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佐賀市役所

空を見上げると、どこまでも続く青空。秋のシーズンには、空一面にバルーンが浮かびます。 温泉のある北部の山間地から、南部は有明海へと続く広大な佐賀平野、豊かな自然に囲まれた圧迫感のない生活。 博多までは特急でたったの40分という利便性もあり、「都市の暮らしやすさ 第1位」(株式会社野村総合研究所「成長可能性都市ランキング」による)という評価をいただいています。 様々な職種の職員と一緒に仕事ができ、数年ごとの人事異動で新たな仕事も経験するため、 仕事でもそれ以外の面でも大きく成長できる職場です。 職員による部活動の種類も豊富で、公私共にたくさんの繋がりができます。 仕事もプライベートも大事という雰囲気で、男性育休取得率(令和5年度:69.0%)は年々増加しています。 育児休業や部分休業等を取得する職員も多く、子育てしやすい職場環境となっています。

【庁舎を支える縁の下の力持ち】佐賀市職員が語る、電気職の仕事内容と働き方とは

佐賀市役所

2025/07/25

佐賀市役所、財産活用課で電気職として働く瀬戸さんのインタビュー記事です。
民間企業での勤務を経て佐賀市役所に転職した瀬戸さんに、電気職の仕事内容や働く魅力について伺いました。

 


 

ーまずは、これまでの経歴を教えてください。

 

瀬戸:出身は福岡市です。高校卒業まで福岡で過ごし、大学進学を機に関東へ出ました。大学卒業後はUターン就職で福岡に戻り、最初は事務職としてキャリアをスタートさせました。

 

その後、同級生と話す機会があったのですが、周りに理系の友人が多く、みんな学生時代に学んだ知識や技術を活かして働いている姿に刺激を受けました。

私自身も理系出身だったので、「自分も技術的な仕事に挑戦してみたい」という気持ちが芽生え、電気設備の点検を行う会社に転職し、高速道路や浄水場といったインフラ設備の点検業務に携わりました。

 

 

ー民間企業から公務員へ、そして佐賀市役所を選んだ理由を教えてください。

 

瀬戸:技術職として働き始めてから、より安定した環境で、公共性の高い仕事に携わりたいという思いが強くなっていきました。当時、お給料の面も含めて、将来設計を考えた時に「公務員」という選択肢が浮かび上がりました。

 

また、妻が佐賀の出身ということもあり、ゆくゆくは佐賀に住まいを移すのもいいなという話をしていました。そんな時に、いくつかの自治体の採用情報を調べる中で、佐賀市が電気職の採用を行っていることを知ったんです。

他の自治体では電気職の採用がなかったり、応募の条件が合わなかったりする中だったので、まさに「チャンスだ!」と思いました。

 

県庁所在地である佐賀市は、市の規模も大きく、基盤がしっかりしていると感じましたし、携われる仕事の範囲も広くて多岐にわたるだろうと。自分自身の成長にも繋がる良い学びの場になるのではないかと思い、受験を決めました。

 

 

ー採用試験はどのような内容でしたか?

 

瀬戸:筆記試験の後に、2次、3次と2回の個人面接がありました。面接の雰囲気は、全体的には和やかだった印象です。もちろん、要所要所で少しピリッとするような鋭い質問もありましたが(笑)、圧迫感はなく、話しやすい雰囲気でした。

 

面接では、前職で何をしていたかという経験の部分や、なぜ佐賀市を選んだのかという志望動機、そして入庁後に電気職としてどのような仕事をするイメージを持っているか、といったことを聞かれたと記憶しています。

ー現在の所属と、具体的な仕事内容について教えてください。

 

瀬戸:現在入庁2年目で、財産活用課に所属しています。この課は、庁舎や市の建物の維持管理を担う部署で、私はその中で電気職として、電気系統全般を担当しています。

 

主な業務は、庁舎の電気設備の維持管理ですね。専門的な点検は外部の業者に委託するのですが、そのための契約手続きや、月々の点検結果のチェックなどを行います。

 

また、業者からの点検結果の報告を受け、予防保全のための修繕計画を立てるのも重要な仕事です。最近では、支所の高圧ケーブルを更新する工事を担当しました。

こうした工事を行うには、まず「設計業務」から始まります。工事の規模に応じて、設計会社に設計を委託し、成果品として上がってきた図面を自分たちでチェックします。その設計書をもとに、今度は工事を発注するための入札や契約の手続きを進めていきます。

 

設計の委託契約から工事の発注、そして完了後の支払い処理まで、一連の事務手続きも電気職が担う大きな役割です。デスクに座って契約書や図面と向き合っている時間も多いですね。

ー電気職は、どういった部署に異動になるのでしょうか?

