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登別市役所

はじめまして、登別市です。 わたしたちは、北海道の南西部にある人口4万4千人ほどのまちです。 豊かな温泉がわき出る、気候も人もあたたかいまちです。 都会でもないし、田舎というにも物足りない。 でもだからこそ「ちょうどいい」 それがわたしたちのまち「登別」です。

育休復帰後のギャップも温かいサポートで乗り越える ~登別市役所で叶える、仕事と子育ての両立~

登別市役所

2025/07/17

登別市役所で事務職として働く今野さんのインタビュー記事です。
入庁後は教育委員会や市民生活部などを経験し、現在は総務部総務グループに所属。
育児休業からの復職や、部分休業制度を活用しながら仕事と子育てを両立させています。
入庁前後のギャップや仕事のやりがい、そして子育て世代に優しい職場のリアルな雰囲気について、詳しくお伺いしました。

 


 

ーまずは、これまでの経歴と、登別市役所を目指したきっかけを教えていただけますか?

 

今野:出身は北海道の伊達市で、登別市の近隣市です。中学校まで伊達市で過ごし、室蘭市の高校を卒業後、登別市にある専門学校の公務員学科に通っていました。

平成24年に登別市役所に入庁し、現在に至ります。親戚が登別市にいたこともあり、昔から馴染みのある地域でした。

 

実は、もともと公務員になる気は全然なかったんです(笑)。本当は別の仕事に就きたかったのですが、親が心配性で「安定している公務員になってほしい」という希望がありまして。それで公務員を目指すことにしました。

 

登別市役所を選んだのは、専門学校の授業がきっかけです。市長が直接学校に来て生徒と意見交換をする機会があったんです。その時に、登別市のことをすごく身近に感じて、「いいな」と思いました。

生徒からの質問にも市長が一つひとつ丁寧に答えてくださって、その姿に親近感を覚えました。それが、登別市を志望した一番の動機です。

 

 

ーこれまでの業務経験と、現在の仕事内容について教えてください。

 

今野:最初に入庁したのは教育委員会で、学校との連絡調整などを行う学務担当を3年間経験しました。その後、市民生活部で税金の収納担当や町内会関係の業務を担当し、育休を経て、現在は総務部総務グループに所属しています。

 

 ー現在の総務グループでは、どのような業務を担当されているのでしょうか?

 

今野:主に庁舎管理を担当しています。庁舎の修繕対応をしたり、庁内のコピー機や備品の発注を行ったりと、庁舎にまつわることは基本的に総務の仕事です。

また、これから本格的に動き出すのですが、11月に行われる市功労者・市表彰者の表彰式に関する業務もメインで担当しています。候補者の選定から会場準備まで、一連の流れを担う重要な仕事です。

 

 

ーこれまでで、特にやりがいを感じた業務は何ですか?

 

今野:やはり最初に配属された教育委員会での仕事ですね。子どもの頃、私たちは学校で当たり前のように様々な行事を経験し、先生方に色々なことをしてもらっていましたよね。その裏側を全く知らずに大人になりましたが、教育委員会の職員になって初めて、「あ、こんな風に支えてもらっていたんだ」と知ることができたんです。

 

そして今度は、自分がその「当たり前」を支える側になった。自分がしてもらったことを、次の世代の子どもたちのために行うという経験は、まるで恩返しをしているような気持ちになれて、すごく面白くてやりがいのある仕事だと感じました。

 

 

ー職場の雰囲気について教えてください。

 

今野:入庁前は「公務員は堅い人が多いのかな」というイメージを勝手に抱いていたのですが、実際は全くそんなことはなくて。皆さんとても気さくで、1年目からとても伸び伸びと仕事をさせてもらいました。

今の部署もそうですが、これまで人間関係で嫌な思いをしたことは一度もありません。みんなで和気あいあいと、雑談を交えながら笑って仕事をしている、そんなイメージです。

 

