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小松市役所

市勢の飛躍に向け、次の4つの政策を重視した事業を展開して、継続的な成長と好循環をつくり出すまちづくりを推進しています。 1 産業の発展・創生のための政策  北陸新幹線や小松空港の立地を大いに活かし、自動運転バス等により交通機能をさらに高め、力強く成長する産業づくり、働く場所と仕事の創出を推進しています。「日本海側の拠点都市」を目指しています。 2 子どもたちのための政策  「子育てするならダントツ小松」を掲げ、赤ちゃん紙おむつ定期便や小中学校給食無償化等の市独自の施策を含むを子育て政策を充実させ、子育て世代を応援しています。「子どもたちの未来に希望」を持てるまちを目指しています。 3 誰もが安心して暮らし続けられるまちに向けた政策  高齢化が進む中、「誰もが安心して暮らし続けられる」まちづくりを進めています。自然災害や施設の老朽化、新型感染症などへの対策に取り組み、市民の健康とくらしを守るための施策を展開しています。 4 暮らす人、訪れる人が幸せを実感できるまりに向けた政策  「幸せを実感できるよう」暮らしの質を高めていきます。生涯学習やスポーツ・文化の振興、地域コミュニティの活動支援など、市民の幸せづくりを進めています。  これらの政策を推進し、「市民と共に進める、次世代都市こまつ」を創っています。そして、市民から、事業者から、国内外から選ばれるまちを目指して前進しています。

「正解がないから、面白い。」小松市保育士として子どもと向き合う日々で見つける、成長と喜び

小松市役所

2025/10/27

石川県小松市役所の「やたの認定こども園あおぞら」で保育士として働く的場さんのインタビュー記事です。物心ついた頃から夢だった保育士の道へ進み、生まれ育った小松市で働くことを選んだ的場さん。仕事のやりがいや入庁1年目の奮闘、そして小松市ならではの充実した研修制度や職場の雰囲気について、詳しくお話を伺いました。子どもたちの成長に寄り添いながら、自身も成長できる魅力に迫ります。
 

 



物心ついた頃からの夢。大好きな地元で保育士になるまで
 

ーまずは、的場さんが保育士を目指した経緯から教えてください。

 

的場:大卒後、新卒で小松市の保育園に就職しました。自分が公立の保育園で育った経験から、「自分が育ったのと同じ環境で保育をしたい」という思いが強く、民間も実習などで経験はしましたが、地元の小松市を選びました。

 

民間保育園にも実習に行き、就職のお誘いをいただくこともありましたが、私自身が公立の保育園で育った経験から、「自分が育ったのと同じ環境で保育をしたい」という思いが強かったんです。

ちょうど私が就職するタイミングで、小松市が4年ぶりに保育士の採用を行うことを知りました。これは絶好の機会だと思い、地元である小松市で働くことを決意しました。
 

先輩の背中を追いかけた1年目。時間との戦いの中で見つけた自分なりの働き方
 

ー現在は入庁4年目とのことですが、入ってからの経歴を教えていただけますか。

 

的場:入庁してからずっと、「やたの認定こども園あおぞら」に勤務しています。1年目は3歳児、2・3年目は2歳児、そして今年は5歳児クラスを担当しています。

 

ー1年目からクラス担任を任されるのですね。

 

的場:はい。ですが1年目は、指導役の先輩の先生と一緒にクラスを担当する「複数担任制」だったので、とても心強かったです。最初の1〜2ヶ月は先輩の先生に主導していただき、連絡帳の書き方から丁寧に教えてもらいました。少しずつ慣れてきたら、主担当を交代しながら実践的に経験を積んでいきました。

 

ー働き始めて、最初に「大変だ」と感じたのはどんなことでしたか?

 

的場:業務時間内に仕事を終わらせることの難しさですね。特に1年目の頃は、七夕飾りといった季節の制作物の準備や書類作成など、子どもたちの保育と並行して行う業務を効率的に進めるのに苦労しました。

 

ーそういった準備は、いつ行うのですか?

 

的場:基本的には、子どもたちがお昼寝している時間です。その時間に連絡帳を書き、残った時間で準備を進めるのですが、最初の頃は段取りが悪く、連絡帳を書くだけで精一杯で…。いかに効率よく時間を使うか、常に頭を悩ませていました。

 

 

ーその状況はどのように乗り越えたのですか?

