こんにちは!職員課です。
今回は米子市が最近、力を入れている「働く女性のヘルスケア」推進の取組についてご紹介します。
経済産業省の調査では、女性従業員の約5割が女性特有の健康課題により「勤務先で困った経験がある」と回答しています。米子市でも女性職員を対象に実施した座談会の中で、生理、PMS、更年期障害など様々な女性特有の健康課題を訴える声が多くありました。
女性の活躍を推進する上で、女性特有の心身の症状に対する周囲の理解促進と支援強化が重要であることから、「女性が元気に輝く米子市役所」を目指して様々な事業を推進しています。
状況把握のための座談会の実施
20代女性のみの座談会、男性のみの座談会など計8回の座談会を実施するなどして課題を把握しました。
女性の健康に対する理解やヘルスリテラシーの向上
産婦人科の医師を講師にした管理職向け講演会の開催や、庁内に向けて月1回「働く女性のヘルスケア通信」を発行し周知しています。
相談窓口の設置
令和6年度から職員課内に保健師を配置し、相談に対応しています。
働きやすい環境づくり
・職員にアンケートを取った結果、取得しづらいとの声があったことから、休暇の名称を変更しました。
「生理休暇」→「ヘルスケア休暇」
「不妊治療のための休暇」→「ライフサポート休暇」
・相談窓口や休暇制度等について紹介した「みんなのヘルスケア応援BOOK」を作成しました。
育休明けの職員の不安解消
育休から復職する職員を対象に、育休復帰不安解消座談会をオンラインで開催し、休暇制度の変更点や市役所の最近のトピックスなどを紹介したり、不安等について意見交換しています。
がん治療等と仕事の両立に向けた取組
長期にわたる治療と職業生活との両立支援を行うため、継続的治療のための療養休暇制度の拡充を行いました。
市内の民間企業等とともに女性のヘルスケアを推進
女性特有の健康課題への理解を深め、市域全体での女性が働きやすい職場づくりに結びつけていくため、市職員対象のヘルスケア講演会に続き、令和6年10月には民間企業に声をかけ、女性のヘルスケア講演会を開催しました。
今後も、「働く女性のヘルスケア」推進に向けた取組みを継続していきます!