仕事終わりに部署や役職の垣根を越えて飲みに行くこともあります。先週も他部署の職員と飲みに行きました(笑)。仕事で関わったのをきっかけに仲良くなって、「今度飲みに行こうよ」という話になり、そこからまた人の輪が広がっていく。そんな感じで、自然と人脈が広がっていくのも楽しいですね。

 ー育児休業を取得されたとのことですが、制度の利用しやすさや復職時の様子について教えてください。

 

今野:はい。産前産後休暇に続き、育児休業を約2年間取得しました。子どもができたことを報告した際も、上司は快く受け入れてくれましたし、休業に入る前には後任の職員に直接業務を引き継ぐ時間も十分に確保できたので、万全の体制で休みに入ることができました。

 

復職したタイミングで総務グループへ異動になったのですが、私が休んでいる間に、庁内の固定電話が職員一人ひとりのスマートフォンに切り替わっていたり、紙ベースだった決裁が電子化されていたりと、業務の進め方が大きく変わっていて最初は戸惑いました(笑)。

 

 

ーそれは大きな変化ですね!どのように乗り越えたのですか?

 

今野:しかも、そのスマホ導入や電子化を進めていたのが、まさに私が異動してきた総務グループだったんです。なので、他部署の職員から使い方を聞かれても「すみません、私も分からないんです…」と思いながらマニュアルを必死で確認する、なんてこともありました。

 

でも、周りの職員はみんな新しいシステムに慣れていたので、分からないことは何でも教えてくれました。そのおかげで、仕事の面ではスムーズに職場に馴染むことができたので、本当に助かりましたね。

ー現在も子育てと両立しながら働いていらっしゃいますが、どのような制度を活用されていますか?

 

今野:復職後1年間は2時間の「部分休業」を取得して、定時より早い15時半に退勤していました。2年目からは少し時間を延ばして16時、そして現在は16時半に退勤しています。

 

また、子どもが1人いると年に5日間取得できる「子の看護等休暇」という制度もあります。復職1年目は、子どもが保育園でたくさん感染症をもらってきたので、この休暇は5日間フルで活用させてもらいました。子どもが小さいうちは急な発熱なども多いので、有給休暇とは別にこういった制度があるのは本当に心強いです。

 

 

ー仕事と家庭の両立で、大変だと感じることはありますか?

 

今野:やはり、仕事から帰ってきてからの時間が一番大変ですね。16時半に退勤して保育園に迎えに行くと、家に着くのは17時頃。子どもは17時半には「お腹すいたー!」と騒ぎ始めるので、それまでにご飯の準備をしないといけません。保育園で一日頑張ってきた子どもは、帰宅後が一番「ママ、ママ!」となる時間帯なので、その時間帯が一番忙しいですね(笑)。

 

ただ、職場では「もう時間だよ」「何もないなら帰っていいよ」と周りの方が常に声をかけてくれるので、帰りづらいと感じたことはありません。そういった周りの理解とサポートがあるからこそ、仕事と子育てを両立できているのだと感謝しています。

 

 

ー最後に、これから登別市役所を目指す方へメッセージをお願いします。

 

今野:そうですね…偉そうなことは言えませんが、自主性を持って仕事に取り組める人は、公務員に向いているなと感じます。

そして、登別市役所は女性がとても働きやすい職場だと思います。育児休業や部分休業、子の看護等休暇といった制度が整っているのはもちろんですが、何より周りの職員の理解があります。現に、たくさんの女性職員が子育てをしながら活躍しています。

これから結婚や出産といったライフイベントを迎える方も、安心してキャリアを築いていける環境です。ぜひ、私たちと一緒に登別市を盛り上げていきましょう。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

 

 

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年7月取材)

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はじめまして、登別市です。 わたしたちは、北海道の南西部にある人口4万4千人ほどのまちです。 豊かな温泉がわき出る、気候も人もあたたかいまちです。 都会でもないし、田舎というにも物足りない。 でもだからこそ「ちょうどいい」 それがわたしたちのまち「登別」です。

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