「女性特有の悩みについて理解を深め、誰もが働きやすい職場環境を整えること」を目的として、1月28日(火)に管理職や係長級職員を対象とした生理痛体験研修会を行いました。
研修といっても、講義型の研修ではなく、大阪ヒートクール社の製品サービスである生理痛VR体験デバイス「ピリオノイド」を使用した疑似体験型の研修です。また、今回のこの研修は、経済産業省による令和6年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」の採択事業として実施しています。
研修の冒頭は、生理や生理用品等について学び、いざ、生理痛体験へ。

男性職員の中には痛みに耐えられず、「この状態では仕事に集中できない」「横になりたい」などの意見が聞かれ、女性職員の中では「痛みはこんなものじゃないよ!!」と言っていた職員もおり、痛みの感じ方は人それぞれであって女性特有の悩みについても身を持って理解出来てきました。

また、体験研修に併せて、「痛みカード」と「対策カード」を使用したワークショップを行いました。
一人ひとりが「痛みカード」と「対策カード」をランダムで1枚ずつ所持し、その「痛み(例:生理痛や頭痛)」に対する「対策カード」に記載された事項(例:時間や空間)により行えると思われるアイデアを実際に働く場面を想定し考え、グループで話し合い、共有しました。
今後、職員一人ひとりが、同僚や部下等の抱えている悩みや問題に”気づき”、”共有し”、”理解する”、そんな職員間での気遣いや優しさのある職場環境をつくり、職員が働きやすい職場を目指していろいろな取り組みを行っていきたいと思います。