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加茂市役所

加茂市は、新潟県内の小さな小さな地方都市です。都市として括るのも憚られるまちです。 それでも「北越の小京都」と呼ばれ、それなりの歴史があり、それなりの文化があるまちです。 私たちはそんなまちの行政集団です。 加茂市役所には、このまちをもっと魅力的にしよう、暮らしやすくしようと心がけている人間がたくさん集まっています。

俺が加茂市を盛り上げる!!~加茂市役所で働く若手職員の挑戦~

加茂市役所

2025/02/10

新潟県加茂市役所で行政事務職として働く市川さんのインタビュー記事です。農業高校、新潟大学農学部を卒業後、一度は民間企業への就職も考えましたが、地元・加茂市への熱い想いと、人と関わる仕事がしたいという気持ちから市役所への入庁を決めたとのこと。

持ち前のポジティブさとコミュニケーション能力を武器に、若手職員ながら様々なプロジェクトに挑戦する市川さんの等身大の働き方をご紹介します。


―まずは簡単な経歴を教えていただけますか?

 

市川:出身は新潟県加茂市です。小学校から高校まで加茂で育ちました。加茂っ子です!

高校は加茂農林高校に進学し、野菜の生産技術と販売方法について学びました。

中学3年生のとき、「のうりん」という農業高校を舞台にしたアニメを観たことが農業高校志望のきっかけです。

「農業高校はアニメのような楽しい高校生活を送れるんだ!」と思い込み、入学を決めました。

我ながら単純すぎますね(笑)

でも、農業高校ならではの農業実習や農産物販売が自分の性に合っており、アニメで見た以上に農業について楽しみながら学ぶことができた高校生活でした。

 

その後、新潟大学農学部に進学したのですが、大学に入れたことに浮かれて遊びまくり(笑)

完全に人生の夏休みを満喫してしまいましたね。

専攻は動物で、乳牛の飼料と熱耐性の関係性について研究してました。

「あれ、大学も野菜専攻じゃないの?」という声が聞こえてきますね。

実は、人生の夏休みを満喫しすぎた結果、野菜を学ぶコースに入れませんでした・・・大学生の皆さん、在学中は楽しみながらも勉強はちゃんとした方が良いですよ!!

しかし全国各地から集まった推薦入学の仲間たち、同級生、先輩、後輩など本当に多くの人に助けられ、コロナ禍でも無事に卒業することができました。

「大切な人達との繋がりを作れたこと」が大学に行って良かったと思う一番のことですね。

大学卒業後、令和4年度に加茂市役所に入庁しました。

―高校から大学まで農業を学ばれたとのことですが、就農といった選択肢は考えなかったのですか?

 

市川: 7年間農業や酪農を学ぶ中で農産物販売などを通じてサービス業にも興味を持ちました。

また、大学時代にバーや居酒屋など、接客のアルバイトをするうちにサービスの面白さや奥深さを知り、「あれ、もしかして生産業よりサービス業の方が自分は向いているんじゃないか・・・」と考えるようになりました。

あんまり大きな声で言えないんですけど、フリーターかっていうくらい出勤して、仕事終わりに常連さん達と飲んだくれてましたね~。今となっては良い思い出です(笑)

そんな経験もあって、大学卒業後はより上質なサービス技術を身に着けて人と関わりたいと思い、就職活動はそれが叶うホテル業界を中心に行っていましたが、同じタイミングで加茂市役所からも内定をいただきました。

県外に出るか地元に残るか悩んだ末、地元で行政サービスに携わることで自分のやりたいことを叶えようと考え、入庁を決断しました。

 

―加茂市役所を選んだ理由はやはり地元だからですか?

 

市川:やっぱり地元愛ですね。

加茂市は人口減少や公共施設の老朽化など、様々な課題を抱えています。

そういった現状を見ていながら、このまま生まれ育った加茂市に対して何もできずに市外に出て行って良いのか・・・。

そう自問自答したとき、

「それで良い訳ないだろ!お前が加茂市を盛り上げろ!」

心の中のリトル市川がそう言ったんです・・・。

「そうだよな・・・。まずは俺にできることで加茂市を盛り上げよう!!」

・・・と、ある意味勢い任せなところもありますが(笑)

加茂市の問題解決をするためにはまず現状を良く知る必要がある。そのためには加茂市役所で働くのが一番近道だと考えました。

 

―現在はどのようなお仕事をされているのですか?