 

瀬戸:私が今所属している財産活用課のほかには、上下水道局や清掃工場、あとはGX推進課への異動の可能性もありますね。

 

 

ー自治体の電気職の仕事の面白さや、やりがいを感じるのはどんな時ですか?

 

瀬戸:やはり、自分が担当したものが形になった時に一番やりがいを感じますね。昨年、庁舎内に監視カメラを設置する工事を初めて担当したのですが、計画から設置完了まで、多くの調整や手続きが必要で大変でした。

 

でも、実際にカメラが設置されて、庁舎の安全を守るために稼働しているのを見ると、「ああ、自分が付けたものがここで役立っているんだな」と実感できて、やって良かったなと心から思いました。

 

今後は、庁舎全体の停電を伴う大規模な点検も予定しています。本庁舎全体に影響が及ぶため、関係部署との調整も多く、細心の注意が必要な非常に責任の重い仕事です。

プレッシャーを感じることもありますが、無事にやり遂げることができれば、庁舎をより長く、安心・安全に使ってもらうことに繋がりますので、「がんばろう!」という気持ちになりますね。

 

 

ー逆に、仕事で大変なことや苦労している点はありますか?

 

瀬戸:前職での電気設備点検業務の経験が、市役所の仕事にそのまま活かせるわけではないので、30歳を過ぎても新しく覚えることがたくさんあるというのが、実は結構大変ですね(笑)。

 

また、民間企業と市役所の仕事の進め方の違いにも、最初は戸惑いを感じました。

一番違うと感じたのは、「根拠」の重要性です。民間ではあまり意識していませんでしたが、市役所の仕事は、条例や規則など、必ず何かしらの根拠に基づいて進められます。

 

支払い一つ、契約一つとっても、「なぜこの手続きが必要なのか」「どの規程に基づいているのか」を常に確認しなければなりません。誰に決裁をもらうのか、といった流れも全て決まっています。

 

これは、民間企業にはなかった感覚で、最初は苦労しましたが、公務員として仕事をする上での責任の重さを感じます。

 

 

ー公務員に転職して、働き方はどう変わりましたか?

 

瀬戸:働き方で一番大きく変わったのは、土日が休みになったことです。前職では、緊急の呼び出しに対応するためのシフトが組まれていて、休日でも気が休まらない時がありました。

 

今はカレンダー通りに休めますし、有給休暇も増えたので、心身ともにリフレッシュできています。

休みの日には趣味の海釣りに出かけて、福岡の自宅から1時間ほど車を走らせて、唐津や長崎方面まで足を延ばすこともあります。オンとオフのメリハリがつけられるようになったのは、大きな変化です。

  

ー職場の雰囲気はいかがですか?

 

瀬戸:とても明るい雰囲気です!上司や先輩方もすごく接しやすく、上の方から気さくに話しかけてくれることも多いので、ありがたいですね。

 

私の所属する係には、私を含めて電気職が3名、機械職が2名、事務職が3名と、様々な職種の職員がいます。それぞれの専門性を活かしながら、協力して仕事を進めていて、チームワークも良い職場だと思います。

 

 

ー今後の目標や、どんな職員になっていきたいかという展望をお聞かせください。

 

瀬戸:今はまだ、上司や先輩に確認しながらでないと仕事を進められないことが多いので、まずは方針の理解を深め正確に業務を行い、その後は通常業務プラス提案ができるような職員を目指したいです。

 

目標にしているのは、一番身近な係長です。電気職の係長ですが、専門的な知識はもちろん、契約や予算管理といった事務的なことにも非常に詳しいです。

 

「技術職員だから専門分野だけ」というのではなく、事務の面も含めた幅広い知識とスキルで貢献できる職員になりたいと思っています。

 

 

ー最後に、佐賀市役所の電気職を目指す方へメッセージをお願いします。

 

瀬戸:入庁して一番に感じたのは、本当に人が温かい職場だということです。社会人になるにあたって不安な気持ちはあると思いますが、佐賀市役所は、すごく優しい方たちに囲まれて安心して働ける場所です。

 

私自身、まだまだ分からないことばかりで、日々不安を感じながら仕事をしていますが(笑)、周りの皆さんに支えられて頑張っています。

 

もし皆さんと一緒に働けることになったら、私たちも全力でサポートしますので、ぜひ一緒に頑張っていけたら嬉しいです。ご応募、お待ちしています!

 

 

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年6月取材)

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