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小松市役所

市勢の飛躍に向け、次の4つの政策を重視した事業を展開して、継続的な成長と好循環をつくり出すまちづくりを推進しています。 1 産業の発展・創生のための政策  北陸新幹線や小松空港の立地を大いに活かし、自動運転バス等により交通機能をさらに高め、力強く成長する産業づくり、働く場所と仕事の創出を推進しています。「日本海側の拠点都市」を目指しています。 2 子どもたちのための政策  「子育てするならダントツ小松」を掲げ、赤ちゃん紙おむつ定期便や小中学校給食無償化等の市独自の施策を含むを子育て政策を充実させ、子育て世代を応援しています。「子どもたちの未来に希望」を持てるまちを目指しています。 3 誰もが安心して暮らし続けられるまちに向けた政策  高齢化が進む中、「誰もが安心して暮らし続けられる」まちづくりを進めています。自然災害や施設の老朽化、新型感染症などへの対策に取り組み、市民の健康とくらしを守るための施策を展開しています。 4 暮らす人、訪れる人が幸せを実感できるまりに向けた政策  「幸せを実感できるよう」暮らしの質を高めていきます。生涯学習やスポーツ・文化の振興、地域コミュニティの活動支援など、市民の幸せづくりを進めています。  これらの政策を推進し、「市民と共に進める、次世代都市こまつ」を創っています。そして、市民から、事業者から、国内外から選ばれるまちを目指して前進しています。

地域医療の中核を担う誇り。小松市民病院の薬剤師が語る、専門性を磨き続けるキャリアとチーム医療の魅力

小松市役所

2025/10/27

石川県小松市民病院の薬剤科で働く薬剤師、戸井さんのインタビュー記事です。多職種と連携しながら急性期医療に携わりたいという想いを胸に、新卒で入職して8年目。南加賀地域の中核病院で働くやりがい、専門性を高められる環境、そしてワークライフバランスを両立できる働きやすさまで、小松市で薬剤師として働くリアルな魅力について語っていただきました。

 

 


地域医療への貢献を志し、新卒で小松市民病院へ

 

ーこれまでのご経歴について教えていただけますか。

 

戸井:2018年に北陸大学薬学部を卒業し、その年の4月から小松市民病院に薬剤師として勤務しており、今年で8年目になります。

 

ー薬剤師として働く上で、病院を選ばれたのはなぜですか。

 

戸井:幼い頃から医療職に憧れていました。就職先を考える中で、薬局やドラッグストアよりも、医師や看護師といった他の職種の方々と一緒にチームで働きたいという思いが強く、病院を志望しました。

 

ーその中で、なぜ小松市民病院を選ばれたのですか。

 

戸井:自宅が隣の能美市なので、実家から通える範囲で探していました。いくつかの病院を見学する中で、小松市民病院が様々な診療科を持つ、南加賀地域の中核病院であることを知りました。ここでなら、多様な症例に触れながら薬剤師として大きく成長でき、地域への貢献度も高いのではと考え、入職を決めました。

実際に、他院から当院に紹介され、来院される患者さんもいらっしゃいます。他院ではまだ導入されていない新薬を、当院で初めて使用するというケースも少なくありません。責任重大ではありますが、こうした最先端の治療に携われるのは、薬剤師として大きな経験になりますし、常に新しい知識を学ぶ意欲にも繋がっています。

 

薬を取り出している戸井さん

 

多職種連携と急性期医療への想い。私が小松市民病院を選んだ理由

 

ー病院で働くにあたり、公立病院と民間病院で迷われることはありましたか?

 

戸井:民間病院も選択肢として考えていました。しかし、南加賀地域の民間病院の中には慢性期の患者さんが中心のところもあり、比較的処方の変更が少ない患者さんを長く見続けるケースが多いという印象がありました。

私は、同じ薬を使い続ける患者さんを担当するよりも、治療の中で薬が変化していく患者さんを多く担当し、「なぜ薬が変わるのか」「どうしてこの薬が必要なのか」を深く考え、患者さんに説明できる薬剤師になりたいという思いがありました。そのため、急性期医療をメインとする病院で働きたいと考えていました。

 

ー小松市職員としての採用ですが、病院以外の職場に異動する可能性はあったのでしょうか。

 

戸井:自治体によっては保健所などに配属される可能性もありますが、小松市の場合、薬剤師の配属は小松市民病院に限られています。そのため、臨床の現場でキャリアを積み重ねたいと考えていた私にとって、病院業務に一貫して携われるという点も非常に魅力的でした。

 

話されている戸井さん

 