 

市川:教育委員会事務局の庶務課に所属しています。

今年で3年目になります。

庶務課は教育委員会の総務課のような課で、教育委員会全体の様々な業務に携わっています。

特に最近は、市立小中学校の統廃合に向けたプロジェクトが大きな仕事の一つです。

今後の統廃合の指針となる「加茂市立小中学校適正化方針」は、令和4年度から検討委員会、市民アンケート、パブリックコメント、方針案の市民説明会を経て令和6年度に策定しました。

市民のご意見を聞きながら政策を立ち上げていく過程に関わることができ、今後の政策立案や業務を進めていく上で非常に勉強になりました!

他にもスクールバスを運営しており、学校の予定をもとに毎月バスの時刻表を作成しているほか、トラブル等が発生したら落ち着いて迅速に対応します。

安心安全なスクールバス運営のため、日々学校やバス運転手とコミュニケーションを取りながら仕事をしています!

 

庶務課の仕事をする上で、学校の先生、用務員、スクールバス運転手や業者など関わる方が多いので、今まで培ったコミュニケーション能力が活かされています。

大学時代の飲んだくれ生活にも学びはあったようですね(笑)

―これまでで特に印象に残っている業務はありますか?

 

市川:私の母校でもある石川小学校の耐震改修工事です。

5~6億円規模の大きなプロジェクトでした。

私は耐震改修工事を行う本校舎から仮設校舎への引っ越し業務の発注と調整を担当したのですが、これが本当に大変でしたね。

前例がない規模の引っ越し業務だったので、業者さんや学校の先生方と何度も話し合いを重ね、試行錯誤しながら進めていきました。

上司からは「とにかく現場に行くことが大切だ!」と言われていたので、日々現場に通い関係者との信頼関係を築くことを心がけました。

 

関係者間の段取りを済ませ、引っ越し当日も現場に向かい、無事に引っ越しが完了したのを見届けたとき、「なんとかやりきった!」という安心感と達成感がありましたね。

 

―市役所で働くやりがいや魅力はどんな時に感じますか?

 

市川:私の場合は、自分が携わった仕事が目に見える成果として現れた時にやりがいを感じます。

例えば、修繕を発注して業者さんに施工してもらい、学校の施設がキレイになって、子どもたちが快適に過ごしている姿を見ると嬉しくなりますね。

学校に行ったときに子供たちが話しかけてくれると元気をもらえます!

 

また、様々なことにチャレンジさせてもらえる加茂市役所の環境も魅力に感じています。

庶務課の仕事以外にも、農林課のサポーターとして農業者との座談会運営をお手伝いしたり、市の広報活動で先輩と「BSよしもと」に出演して漫才や歌を披露したり…(笑)

やりたい!と積極的に手を挙げれば、入庁年数に関係なく自分のスキルアップや経験に繋がる機会が加茂市役所にはたくさんあります。

―公務員になってみて、それまでに持っていたイメージとのギャップはありましたか?

 

市川:入庁する前は漠然と「公務員=安定・真面目・お堅い」というイメージでした。

仕事もトップダウンで一方通行なのかな、と思っていたのですが、実際は全然違いましたね。

3年目の私でも様々なプロジェクトに関われていることから、今の加茂市役所は大きな転換期を迎えていると感じます!

若手職員でも積極的に意見やアイデアを提案できる風通しの良い職場です。

財政健全化や持続的な事業運営のために、職員全員に民間企業のようなチャレンジ精神も求められます。

入庁してみて加茂市には良い意味でギャップがありました。

「加茂市=安定・真面目・面白い・働きやすい・挑戦・成長」ですね!

 

―市役所で働く上で活かせるスキルはどんなものだと思いますか?

 

市川:何よりも「コミュニケーション能力」が大切だと思います!!

学生のうちに接客業のアルバイトをしておくと良いかもしれません!(笑)

市役所では、市民の方々はもちろん、他の課の職員、業者の方など、多種多様な人達と関わります。

相手の立場で物事を考え、より良いコミュニケーションを取ろうとする姿勢は必須です!

 

あとは、どんな仕事にも前向きに取り組めるポジティブさも大事ですね!

