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豊明市役所

 豊明市は、愛知県の中央よりやや西部に位置しており名古屋市南部に隣接しています。人口約6万9千人、面積23.22平方キロメートルで、昭和47年8月1日に愛知県で30番目の市として誕生しました。  名古屋市近郊といえども、緑豊かな自然環境と古い歴史に育まれながら、快適な居住環境を備えた名古屋都市圏の住宅都市として発展を続けています。  市内には、わずか十分の一とも云われる軍勢の織田信長が今川義元を奇襲で打ち破った戦いで有名な「桶狭間古戦場伝説地」、海抜72メートル地点にあり市内を一望できる名勝地「二村山」、今も残る鎌倉街道などの史跡、競馬ファンにはおなじみの「JRA中京競馬場」など、訪れる人を楽しませてくれる歴史や施設のある住みよいまちです。  全国有数の病院である藤田医科大学病院をはじめとした豊富な医療資源を活用した「豊明モデル」とも呼ばれる先進的な地域包括ケア事業やデマンド型交通「チョイソコとよあけ」の導入を行い、「だれ一人取り残さないまち」づくりによる地域共生社会の実現を目指しています。  近年は、子育て世代の定住促進のため、寺池地区及び間米南部地区の宅地開発を進め、また、市外からの企業誘致及び市内企業の流出防止を図るため、柿ノ木工業団地の開発も進めています。  また、子連れ出勤を全国の自治体で初めて導入するなど「とよあけ こども まんなかまちづくり」をスローガンに子育て支援施策にも力を入れています。  市民のために必要と思われることであれば、先進的な事業にも積極的に取り組む自治体で、誰もが住みよいまちづくりを担う一員として一緒に働いてみませんか?

工夫を凝らした広報業務で、まちの魅力を発信!~愛知県豊明市~

豊明市役所

2024/03/28

豊明市の秘書広報課で働く藤井美有さんと杉育恵さんに、広報業務の内容や魅力をお伺いしました。

 

―自己紹介をお願いします。

 

杉:私は元々アパレルでパタンナーとして働いていて、結婚と同時に退職しました。そこから9年ほど専業主婦をしていて、家を建てたことをきっかけに豊明市に住むようになりました。

 

受験資格の関係で、まずは任期付職員として豊明市役所で働いていました。働く中で、公務員の仕事の「住民が普通に暮らせる生活を提供し続ける」というところに興味を持って、正規職員として仕事をしたいと考えました。

 

任期付職員として1年勤務するとチャレンジ枠で採用試験に挑戦ができるので、それを受験して正規職員になりました。

 

子育てに専念していた時期もある私が働くことによって、キャリアを離れていた働く女性に、好奇心と少しの勇気でまたキャリアを積み上げることができると思ってほしいし、もっと働くことを身近に感じてもらえたらと思っています。

 

藤井:私は生まれも育ちも豊明市で、地元に貢献したいという思いから、公務員になるための専門学校を卒業して豊明市役所に入庁しました。最初の配属先は保険医療課という、国民年金や福祉医療、後期高齢者医療保険などを取り扱っている窓口部署でした。丸5年そこで働き、入庁6年目で今の秘書広報課に異動になりました。

―豊明市に住んでいて、住み心地はいかがですか?

 

杉:高速道路の入り口もありますし、住んでいるところから名鉄の本線も近くて、交通の便がよいと感じています。

 

子どもの通学の時には地域の方が交通当番をしてくださっていて、これまで関わってきた豊明市の方々はすごく受け入れてくださる雰囲気があって、とても住みやすいですね。給食費の補助が出るなど、子育てしやすいような取組みもなされています。

 

藤井:私も交通の利便性がよいと感じています。それと私は歴史が好きなので、桶狭間古戦場など、日本人の誰もが知っているような伝説地があるというのは個人的にすごくいいところだと思っています。

 

―杉さんは民間企業での勤務経験がおありですが、入庁した頃のお話や、民間企業とのギャップを感じた部分を教えてください。

 

杉:任期付職員として入庁した最初の1年の間は先輩がいたのですが、2年目以降はもう自分が教える立場になってしまって。入庁してからの1年間は、とにかくインプットをして仕事を覚えているような状況でした。

 

民間企業とのギャップについて言えば、公務員は文書の取り扱いがとてもシビアだと感じました。公務員は何を実行するにしても起案をして、意思決定に時間をかけるように思います。

 

民間企業では、会議で決定した事項はすぐに動き出すなど、他の企業より一歩先を行くために時間を優先する部分があります。

 

また、公務員は利益を出していくという考え方があまりないので、何を指標にしていいのかという戸惑いは少し感じました。その意味では、市民の皆さんが普通に暮らし続けることを目標にしているのが市役所の仕事なんだなと今は感じています。

 

働く人の雰囲気としては、真面目で責任感を持って仕事をしている職員が多いと感じていますが、そこには「公務員だから、民間企業だから」という区切りは特にないかなと思います。

―今はどんなお仕事をされていますか?

