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森町役場

静岡県森町(もりまち)は、静岡県の西部に位置し、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市、島田市に接しています。 人口は17,000人ほどの小さな町です。 「遠州の小京都」、「三木の里」、「PASのふるさと森町」などの呼ばれ方をされています。 新東名高速道路のインターチェンジが2か所あり、自動車でのアクセス性が高い町です。 公共交通機関は、天竜浜名湖鉄道とバス路線(秋葉バスサービス、町営バス)が通っています。

看護師としての原点回帰!~地域医療で人生を支える、公立森町病院の魅力とは?~

森町役場

2025/01/24

静岡県公立森町病院で看護師として働く松山さんのインタビュー記事です。

何より職場環境の良さで公立森町病院への就職を決めたという松山さんに、働く環境や子育てと仕事の両立、そして公立森町病院ならではの経験についてお話しいただきました。

急性期から在宅支援まで幅広く経験でき、患者さんの笑顔を支える喜びが実感できる、そんな魅力あふれる環境で成長したい方に是非読んでいただきたい内容です!


―まずは簡単に自己紹介をお願いします。

 

松山:出身は愛知県で、衛生看護科のある高校で准看護師の資格を取得し、その後静岡の看護専門学校で正看護師の資格を取得しました。学校卒業後は新卒で公立森町病院に就職しました。子育てのため一度退職し、別の病院で10年ほど勤務した後、再び公立森町病院に戻ってきました。

―高校で既に看護のことを学んでいたのですね?看護師を目指したきっかけは何だったのでしょうか?

 

松山:中学生の頃、祖父の死を経験したことがきっかけです。看護師さんが亡くなった祖父の顔や身なりをきれいに整えてくださっている姿を見て、人の最期に寄り添う看護師という仕事に魅力を感じました。

また、単純かもしれませんが、当時流行っていた医療ドラマの影響も大きかったです。ドラマの中で活躍している看護師の姿を見て憧れたのを覚えています。

 

―出身は愛知とのことですが、なぜ働く場所として公立森町病院を選んだのでしょうか?

 

松山:学生時代に公立森町病院で実習をしたことが大きいです。職場の雰囲気がとても良く、ここで働きたいと強く思いました。他の病院の実習では、看護師さんが少し怖いと感じるところもあったのですが、公立森町病院は違いました。アットホームな雰囲気で、すぐに馴染むことができたんです。

 

―公立森町病院での主な業務内容について教えてください。

 

松山:現在は地域包括ケア病棟で老年看護が中心です。寝たきりや日常生活に介助が必要な患者さんから、自宅退院を目指す患者さんまで、様々な方がいらっしゃいます。患者さんの状態に合わせて、日常生活の支援や自立支援に向けた看護を行っています。

 

また、ご家族への介護指導や、退院後の生活を見据えた支援も行っています。急性期治療を終えた患者さんが、次の生活の場で困らないようにサポートするのも私たちの役割です。経過が良くない場合には、患者さんの最期のお看取りをすることもあります。

 

以前は外科整形、内科、回復期病棟など、様々な病棟を経験しました。急性期から在宅支援まで、幅広い経験を積むことができたのは、当院ならではだと思います。

 

 

―これまでの経験の中で、特に印象に残っている業務やエピソードはありますか?

 

松山:特定の患者さんに限定するものではないのですが、この患者さんは自宅で最期を迎えるのは難しいのではと感じる方でも、訪問診療チームのスタッフに「大丈夫!あとは任せて!お家に帰してあげよう!」と言ってもらえ、数日後にお看取りをした医師や訪問看護師から、とても穏やかな顔で最期を迎えられたことや最期に愛犬が足元に居たことを聞いた時は嬉しかったですね。訪問看護や訪問診療と連携して、患者さんの退院後の生活をサポートできる体制が整っているのは、当院の大きな強みだと感じています。退院された患者さんが、自宅で元気に過ごしているという話を訪問看護師から聞くたびに、この仕事をしていて良かったと心から思います。患者さんの人生に寄り添い、地域全体で支えているということが実感できる瞬間ですね。

 

 

―松山さんが、看護師として働くやりがいや魅力を感じるのはどのようなときですか?

 

松山:「お家に帰りたい」と毎日言っていた患者さんが、笑顔で家族と一緒に退院していく姿を見ると、やりがいを感じます。先程の話にもつながりますが、退院後も患者さんの生活を支えられていると実感できることが、大きなやりがいに繋がっています。

 

―では逆に、働く中で大変だと感じることはありますか?

