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伊勢原市役所

「暮らしやすさ実感都市 伊勢原」  伊勢原市は神奈川県のほぼ中央に位置し、南部を平塚市、西部を秦野市、北東部を厚木市と接し、東西間に東名高速道路、国道246号線、小田急線が走っています。東京からは東名高速で30分、小田急線で新宿から60分の位置にあり、首都圏の近郊都市として恵まれた自然と温暖な気候の中で商業・工業・農業などがバランスよく発展している都市です。人口は約10万2,000人。「新東名高速道路」や「国道246号バイパス」などの広域幹線道路の整備が進んでおり、伊勢原市はこれから大きく変貌しようとしています。 伊勢原市の取り組みを共に支えてくれる皆様をお待ちしています。

採用担当者に聞いてみました!~転換期を迎える伊勢原市で働く魅力と、未来を担う受験者へのメッセージ~

伊勢原市役所

2025/08/14

 

神奈川県伊勢原市では令和7年7月より職員採用試験(令和8年4月採用)の募集を開始しています。

今回はそんな伊勢原市で採用担当を務める石田さんと小林さんに、伊勢原市が求める人材像から、試験に向けたワンポイントアドバイスなど、受験を控える方が気になるお話をお聞きしました。

普段なかなか聞くことのできない、「採用担当者」の想いを知ることができる内容となっています。

 


ーまずは、令和7年7月から募集を予定している職員採用試験について、概要を教えていただけますでしょうか?

 

小林:今回の採用試験で募集する職種は、大学卒業程度の区分で事務、事務(福祉)、建築、土木、短大卒業程度の区分で保育士、高校卒業程度で建築、土木を予定しています。

 

社会人経験者の方を含む、大学卒業程度の区分がメインとなっていますが、今回は技術職で高校卒業程度の方も募集します。高校卒業程度の方を含む募集は久しぶりの実施となります。

 

それぞれの受験要件を確認しつつ、幅広い方に受験いただきたいと思っています。

 

ー 今回の試験も含め、職員採用にあたり伊勢原市としてどのような人材を求めているのでしょうか?

 

石田:今年の4月に伊勢原市の人材育成基本方針を改定し、伊勢原市のめざす職員像を改めて提示しました。

 

めざす職員像といっても、何か特別なこと、難しいことが掲げられているわけではありません。互いに協力する、持てる力を発揮する、成長し続ける、といった伊勢原市職員として、あるいは一社会人としてあるべき姿や姿勢を定義しています。

 

このめざす職員像の中でも「挑戦する」ということを挙げているのですが、これは採用試験を行う上でもとても大事な要素だと考えています。受け身になることなく、挑戦し続けることができるような方に是非受験いただきたいですね。

 

また、仕事は一人ではなく組織やチームで行うものですから、個人プレーではなく、組織の中で自身の能力や長所を発揮できるということも大切です。採用試験では、是非そういった一面も見せていただきたいと思っています。

伊勢原市人材育成基本方針より

小林:そうですね。やはり受験者の方々と受付や面接でお話しする中で、周りの人の話をよく聞いている方、または聞こうという姿勢が伝わる方は、採用する側としても「一緒に働きたい」と思いますね。

 

素直に他の人の話を聞けて、その上で自分の発言もできる方に来ていただけると嬉しいですね。

 

ー居住地については、市内・市外関係なく受験することができるのでしょうか?

 

小林:もちろん市内・市外問わず受験可能です。居住地に関しては、市内・市外で採用試験に差が付くようなことはありません。実際に受験していただいている方についても、最近は市外から「ぜひ伊勢原で働いてみたい」と申込みをいただける方も増えています。

 

現在の居住地を問わず、伊勢原市に少しでも興味を持っていただけたのであれば、是非チャレンジしていただきたいと思っています。

 

ー伊勢原市の採用試験は、何か特徴といえるものはありますか?

 

小林:一つ大きく挙げられるのは「人物重視」というところですね。一次試験から集団面接をさせていただき、皆さん一人ひとりの話を聞かせていただいている、というところが一番大きな特徴だと思っています。

 

実際に、集団面接では一グループあたり30分程度の時間を設け、受験者4~5名と面接をさせていただきます。決して長い時間とは言えませんが、その人の話し方やこれまでの経験、そしてなぜ伊勢原市を志望したのかについて直接聞く機会を設けていますので、面接官が受験者と必ずコミュニケーションをとることができます。

 

更に、現在は専門試験と教養試験を実施していないため、学力ではなく、その人のパーソナリティに重点を置いた採用試験となっています。

 

ー 人物重視の試験方法に変えたのには、どういった経緯があったのでしょうか?