 

的場:他の先生方がどんな風に時間を使っているのかをよく観察し、とにかく実践を繰り返して「慣れる」ことを意識しました。家に帰ってからも仕事のことを考えてしまう時期もありましたが、経験を積むうちに、だんだんと自分なりのペースを掴めるようになっていきました。
 

正解がないからこそ、奥深い。子どもたちの成長に寄り添い、自分も成長できる喜び

 

ー仕事のやりがいや面白さを感じるのは、どんな瞬間ですか?

 

的場:子どもたちの成長を間近で見られることは大きなやりがいです。そして、子どもたちが成長していくのと同時に、保育士である自分自身も一緒に成長できるところが、この仕事の一番の魅力だと思います。

 

ー子どもと共に成長する、というのは素敵ですね。

 

的場:保育の仕事には、絶対的な「正解」がありません。だからこそ、常に学びがあるんです。例えば、子どもからの問いかけに「あの応え方で良かったかな」と振り返ったり、他の先生のやり取りを見て「そういう声かけの仕方があるんだ」と新しい発見があったり。4年経った今でも、本当に毎日が勉強です。

 

ー先輩の先生方から学ぶことも多いのではないでしょうか。

 

的場:はい、経験豊富な先生方は、やはり経験の量と保育の引き出しの多さが全く違うなと日々感じています。特にすごいと思うのは、物事を多面的に見る視点です。私は子どもの一つの言動の表面だけを捉えがちですが、先輩は「昨日、お家で何かあったから、今日はこういう姿なのかも」というように、その子の背景まで考えてアドバイスをくださるんです。その度に「なるほど」と、自分の視野の狭さに気づかされますね。
 

 

園の垣根を越えた学び合い。若手も安心の「年代別研修」でスキルアップ

 

ー小松市の公立保育園全体として、何か特徴はありますか?

 

的場:市全体で統一された方針があるというよりは、各園の自主性が尊重されていると感じます。その上で、公立園の保育士同士で集まる研修の機会はたくさん用意されています。

 

ーどのような研修があるのですか?

 

的場:今は、年代別の研修が中心です。私だと20代・30代の若手の先生が集まり、年に3〜4回、日々の保育の悩みを相談し合ったり、「自分の園ではこんな遊びが盛り上がっているよ」と情報を交換し合ったりしています。お互いの保育の引き出しを増やす、貴重な機会になっています。

 

ー若手ならではの悩みを共有できるのは心強いですね。

 

的場:はい。以前は、興味のある分野ごとに集まる「興味別研修」もありました。私は「教材グループ」でペープサート(紙人形)を作ったり、「楽器グループ」でウクレレに挑戦したりと、楽しみながらスキルアップできました。研修ではありますが、他の園の様子も聞ける大切な交流の場になっています。
 

年齢差を感じさせない、温かな人間関係と自分らしい働き方
 

ー職場の雰囲気はいかがですか?

 

的場:私が4年目で、下に2年目の後輩がいますが、そこから上はぐっと年齢が上がってベテランの先生方が多いです。ですが、年齢が離れているから話しづらいと感じたことは一度もありません。どの先生も本当にフレンドリーに接してくださり、日頃から雑談を交えながら色々な話ができる、温かい職場です。

 

ー働き方についてはいかがですか?

 

的場:残業は人それぞれですが、私は園にいる間に仕事を終わらせたいタイプなので、定時より30分から1時間ほど残ることがあります。もちろん、定時でさっと帰る先生もいますよ。早番や遅番のシフト勤務もありますが、月にそれぞれ1〜2回ずつ入る程度で、それほど多くはありません。
 

目の前の子どもたちと、真摯に向き合う。これからの目標と未来の仲間へのメッセージ

 

ー今後の目標について教えてください。

 

的場:大きな目標というよりは、まずは目の前のことに一生懸命取り組んでいきたいです。子どもたち一人ひとりとしっかり向き合いながら、日々の保育を大切にしていきたいと思っています。そろそろ異動もあるかもしれませんが、公立園同士なので顔見知りの先生もいますので、異動に対する不安は少ないです。また、新しい環境でまた違った子どもたちと関われることも楽しみです。

 

ー最後に、これから小松市の保育士を目指す方へメッセージをお願いします。

 

的場:小松市は、温かい人たちに囲まれて、子どもたちの成長にじっくりと向き合える素晴らしい環境だと思います。大変なこともありますが、それ以上に子どもたちの笑顔からたくさんの喜びとエネルギーをもらえます。研修制度も充実していて、若手のうちからしっかりと成長していける体制が整っています。

子どもたちと一緒に成長していきたいという熱い思いを持った方と、いつか一緒に働ける日を楽しみにしています。

ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年8月取材)

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