若手が成長できる環境。病棟業務で培う専門性とコミュニケーション

ー入職されてからのキャリアについて教えてください。

 

戸井:入職当初は整形外科病棟を経験し、その後「がん領域を専門としてほしい」というお話をいただき、呼吸器科や消化器科など、がん患者さんを主に担当する病棟を複数経験しながら専門知識を深めています。

 

ー若手のうちは病棟業務が中心になるのでしょうか。

 

戸井:そうですね。当院では、若手薬剤師が積極的に病棟業務を経験する方針です。病棟では患者さんはもちろん、医師や看護師、リハビリスタッフなど他職種と話す機会が多く、チーム医療の一員として知見を広げることができます。まさに入職前に私が望んでいた環境です。

 

ー実際に他職種の方と働く中で、どのような学びがありますか。

 

戸井:薬剤師の視点だと、患者さんの訴えに対して「この薬が原因ではないか」と薬を中心に考えてしまいがちです。しかし、看護師さんは食事量や活動量といった生活面から、医師は病状の進行といった病態の観点から原因を探ります。

そのため他職種の方と働く中で、多角的な視点に気づかされることが多く、非常に勉強になります。患者さんへの説明の幅も広がり、薬の専門家としてだけでなく、患者さんの生活全体に寄り添う視点を持てるようになったのは、チーム医療の現場だからこそ得られた成長だと思います。

 

他の職員と一緒に会議に出ている戸井さん

 

患者さんの「楽になった」が原動力。知識と経験が試される日々の挑戦

 

ー病院薬剤師として働く上で、難しさや大変さを感じるのはどのような時ですか。

 

戸井:医師からの相談を受けるときは大変ですが、その分自らの力が試されているなと感じます。例えば、「薬の副作用が強く出ている患者さんの今後の治療方針をどうすればいいか」という相談に対して、ガイドラインや添付文書に沿うだけではなく、経験豊富な先輩方に相談しながら、その患者さんにとってより良い治療を提供できるように調べたりする際に大変さを痛感しますね。もちろん新しい薬も次々と登場するので、日々の勉強は欠かせません。

 

ー逆に、この仕事の面白さや、やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか。

 

戸井:現在、がん患者さんをメインに担当していますが、抗がん剤の副作用で強い吐き気や手足のしびれに苦しむ患者さんが多くいらっしゃいます。そういった患者さんに対して、吐き気止めやしびれを和らげる薬を追加することを医師に提案し、処方していただくことがあります。

その後、患者さんにお会いした時に、「あのお薬のおかげで吐き気がなくなったよ」「しびれが楽になった」という言葉をいただけた時、自分の提案が直接患者さんのQOL(生活の質)向上に繋がったと実感できる瞬間であり、この仕事をしていて良かったなと心から思います。
 

資格取得支援から働きやすさまで。キャリアアップとプライベートを両立できる職場

 

ーキャリアアップのためのサポート体制はいかがですか。

 

戸井:当院は、薬剤師が専門資格を取得するためのサポートが非常に手厚いです。薬剤師には様々な分野の専門資格がありますが、資格取得に必要な研修会への参加費用や、学会発表にかかる費用を病院が補助してくれます。また、学会発表の準備についても、経験豊富な先輩方が親身に指導してくださるので、安心して挑戦できます。

 

ー働きやすさの面ではいかがでしょうか。

 

戸井:比較的休みは取りやすく、残業も少ないので、ワークライフバランスを保ちやすい環境だと思います。夜間や休日の緊急対応は当直・日直制度でカバーしており、薬剤師が必ず1名院内に常駐しているので、勤務時間外に呼び出されることはありません。当直は月に2〜3回程、日直は2か月に1回程です。

 

職種の垣根を越えたチームワーク。仕事もプライベートも充実した毎日

 

ー最後に、職場の雰囲気について教えてください。

 

戸井:薬剤科は非常に仲が良く、上司にも気軽に意見や相談ができる風通しの良い雰囲気です。同世代の職員も多く、仕事の悩みからプライベートの話まで何でも話せます。医師や看護師の方々も親しみやすい方が多く、職種の垣根を越えて良好な関係を築けています。休みの日に一緒に地域のイベントに参加することもあるんですよ。こうした公私にわたる繋がりが、日々のチームワークをさらに強固なものにしてくれていると感じます。

 

イベントに出る戸井さん

ー本日はありがとうございました。

 

自ら選び取った大変な職場、多様な職種の方々と連携するチーム医療の現場で、日々知識をアップデートし続ける探求心と、患者さんの「楽になった」という一言を何よりのやりがいに変える誠実な姿勢を、戸井さんのお話から感じられるインタビューでした。

職員インタビュー

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