インターンシップに参加する前は、市役所の業務は窓口対応が中心だというイメージを持っていました。しかし、この4日間の体験を通して、想像していた以上に電話対応が多いことや、業務が多岐にわたることを知りました。
行政と環境保全の取り組みを知る
インターンシップの初日、午前中は総務課人事係から加茂市の概要や市役所の業務、働き方について詳しく教えていただきました。
少子高齢化の影響で築30年以上の建物が増加している現状や、中学校の統廃合が進められていることを初めて知り、建物の維持の難しさや少子高齢化が影響していることを実感しました。
午後は環境課で、加茂市と田上町が連携して行っている清掃センターの業務について説明を受け、見学をしました。不用品をそのまま捨てずにリユースすることでごみの減量化を図る「カモフリマ」という事業が行われていることを知り、地球に優しい事業について理解を深めました。

河川の安全とリユース事業の企画を体験
2日目の午前は、環境課の方と一緒に河川・水路の水質検査の補助と、浄化センターの見学および検査を行いました。前日の大雨の影響で川の流れが速く、改めて川の怖さを感じました。浄化センターで水のpHや汚れを検査することの大切さも学びました。

午後からは「カモフリマ」の新しい企画立案とチラシ作成に取り組みました。企画を考える際には、ターゲットを絞り、ニーズに合った内容を多角的に考えることの難しさを感じました。
子どもの成長をサポートする仕事
3日目の午前は、こども未来課の方から課の概要説明と作業補助を行いました。妊娠中から子どもが大人になるまでの子育てサポートや、様々な育児の悩みを抱えた方の相談窓口になっていることが分かりました。
家庭内の悩みを抱える方への対応では、学校や他の課と連携し、迅速に解決に導いている姿がとても印象的でした。
午後からは2歳児の健診補助に入り、保護者に寄り添った対応や相談事を引き出す会話力が必要だと体感しました。


4日間のインターンシップを振り返って
最終日となる4日目は、この4日間を振り返りながらこちらのウェブ記事を作成しました。

インターンシップに参加する前は緊張していましたが、加茂市役所の皆さんはとても優しく、気にかけてくださいました。この貴重な機会を提供してくださり、本当にありがとうございました。