 

藤井:広報係では、市のホームページの構築や、毎月1回発行している「広報とよあけ」の紙面を作る業務をしています。市のSNSの更新もしていて、LINE、Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、YouTubeなどの運営も広報係で行っています。広報係は私と杉と、課長補佐とで3人体制です。

 

担当課がホームページを更新する際のサポートをしたり、ホームページに古い情報があった場合は新しい情報に都度更新するようにしたりといった業務を行っています。

 

広報誌は毎月36ページほどあって、主に文章の校正などを行っています。担当課から掲載したい記事が提出されてくるので、どの記事をメインに打ち出すかなどを広報係で決めています。

 

広報誌の発行の約2か月前に原稿の締め切りがあって、そこから紙面の確認を計3回、担当課や印刷業者の方と内容を調整しながら進めています。

 

他部署は協力的な課が多く、対応できることとできないことの範囲や締め切りなど、よく理解してもらっています。部署によっては表現に対しての思いが強いところもあるので、そういった思いを先にくみ取ってどう反映していくかを心がけなくてはと日々感じています。

 

杉:広報誌のまちの話題」というコーナーを作成するために取材に行って市民の方と関わる場面もありますし、その月に適した表紙になるようにデザインの工夫の検討などもしています。

 

私は秘書広報課で仕事をして今年で4年目です。秘書広報課では広報業務と広聴業務とがあって、私がひととおり業務を把握しているので、藤井に少しずつ業務を引き継いでいます。お互いの仕事の内容は把握できているので、どちらかが休みの時はもう一人がフォローするなどの体制で仕事をしています。

 

藤井が困っている様子があれば声かけをするようにしていて、最初の頃はこれまで自分が経験してきたやり方を伝えていました。ただ、異動してきて半年や1年経つと、自分なりの考え方を持って仕事に臨んでいる部分もあると思います。

 

広報は自由で、正解があるようでない業務なので、「自分がどう思うのか」を聞きつつ、いつでも質問しやすい環境を作るということを意識しています。

 

―ホームページや広報誌の運用で目指していることや、仕事で工夫していることはありますか?

 

杉:多様性はどこの自治体も掲げていますし、広報誌やホームページは皆さんに見てもらうものなので、アクセシビリティも気を付けているところです。どんなものであれば見やすいのかという観点が多様化しているので、どんな方でも情報を一定程度得られるように、公平性をもってやらなくてはというところに課題を感じています。

 

広報誌などの内容が音声で流れる「声の広報」も運用しています。障がいがある方だけでなく、様々な方が「声の広報」を活用してくださっているのではと思います。

 

藤井:広報誌はくだけすぎても堅すぎてもよくないと思うので、写真を多く使用したりやわらかい印象を与えるフォントを使ったり、ぱっと見で興味がわくような紙面にできたらと思っています。

 

―これまで印象的だった記事や、仕事の中での新しい発見はありますか?

 

藤井:市制50周年の時に、豊明市のあゆみとして、「何年にこういうものができて、こういうイベントがあった」という内容がわかるような年表と写真を載せた特集ページを作りました。

 

豊明市史の中から良い題材がないかを探したり、膨大な写真を見ながらどんな写真を掲載するのがよいかを考えたりと、時間がかかった仕事で印象に残っています。また、50周年ということで豊明市が思っていたよりも新しい市であることは発見でしたね。

 

―係の働き方についてはいかがですか?

 

藤井:残業はほぼしておらず、定時に退庁しています。土日は、広報誌の関係でイベントに出席して写真を撮影する仕事があるので、数時間の出勤をすることもあります。

 

広報誌の原稿は3回確認するので忙しくなるタイミングもありますが、係内できちんと仕事も振り分けられているので、残業するほど手が回らなくて忙しくなるようなことは基本的にないですね。

―仕事をしていて面白いと感じるところや、やりがいを教えてください。

 

杉:自由度が高いところですね。他には、月に1回必ず完成品がある仕事なので、毎月成果物ができるという達成感があります。

 

藤井:前に所属していた課では窓口業務を担当していたので、窓口と同じフロアの、関連する業務の担当職員としかつながりがありませんでした。今の部署では広報誌の校正などで、今まで関わりがなかった部署の職員ともつながることができたり、取材に出向いて撮影をする中で地域の方とつながることができたりするのは秘書広報課の楽しいところだと感じています。

 

―本日はありがとうございました。

 

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