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伊勢原市役所

「暮らしやすさ実感都市 伊勢原」  伊勢原市は神奈川県のほぼ中央に位置し、南部を平塚市、西部を秦野市、北東部を厚木市と接し、東西間に東名高速道路、国道246号線、小田急線が走っています。東京からは東名高速で30分、小田急線で新宿から60分の位置にあり、首都圏の近郊都市として恵まれた自然と温暖な気候の中で商業・工業・農業などがバランスよく発展している都市です。人口は約10万2,000人。「新東名高速道路」や「国道246号バイパス」などの広域幹線道路の整備が進んでおり、伊勢原市はこれから大きく変貌しようとしています。 伊勢原市の取り組みを共に支えてくれる皆様をお待ちしています。

消防採用担当者に聞いてみました!伊勢原消防に求める人物像~あなたの力をここで発揮しませんか~

伊勢原市役所

2025/09/11

神奈川県伊勢原市消防本部消防総務課で採用を担当されている吉田さんと野崎さんにインタビューしました。
消防職を目指す方にとっての、採用選考のポイントや、伊勢原市消防ならではの魅力、そして仕事への熱い想いを語っていただきました。
 

 


採用試験のプロセス

ーまずは、伊勢原市消防の採用試験のプロセスについてお聞かせいただけますか?

 

吉田 伊勢原市消防の採用試験は、まず筆記試験と体力検査からなる一次試験があり、その合格者が二次試験として面接に進みます。

 

面接官は市役所と消防の人事担当者が務め、面接では受験者の人間性や消防職への適性、そして強い使命感などを重視しています。

インタビュー風景の写真1

「志望動機」と「自己PR」で伝えるべきポイント

 ー志望動機で「これは!」と感じるポイントはありますか?

 

吉田 AIで調べたようなありきたりな内容や、「人を助けたいから」といった漠然とした気持ちだけでは、正直、印象に残りづらいです。

 

そうではなく、例えば実際に災害現場で活躍する消防士の姿を見て、「救助隊員になりたい」「救命士として命を救いたい」といった明確なビジョンが示されていると、消防という仕事に対する深い理解と情熱を持っていると感じますね。

 

野崎 消防士になりたいと思ったきっかけも、個性が出ていて興味深いです。どのような経緯で消防士を目指すに至ったのか、その人のバックグラウンドを知ることは、人物像を深く理解する上で非常に役立ちます。

 

さらに、面接の場では「飾らない」「ありのままの気持ち」をぶつけてほしいと思っています。

完璧な受け答えよりも、少し緊張しながらも、自分の言葉で本音を語る姿に人間味を感じますし、それが私たちには響きます。

インタビュー風景の写真2

ー自己PRではどんなことを話してほしいですか?

 

吉田: 学生時代の学校等のイベント企画やクラブ活動など、団体やチームとして頑張ってきた経験をぜひ話してほしいですね。

 

消防もチームで活動する組織ですから、「みんなで助け合って」といったチームワークを重視する姿勢は非常に重要です。

 

これまでの経験で、自分がチームとしてどのように貢献し、引っ張っていく力や協調性を発揮してきたかを具体的にアピールしてください。

 

単なる「運動が得意」というだけでなく、チームとして頑張ってきた経験に裏打ちされた熱意を期待しています。

仕事風景の写真1

伊勢原市消防で働く魅力と求める人材像

ー伊勢原市消防で働く魅力について教えていただけますか?

 

吉田 伊勢原市消防には、他の消防にはない独特の魅力が二つあります。

 

一つは「山岳救助」です。伊勢原市には丹沢大山があり、私たちは消防として山岳救助活動を行っています。

山岳救助は警察が中心となる都市もあるようですが、伊勢原市は警察と協力しながら活動しております。 

 

時には川崎市のヘリコプターと連携することもあり、他では経験できない高度な救助活動に携わることができます。

私自身も学生時代に山岳救助に興味があり、伊勢原市消防がその希望を叶えられる場所でした。

 

もう一つは、組織の規模感からくる「意見の通りやすさ」です。大都市の消防組織では、どうしても組織のルールやプロトコルが厳格で、個人の意見が反映されにくい側面があります。

 

しかし、伊勢原市消防のようなコンパクトな組織では、一職員の「こんな消防車両を作りたい」「こんなイベントを企画したい」といった声が、上層部に届きやすく、実現しやすい環境です。

 

これは、職員一人ひとりの意欲やアイデアが組織に活かされる、大きなやりがいにつながります。

 

野崎 やはり、組織の規模感がもたらす「声の届きやすさ」は大きな魅力だと感じています。

 

私自身、以前に市民向けの新しいイベントを企画したことがありますが、自分のアイデアが採用され、実現できた経験があります。

 

これは、職員のモチベーションを高め、主体的に仕事に取り組む上で非常に重要な要素だと感じています。職場の雰囲気もとても良く、楽しくやりがいを持って働けています。

仕事風景の写真2

ー伊勢原市消防が求める人材像について、具体的に教えていただけますか?

