保健師の仕事、と聞いて思い浮かべるのは「健診」でしょうか。でも、それはほんの一部。
生まれたばかりの赤ちゃんの成長を見守り、お母さんの不安に寄り添い、地域のサロンで健康のお話をして、人生の先輩である高齢者の相談にのる——。最上町の保健師は、人の一生に、まるごと伴走します。新卒で地元・最上町に戻り、保健師として働く上嶋さんに、この仕事のリアルを聞きました。
最上町 健康福祉課 健康づくり推進室 上嶋さん 保健師 | |
職種 保健師 | 入庁 新卒で最上町へ |
経歴 県外の大学を卒業し、地元エリアへ | 主な担当 母子保健など |
- 町外の大学から、地元へ戻るという選択
- 保健師の仕事は、「検診」だけじゃない
- 赤ちゃんから高齢者まで。だからこそ、難しくて、面白い
- 一人で抱え込まない。「プリセプター制」という支え
- 保健師の、ある1日
- 働き方と、最上町での暮らし
- 「住んだことのない町」で働く、あなたへ
県外の大学から、地元へ戻るという選択
上嶋さんは、新卒でそのまま最上町に入庁した保健師です。県外にある大学で学び、卒業後はふたたび地元エリアへ。「町にゆかりのある人が、戻って働く」——最上町の採用では、こうしたUターンの道を歩む職員が少なくありません。
都会の大きな病院や保健所ではなく、生まれ育った地域の近くで、住民一人ひとりと顔の見える関係を築きながら働く。上嶋さん自身が、その選択を体現する一人です。
「知らない土地」ではなく、
「帰る場所」で働くという安心。

保健師の仕事は、「検診」だけじゃない
最上町の保健師は、健康福祉課(約21名)のなかの2つの部署に分かれて活躍しています。配属によって関わる住民の年代も、仕事の中身も変わります。
健康づくり推進室
主に 0歳〜未就学児・地域の皆さん
各種検診の運営
赤ちゃんとお母さんを支える母子保健
予防接種に関する業務
担当地区のサロンでの健康講話(依頼に応じて)
健康増進事業
精神保健事業
感染症に関する事業
地域包括支援室
主に 高齢者の皆さん
地域包括支援センターの役割を担う
高齢者の相談支援
介護予防の取り組み
住民が安心して暮らし続けるための地域づくり
※保健師は町全体で6名ほど(健康づくり推進室に4名、地域包括支援室に2名)。将来的に部署をまたいで経験を積む道もあり、保健師としての視野を一生かけて広げていけます。
赤ちゃんから高齢者まで。だからこそ、難しくて、面白い
大きな組織なら、担当する年代や分野が細かく分かれていることも珍しくありません。けれど、最上町のような小さな町の保健師は、生まれてから人生の最後まで、はば広い年齢層の住民と向き合います。
これは、やりがいであると同時に、難しさでもあります。0歳の赤ちゃんへの関わり方と、80代の方への関わり方は、まったく違うからです。とくに住民からの相談対応は、知識だけでなく経験がものを言う場面も多く、はじめは戸惑うこともあります。
一人の人生に、まるごと伴走できる。
それが、町の保健師のいちばんの魅力。
でも裏を返せば、保健師として「これほど幅広い力が身につく現場はない」とも言えます。一つの分野に閉じこもらず、住民の暮らし全体を見られるようになる——最上町は、専門職としてまるごと成長できる場所です。
一人で抱え込まない。「プリセプター制」という支え
「幅広く対応する」と聞くと、「新人のうちから一人で背負わされるのでは?」と不安になるかもしれません。最上町には、その心配を和らげる仕組みがあります。
それがプリセプター制。新しく入った保健師に対して、先輩保健師が指導役として付き、日々の業務を伴走しながら教えていく制度です。分からないことをすぐに聞ける先輩が、すぐ隣にいる。少人数のチームだからこそ、一人ひとりに目が届きます。
少人数だからこそ、新人を放っておかない。先輩との距離が近く、相談しやすい環境です。
※保健師6名という規模は、裏を返せば「全員の顔と名前が分かる」距離感。チームで支え合いながら、一人ひとりが着実に力をつけていけます。
保健師の、ある1日
では、最上町の保健師はどんな1日を過ごしているのでしょうか。担当業務をもとにした、ある一日の流れをご紹介します。
| 🩺 保健師のある1日 / ※担当業務をもとにした代表的な一例です | |
| 🚗 〜8:30 | 出勤・始業。最上町では通勤に車を使う職員がほとんど。朝はその日の健診や訪問の段取りを確認するところから。 |
| 👶 午前 | 地区のサロンで健康講話や、住民からの相談対応。事業の計画づくりや記録などの事務作業もこの時間に。 |
| 🍱 12:00 | お昼休み。職場の仲間とひと息。 |
| 🗣️ 午後 | 乳幼児健診や予防接種、母子保健の業務。赤ちゃんの成長を確認し、お母さんの育児の不安に耳をかたむける。地区への家庭訪問に出ることも。 |
| 🏠 17:15 | 終業。残業や休日出勤は少なめ。仕事のあとの時間や、家族との時間を大切にできる。 |
※検診やイベントのある日、ない日で1日の流れは変わります。上の例は、保健師の主な業務(検診・母子保健・予防接種・サロン講話・相談対応)をもとにした代表的なイメージです。
21名 健康福祉課の体制 | 6名 町で働く保健師 |
プリセプター制 新人を先輩が伴走 | 少なめ 残業・休日出勤 |