 

石田:これまでは公務員試験を見据えてしっかり勉強や対策をしていないと合格が難しいということがあったのですが、ずっと公務員を志望されていた方だけでなく、ふと伊勢原市で働きたいという意欲を持った方、少しでも興味を持っていただいた方でもチャレンジできるような試験にするため、試験方法を見直しました。

 

私達のような地方公務員、特に市役所の職員は市民の方との距離が非常に近いです。そのため、市民の方や職員とコミュニケーションを取りながら仕事をしていく力がかなり求められます。

 

もちろん、公務員としての適性能力や一般教養も一定程度必要となりますが、市役所職員の仕事の実情を考えると、コミュニケーション能力やその人の持つパーソナリティが大切になるため、人物重視の試験としています。

 

ー その人のことをより良く知るための試験なのですね。実際のところ、どのような面接試験なのでしょうか?

 

小林:一次試験の集団面接と、最終の個人面接では少し雰囲気が変わってくると思います。

 

集団面接では、他の受験生の意見なども聞きながら、自身の考えを整理してお話しすることがすごく大事だと思います。受験生が複数人いるので、雰囲気としては比較的和やかなのですが、皆さん最初の面接ということもあり、緊張されているのがよく伝わります。

 

そんな中でも、自分のことだけで一杯になってしまうのではなく、周りの人の発言や面接官の質問などもしっかりと興味をもって聞いていただきたいですね。

 

自身の番でしっかりとお話しをしていただくということはもちろん重要ですが、他の人が話しているときの表情や聞く姿勢というところも大切にしてもらえればと思います。

 

石田:最終の個人面接も、基本的には伊勢原市に関する知識などを問うものではなく、受験者の方がどういう気持ちで伊勢原市を志望しているのか、これまでご自身が経験してきたこと、そしてそこから何を学んだのかということをお聞きしています。

 

何かありきたりな答えを用意していただくというよりも、受験者ご自身のことについてお話しいただく質問が多いかなと思います。その方が受験者の方も話しやすいですよね。

 

集団面接も最終面接も共通して言えることは、私達採用担当者や面接官は、受験者が話しやすい雰囲気づくりを心がけているということです。緊張するとは思いますが、是非リラックスして、本来の力を発揮していただければと思います。

 

ーエントリーシートや面接では、必ず「自己PR」があるかと思いますが、採用担当としてはどんなことPRしてもらいたいですか?

 

石田:自己PRですので、まずはご自身の強みやこれまで経験してきたことをしっかりと伝えていただきたいですね。私たちが受験者と直接お話することができるのは、集団面接と個人面接だけです。そのため、エントリーシートや面接の限られた時間で自身のことをPRしていただく必要があります。

 

単に自分の強みを羅列するだけでなく、その強みを伊勢原市の職員としてどのように生かしていけるかという、少し将来のビジョン的なものも合わせてお伺いできると、「この人は伊勢原職員として働くビジョンが見えているんだな」ということが良く伝わると思います。

 

ー高卒の方や社会人経験の浅い方だと、自己PRでどんな経験を書いていいのか分からないという声を聞くこともありますが、何かアドバイスはありますか?

 

石田:社会人経験の有無に限らず、部活動やアルバイトなど、これまでの生活で力を入れてきたことは何かしらあるかと思います。そこに打ち込んできた結果、自分の中で成長できた部分や身につけたスキルは必ずあるはずですので、そういったところからPRしていただけると良いのではないでしょうか。

 

必ずしも、特別な経験や人より秀でているスキルをPRしなければならないというものでは無いと思いますよ。

 

ーでは、採用担当のお二人が思う「伊勢原市役所で働く魅力」はどんなところでしょうか?

 

小林:私の場合は新卒で伊勢原市に入庁したので、他の職場と比較するのは難しいですが、職場の規模感がちょうど良いのが魅力だと思っています。

 

課内ではプライベートを語り合えるような雰囲気で、市役所全体としても顔を全く見たことがない、というような人はほとんどいません。職員同士のコミュニケーションが取りやすい、ちょうどいい規模の組織で仕事ができるところが魅力的に感じていますね。

(令和6年度より実施している市長と若手職員の座談会の様子)

 

石田:「伊勢原市」で働く魅力としては、街自体がこれから大きく発展する転換期を迎えているということが挙げられますね。

 

街が発展していくまさにその過程に、市職員として携われるチャンスなんです。ずっと公務員をやっていたとしても、こんなに大きなプロジェクトに携われる機会は生涯あるかないかだと思います。

 

今このタイミングで働くことができるというのが、伊勢原市で働く魅力であり、仕事のやりがいにも大きくつながってくると思います。

 

ー「転換期」とのことですが、今、伊勢原市はどのように変わろうとしているのでしょうか?

