動画の目次:
0:19 保育士の魅力を教えてください
1:32 1日の仕事の流れを教えてください
2:36 担当クラスはどのように決まりますか?
2:57 私立と公立の違いはありますか?
3:35 先輩に相談しやすいですか?
5:28 なぜ保育士になろうと思ったのですか?
6:02 異動についてはいかがですか?
6:31 南あわじ市の魅力はなんですか?
「先生がいてくれてよかった」その一言のために。南あわじ市の保育士が明かす、悩みも喜びも全部詰まった毎日
兵庫県南あわじ市の保育所で働く職員さんが語る、保育士という仕事のリアル。
「教える」だけでなく、子どもたちから多くのことを学び、共に成長できる日々に大きな喜びを感じています。
もちろんどうすれば子どもたちのためになるのか、毎日悩みは尽きません。
しかし、その葛藤こそが自分を成長させてくれると語ります 。
温かい地域の人々に見守られながら、いきいきと働く職員さんのストーリーと、南あわじ市で保育士として働くことの魅力をご紹介します。

なぜ保育士に?子どもたちと向き合う中で見つけた憧れ
私が保育士を目指すようになったのは、中学生の時の「トライやる・ウィーク」がきっかけです。
南あわじ市の保育所に行かせていただいたんですけど、そこで働く先生方が子どもたちと真剣に向き合っている姿を間近に見て、「かっこいいな」と強い憧れを抱きました。
その時の気持ちが、今の私の原点になっています。
実は、私が年長さんだった時の担任が、今一緒に働いている先輩の先生だったという不思議なご縁もあるんです。
母がそのことを覚えていてくれて、この仕事との繋がりを改めて感じています。

保育士のやりがいとは?悩みも喜びも、すべてが成長の糧になる
保育士の魅力は、子どもに「教えてあげる」とか「学ばせてあげる」というよりも、むしろ私自身が子どもたちに教えてもらうことが多く、一緒に成長させてもらっていると感じられる点です。
昨日できなかったことが今日できたり、苦手なことに挑戦しようという気持ちが芽生えたり、そんな子どもたちの心の成長をそばで見守れる瞬間に「嬉しいな」と心から思います。
もちろん、いつまでたってもやっぱり悩みますし、苦しいし、しんどい時もあります。
「どうしたらこの子たちにとっていいのか」と、時には我が子以上に保育所の子どものことを考えているかもしれません。
でも、そうやって悩むことで自分の引き出しが増え、自身の成長にも繋がっていると感じられる。
それもこの仕事ならではの魅力で、「この仕事が好きだな」と改めて思います。

悩んだときはどうする?「一緒に考えよう」という姿勢が心強い
どうしたらいいか分からなくなった時は、経験豊富な先輩の先生に「これってどうしたらいいと思いますか?」とすぐに相談します。
去年、私のクラスにサポートで入ってくださった先生の言葉がけや保育の仕方がすごく勉強になったので、それを盗んで実践してみたりもします。
また、自分が相談を受ける時は、まず相手の話を途中で遮らずに最後まで聞くことを心がけています。
自分の保育が正しいわけではないので、考えを押し付けるのではなく、「先生はどう思っているの?」と問いかけることで、相手が自分で答えを見つけるきっかけ作りをしたいんです。
そうやって話すうちに、「明日からいけそうな気がします」と言ってくれることも多く、一人で抱え込まずに一緒に考えることを大切にしています。
