっしゃいます。どなたに対しても、丁寧な言葉遣いで接するよう心がけています。また、窓口に来られる方や周りの職員からも気軽に話しかけてもらえるよう、常に笑顔でいることを意識しています。

ー現在は時短勤務(朝30分、夕方1時間短縮)で働かれているそうですが、限られた時間の中で効率よく業務を進めるために工夫していることはありますか?
中道:とにかく「段取りが命」です。「あ、あれ忘れてた!」ということができるだけないよう、スケジュールとタスクの事前管理を徹底しています。 また、子供の急な体調不良などで突然お休みをいただかなければならないことも多々あります。そうした時に、他の職員にすぐ業務をお願いできるよう、日頃から情報を整理し、引き継ぎの準備をしておくことは、復帰してからより一層強く意識するようになりました。まだまだ未熟なところも多く、試行錯誤の日々ですが、他の職員に助けていただくからには、普段から工夫して仕事をしないといけないと感じていますし、私も時間内にできる限り他の職員の助けとなれるよう努めています。
「休みます」に勇気は不要。10年で劇的に変わった職場環境
ー加賀市役所の「お休みの取りやすさ」や職場環境について教えてください。
中道:本当に、柔軟に休める環境です!
私が10年前に入庁した頃は「若手なのに休んでいいのかな」と、休暇の申請を出すのに少し勇気を出していました。でも、ここ数年で社会の空気感も、市役所の環境も劇的に良くなったように感じます。
ーそれは素晴らしい変化ですね。
中道:はい。職員同士でコミュニケーションをとり、互いに気遣いながら休みやすい環境をみんなで作っています。急な子供の用事だけでなく、自分自身のリフレッシュのための有給休暇もしっかりと取れています。
会話を楽しめる人、募集中!!
ー最後に、これから加賀市役所の受験を検討している皆さんへメッセージをお願いします。
中道:加賀市役所は、公務員の常識にとらわれず、職員一人ひとりの意見が尊重される職場だと思っているので、与えられた業務をただこなせば良いという気持ちではなく、自分の目標をもってそれに向かって挑戦していってほしいです。
中道:そして、日々大切だと感じるのは「コミュニケーション能力」です。市役所の仕事は黙々とデスクに向かっているだけではなく、市民の方や関係機関と「話す」機会が想像以上にたくさんあります。私も普段から、市民の目線に立って考え、分かりやすく伝えることを意識しています。
会話を楽しみながら、前向きに仕事に取り組める方と一緒に働ける日を楽しみにしています!