私の頼み事・誘い事への返事は「はい!」か「Yes!」か「喜んで!」の3択です(笑)

全ての物事が自分の経験となり、成長する糧になると信じています。

 

―市川さんのようなポジティブさは確かに大切かもしれないですね(笑)そんな市川さんも、入庁してから苦労したことなどはありますか?

 

市川:市役所職員になると同時に新社会人になるわけなので、社会人としてのマナーや礼儀をどう身に付けたら良いのかイメージできず苦労しました。

4月1日から学生ではなく社会人として振舞うことが求められるため、切り替えが難しいですよね。

入庁前の期間に「敬語の使い方」や「新社会人が覚えるべき〇〇!」みたいな本を読んで、コミュニケーションに粗相が無いよう準備していました。

また、デスクワーク中心の業務に慣れるのにも苦労しました。

1日デスクに座っている姿勢を保つのがしんどかったです・・・。

終業後、背中の筋肉が爆発するかと思ったので、入庁して1ヵ月くらいは週3回ほど市内の温泉に行って筋肉爆弾を解除してましたね(笑)。

パソコン自体も得意ではなかったので、最初はofficeやWindowsなどのシステム操作も苦労しました。

現在もeラーニングなどで少しずつ勉強して、日々の業務を効率化するにはどうしたら良いか、考えながら働いています!

―市川さんから見た、加茂市役所の雰囲気や特徴を教えてください。

 

優しく、個性的で面白い方が多いと思います! !

特に私は地元ということもあり、家族の知り合いが働いていたりするので、庶務課以外の方からも声をかけてもらったり、気にかけていただきました。

休日にBBQしたり飲み会したり、コロナで自粛していたイベントも復活してきて、若手職員を中心に良い雰囲気だと思います!

 

大手ゼネコンから転職されて加茂市に入庁した方で、すごい仲の良い先輩がいるんですが、ゼネコン時代の武勇伝がいつ聞いても面白くて(笑)

民間を経験された先輩方の様々なキャリアを聞かせてもらうことも勉強になりますね。公務員と民間企業の違いや社会人としての振る舞い方なども教えていただきました。

ちなみにその方の記事も加茂市のページに上がってますので、ぜひそちらも見てみてください!

瀬山さん、PRしておきましたよー!(笑)

 

また、ワークライフバランスが取りやすいと思います!

賃金と自由時間のバランスが良いというか。

加茂市は夏季休暇制度など福利厚生も充実しているため、有給休暇を取って長期旅行に行くこともできます。

今年私は北海道と福岡に行きました!どちらもお酒漬けの旅でしたが(笑)

休暇を活用して自分の好きなことをとことんできるのも公務員の特権だと思います!

―今後の目標や将来のビジョンはありますか?

 

市川:「加茂市をもっと盛り上げたい!!」というのが一番の目標です。

今後さらなる加茂市の発展を目指して、市職員として、そして市民として、街を盛り上げていきたいと思っています。

最近では加茂青年会議所にも所属し、市役所以外の方々や地域の方々とも繋がることができました。

引き続き市役所内の業務だけに限らず、外のチャンスにも目を向けて、楽しそうなこと、まだやったことがないことに積極的にチャレンジしていきたいと思っています!

市川、加茂市のために精一杯頑張るので応援してください!!

 

―最後に、求職者の方々へメッセージをお願いします!

 

市川:加茂市は自然豊かで、ほっと落ち着くような雰囲気を持ったとても良い街です!

加茂駅の近くには商店街や加茂山、加茂川といった観光スポットもあります。

加茂市は「北越の小京都」とも呼ばれていて、京都と縁があるんですよ!

景観が似ていたり、歴史的な繋がりがあったり、伝統的な産業や芸能があったりと、和の雰囲気があるので歩くだけで風情を感じることができます。

加茂に来たことが無い人は是非一度遊びに来てください!

市川に連絡いただければご案内します(笑)

 

そして加茂市を好きになっていただき、加茂市のために働いてみたい!と少しでも思っていただけたら、ぜひ加茂市役所を受験してみてほしいです!

皆さんの入庁を心よりお待ちしております!

一緒に加茂市を盛り上げましょう!!

 

ー本日はありがとうございました

職員インタビュー

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