 

野崎 私たちが求める人物像は、まず「使命感と責任感」を持っている人です。消防の仕事は、市民の生命と財産を守るという尊い役割を担っており、危険な現場に赴くことも少なくありません。そのため、どんな状況でも揺るがない強い意志と責任感を持って、最後まで職務を全うできる姿勢が不可欠です。

 

次に「協調性とチームワーク」を大切にできる人です。消防活動は一人ではできません。仲間と助け合い、支え合いながら、チームとして最大限の力を発揮できる協調性を持った人を求めています。

 

そして「冷静な判断力と行動力」です。現場では一瞬の判断が命を左右することもあります。緊急時にも慌てず、状況を見極め、迅速かつ的確に行動できる人が必要です。

 

さらに「向上心と体力」も重要です。体力が必要な仕事ですから、日々の訓練や自己研鑽を怠らず、常に自らを高め続ける意欲を持つ人を求めています。また、休日も含めて食事や生活習慣を意識し、常に体力を維持管理できる人が望ましいです。

 

最後に「思いやりと誠実さ」です。現場での活動だけでなく、普及啓発活動や講習会を通じて市民と接する機会も多いため、市民に真摯に向き合い、安心感を与えられる人を歓迎します。

 

 

消防士を目指したきっかけと未来へのメッセージ

ーお二人が消防士を目指したきっかけについてお聞かせください。

 

吉田 私は25年前に伊勢原市消防に入職しました。大学までサッカーをしており、体を動かす仕事に就きたいと考えていたんです。

 

ある時、サーフィン中に小学生を助ける機会があり、その時に「誰かを助けるって最高な仕事だな」と感じました。

 

この経験が、消防士を目指す大きなきっかけとなりました。

 

野崎 私は中学・高校と陸上競技の長距離走をしていました。大学に入ってからは陸上とは全く違うことを始めたいと、ライフセービング部に入部したんです。この時はまだ、消防士になることは考えていませんでした。

 

ライフセービング部では、夏の2ヶ月間、海で監視活動をする生活を送っていて、その活動を通じて、人命救助や海の安全を守ることの重要性を肌で感じ、心肺蘇生法や体力向上にも取り組みました。

 

ライフセービング部には、警察や消防に進む先輩が多く、先輩方の話を聞くうちに、消防という仕事に興味を持つようになりました。

 

教員になる道も考えたのですが、4年間のライフセービング活動で得た経験から、人命救助に直結する仕事がしたいという思いが強くなり、消防士の道に進むことにしました。

 

 

ー最後に、これから伊勢原市消防の受験を考えている方へ、メッセージをお願いします。

 

吉田 消防の仕事は、決して楽な仕事ではありません。しかし、目的意識を持って飛び込んできてもらえれば、大きなやりがいを感じられるはずです。

 

伊勢原市消防は、若い職員の意見も積極的に取り入れる風通しの良い職場です。財政面など課題がないわけではありませんが、職員一丸となってアイデアを出し合い、楽しく働いています。

 

ぜひ、私たちと一緒に、伊勢原の安全・安心を守りましょう。熱意ある皆さんの挑戦をお待ちしています。

 

野崎 皆さんがこれまでやってきたこと、今取り組んでいること、勉強や部活動も、全てが皆さんの個性であり、強みになります。それぞれの経験に自信を持って、全身で私たちに伝えてください。

 

伊勢原市消防の仕事は、救助隊や救急隊、消防隊、あるいは事務職など、様々な分野があります。希望通りの部署にすぐに配属されないこともあるかもしれませんが、入ってから新たなやりがいや目標を見つけることもできます。

 

伊勢原市消防は、市民の安全を守るという同じ使命を胸に歩んでいける仲間を待っています。あなたの熱意と力を、ぜひここで発揮してください!

笑顔の職員の写真

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年8月取材)

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