軽井沢町では、事業を進める際に「物語」を作成しています。「物語」とは、事業の現状や課題、目指す将来像、そしてその将来像に至るまでの道筋を整理したものです。
今回は、職員一人ひとりが日々の業務に目的意識を持ち、やりがいを感じながら働けるようにすることを目的として、7 月 29 日(火)・30 日(水)に全職員を対象とした「物語作成ワークショップ」を開催しました。

まずは、事業計画策定を担当する総合政策課から「なぜ物語を作るのか」、「事業が始まるまでの流れ」について説明。その後はテーブルごとに分かれ、所属や職位を越えて、
「役場職員としての仕事の価値は?」
「今の部署としての仕事の価値は?」
「今の部署で成し遂げたいことは?」
といったテーマで意見を交換しました。

普段関わることの少ない他部署の考えを知ったり、お互いに共感したりと、どのグループもとても活発に盛り上がりました。
最後には、一人ひとりが自分の業務に対する「物語」を作成して発表。
「自分の仕事を見つめ直す良い機会になった」
「他課の取り組みを知れて勉強になった」
「物語を作る意義が理解できた」
といった感想が多く聞かれました。

このような研修を通じて、職員は自分の仕事を“自分事”として考えるきっかけを得られ、結果として、町の事業を住民の皆さんによりわかりやすく伝えられるようになります。
軽井沢町では、全員で協力しながら事業計画を立て、成長し合える環境づくりに取り組んでいます。