 

石田:駅北口の再開発がこれから本格的に始まっていくところであり、小田急電鉄の総合車両所も伊勢原市に移転してくる予定になっています。それに伴い、市内に新しい駅も整備される予定ですので、人の流れも大きく変わってくるかと思います。

 

伊勢原市はこれから街として本当に大きな分岐点を迎えることになります。市職員として、自分が働く地域のそういった大きな事業や発展を見守っていくのは、とても貴重な経験になると思います。

(開発予定地である伊勢原駅北口の現在の様子)

 

ーまさにこれからの伊勢原市には市職員として働く楽しみが用意されているのですね。ちなみにですが、お二人は選考の中で受験者のどういった点を特に気にしていますか?

 

小林:当たり前の話になってしまうかもしれませんが、受付でお会いした際、元気に挨拶をしてもらえると印象は良いかと思います。

 

市職員として働くうえでも、市民の方と接する際に挨拶をしっかりするということはとても大切ですので、自然と挨拶ができるということは試験全般において気になるかもしれません。

 

 また、集団面接の件でもお話ししたように、周りの人の話を聞きつつも、自分で考えたことを簡潔に整理して話す力もすごく大事になってくると思います。面接はもちろんですが、面接以外の場面でもこれらが自然にできていると、対応力があるんだなという印象を持ちますね。

 

石田:小林さんと似たところもあるのですが、人前で喋ることが苦手な人も得意な人もいますので、流暢に喋れるかどうかはあまり気にしていません。

 

ただ、面接という場ですから、自分のことを知ってもらおうという姿勢が垣間見れるかどうかは、よく見させていただいています。例えスムーズに話せなかったとしても、この場で伝えたいことをきちんと準備してきたんだな、という努力は伝わってくるものです。

 

事前の準備はしっかりとしていただき、当日は是非「伝えたい」という想いをもって臨んでいただければと思います。

 

ー志望動機の書き方や考え方については、何かお二人方アドバイスできることはありますか?

 

小林:市役所の仕事は非常に多岐にわたるので、その中でも特に興味を持ったことや、ご自身が「これをやってみたい」と感じる具体的な分野を選んで書くのがおすすめです。

 

自身が調べた中で、「この部署はこんな仕事をしているんだ」と具体的に分かった部署があれば、その部署について深掘りして、自分が何かしたいのかという想いを書くのもいいかと思います。

 

ホームページなどで情報収集することももちろん大切ですが、ご自身が実際に感じたこと、そして「こんなことをしてみたい」という具体的な意欲を、ご自身の言葉で整理して伝えることが、何よりも重要ですね。

 

石田:実は、私は就職するまで伊勢原市と全く関係がなかった人間なので、志望動機に関しては非常に苦労した経験があります。そんな経験も踏まえ、採用担当という目線でアドバイスさせていただきます。

 

伊勢原市の良さや特徴を調べるとたくさん出てくるかと思いますが、ただ良いところだけを羅列したり、褒め称えるような志望動機をもらっても「結局あなたはどう思っているの?」という印象になってしまいます。

 

伊勢原市の良いところや、実際に自分が訪れてみた経験を書いていただくのはもちろん構いませんが、それに対してご自身がどう思ったのか、なぜその経験によって伊勢原市で働きたいと思ったのか、というところまで踏み込んでいただくと、深みのある、説得力のある志望動機になるのではないかと思います。

 

ー 最後に、伊勢原市職員を目指す方へメッセージをお願いします。

 

石田:どのようなきっかけであったとしても、伊勢原市に少しでも興味があったり縁を感じたのであれば、ぜひ採用試験を受けていただきたいと思っています。

 

志望するきっかけは本当に何でも良いと思っています。「ずっと伊勢原市で〇〇でした」といった大きな理由じゃなくても構わないので、ちょっとしたきっかけや縁があれば、そこから興味を持っていただければ嬉しいですね。

 

今後、伊勢原市の街の発展を一緒に手助けしていただける仲間をお待ちしています。

 

小林:受験や面接に挑む中で「どうして伊勢原市役所を志望したんだろう」と考える機会は沢山あると思います。これは働いてからも同じです。

 

現在、私自身も伊勢原市役所で働いている中で、新たな目標や目指したい人物像を見つけることが多くあります。向上心を持って、気軽にチャレンジしていただける方をお待ちしています!

ー 本日はありがとうございました。 

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年6月取材)

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