働き方と、最上町での暮らし
保健師の仕事は、住民の健康を守る責任ある仕事。それでも最上町では、残業や休日出勤が少なく、ワークライフバランスを保ちながら長く働き続けられます。腰を据えて、専門職としてのキャリアを育てていける環境です。
暮らしの面では、車があれば移動はとても快適。新庄市までは車で30〜40分ほどで、買い物やお出かけにも困りません。そして何より、最上町は自然と人の温かさにあふれた町です。
🏔 上嶋さんが暮らす、最上町ってどんな町?
山形県の北東部、秋田・宮城に接する自然ゆたかな町。四季の移ろいが美しく、人と人との距離が近い、あたたかな地域です。
温泉のある暮らし:町内3か所に温泉。なかでも赤倉温泉は東北随一の湯量を誇る、開湯1100年余りの“あったまりの湯”。仕事帰りや休日に、ほっとひと息。
子育てしやすい環境:自然のなかでのびのび子育て。母子保健に携わる町は、子育てを支える仕組みづくりにも力を入れています。
移住・定住の支援:若い世帯の定住を後押しする「若者定住環境モデルタウン」として、モデル住宅や定住促進住宅も整備。住まい探しの選択肢があります。
通いやすさ:新庄市まで車で30〜40分。休日は山形市や仙台まで足をのばす職員も。
「住んだことのない町」で働く、あなたへ

「最上町に住んだことがない」「土地勘がない」——応募をためらう一番の理由は、きっとそこにあると思います。でも、思い出してください。上嶋さんも、新人保健師の誰もが、最初はこの町の“新しい一員”でした。
少人数で、先輩との距離が近く、プリセプター制でしっかり育ててもらえる。赤ちゃんから高齢者まで、一人の人生にまるごと寄り添える。残業は少なく、温泉と自然に囲まれて暮らせる。最上町の保健師という仕事には、大きな町では得がたい“濃さ”と“温かさ”があります。
▎保健師の選考は、シンプル。負担を軽く。
STEP 1
随時募集※に応募(例年5月〜)
↓
STEP 2
月末締切
↓
STEP 3
面接+作文(翌月10日前後/1回で完結)
↓
STEP 4
結果のご連絡
※令和8年度内採用の随時募集選考は「面接+作文」を1回行うだけ。何度も足を運ぶ負担がありません。
令和9年4月1日採用枠は、令和8年7月のみ募集を受け付けております。(教養試験及び適性検査有)
時期・詳細は最新の募集要項をご確認ください。