 

松山:学生時代の実習では、1人の患者さんとじっくり向き合う時間がありましたが、現場では1日に10人、夜勤ではそれ以上の患者さんを担当します。どうしても1人ひとりの患者さんと向き合う時間が限られてしまうので、患者さんの訴えや不安を十分に聞いてあげられないもどかしさを感じることがあります。

また、認知症の患者さんも増えているので、目が離せない方と治療が必要な方のバランスを取ることが難しく、大変だと感じることもあります。

 

 

―夜間勤務等、変則的な働き方になるかと思いますが、子育てと仕事の両立についてはいかがですか?

 

松山:向き不向きもあるかとは思いますが、私は子育てと両立をした働き方ができていると思っています。

体力次第ではあるものの、夜勤明けの時間などを利用して子どもの行事に参加することも可能ですし、子どもの寝ている時間帯に働くことができるので、日中子どもと過ごす時間も増え、結果的に子育てとの両立がしやすくなっていると感じています。

 

また、当院は子育て世代が多く、時短勤務や休暇制度なども整備されているため、子育てと両立しやすい環境だと思います。子供の急な発熱などで早退しなければならない時なども、周りのスタッフが快くサポートしてくれるので、とても助かっています。

子育てに関しては、家族も含め周りのサポートがなければ仕事との両立は難しいと思いますが、当院は理解ある職場環境と周りのサポートが充実しているため、子育てをしながらでも働きやすいですよ。

 

―働く上で、公立森町病院ならではの経験や特徴的だと思うようなことはありますか?

 

松山:当院は地域との繋がりが非常に強く、医療・介護の連携も密に行われています。そのため、入院中だけでなく、退院後の生活も含めて包括的に患者さんを支えることができます。地域と密着した医療を提供することで、看護師としての力を最大限に発揮できる環境だと思います。

他の病院では、ここまで地域と深く関わることは難しいのではないでしょうか。顔の見える関係を築き、他職種と連携しながら患者さんの人生を支えていく経験は、当院ならではの魅力ですよ!

 

―実際に看護師として働いてみて、思い描いていた「看護師」とは違うなと思うようなことはありましたか?

 

松山:ドラマでは、看護師が患者さんと会話をしながら車椅子でゆっくりと散歩するシーンがよくありますが、現実は全く違いましたね(笑)むしろ病院内を忙しく走り回っているようなイメージが正しいかもしれません。

お化粧もばっちりして、綺麗な姿で仕事をこなしている、といった印象ももっていましたが、いざ働いてみると髪の毛を振り乱し、化粧も落ちてしまうような、ちょっとドラマとはかけ離れた姿で働いているというのが現実です(笑)

 

―公立森町病院の職場環境について教えてください。

 

松山:当院は小規模な病院で、病床数は131床です。そのため、大規模病院のような高度な医療技術を学ぶことはできませんが、アットホームな雰囲気の中で、患者さんとじっくり向き合い、看護師として成長できる環境です。

また、新卒の方だけでなく、中途採用の方向けの教育体制も整っているので、他の病院で経験を積んだ方も活躍することができます。様々な年代のスタッフが分け隔てなく和気あいあいと働いており、チームワークも抜群ですよ!

 

 

 

―森町はどんな町ですか?

 

松山:森町は地元愛が強く、お祭りが盛んな町です。町民が団結しており、温かい雰囲気に包まれています。子供たちも小さい頃からお祭りに参加し、屋台を引く遊びなどをして育ちます。森町の人々は、生まれた時からお祭りの血が流れていると言っても過言ではないかもしれませんね(笑) 

森町は「遠州の小京都」とも呼ばれ、自然豊かで落ち着いた雰囲気の町です。一度訪れていただければその魅力を感じていただけるかと思いますが、穏やかな気持ちになれる素敵な場所です。 

―最後に、看護師を目指す方々へメッセージをお願いします。

 

松山:公立森町病院は、地域医療を学びたい方、患者様とじっくり関わりたい方、そして患者様の人生そのものに寄り添いたい方にぴったりの病院です。

高度な医療技術を身に付けたいという方には物足りない環境かもしれませんが、何より「看護の本質」を学ぶことができます。

 

患者様やご家族を包み込むような看護をしたい方、ぜひ公立森町病院で一緒に働きましょう!

 

―本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2024年12月取材)
 

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