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米子市役所

あなたの“楽しい”が新しい米子をつくる 米子市は南東に中国地方最高峰の大山、北に日本海、西はコハクチョウが越冬に訪れる中海に囲まれた豊かな自然環境のまちです。また、道路・鉄道・空港などの利便性も高く、古くから人の往来が盛んな「山陰の商都」として栄えてきました。そのため、米子市民は明るく開放的で訪れる人たちを快く受け入れる気質があります。 米子市は新しい取り組みをたくさん行っていますが、時代は常に変化し、まちづくりに終わりはありません。あなたの楽しい発想とひたむきな熱意がきっとこれからの米子には必要です。 私たちと一緒に“新しい米子”をつくりませんか。

【派遣】“中央”での経験が私を強くする!~国の機関に派遣された米子市職員の挑戦

米子市役所

2025/12/03

 「職員の成長」は、そのまま「市の成長」に直結します。米子市では、職員一人ひとりの能力向上とキャリア形成をサポートするとともに、市の政策実現に資するため、国や県、その他団体への職員派遣を定期的に実施しています。
 今回紹介するのは、令和7年4月から文部科学省で勤務している蘆尾一期さんです。
 地方自治体では経験できない国の政策立案の最前線に飛び込み、米子市に戻った後、さらに大きな貢献を果たすことを目指す彼の「武者修行」の日々を追いました。派遣先での具体的な業務内容から、外から見た米子市の魅力、そして彼のキャリア観がどう変化したのか。米子市職員として働くことの多様な可能性を感じてください。
 

 

-これまでの経歴と派遣前の業務を教えてください。

 米子市生まれ米子市育ちで、高校卒業後は大阪府内の大学に進学し、大学卒業後の平成31年4月に米子市に新卒採用されました。保険課(現:保険年金課)、道路整備課での勤務を経て、令和3年12月にこども総本部が新設されるタイミングでこども政策課に配属されました。こども政策課では、子ども会やこども食堂、少年育成センターといった子供たちの健やかな育ちを支える地域の方々と密に交流しながら、学校・家庭・地域の連携・協働に向けた取組について担当していました。

 

-派遣の経緯はどういったものでしたか。

 こども政策課の所属時に、全国各地で開催される会議やフォーラムへ出席した際に、文部科学省をはじめとした各府省庁の担当官や、地方自治体の担当者、全国の教育関係者と交流し、米子市の取組を紹介するという機会もいただきました。そういった場で、様々な方と継続して関わらせていただく中で、文部科学省の担当官から派遣についてのお話があり、結果として米子市から文部科学省への派遣につながりました。

 

-派遣が決まったときの心境を教えてください。

 文部科学省での業務内容は、担当官や他自治体の派遣者から話を聞いていたので、自分らしく能力を発揮しながら成長できる場であろうという期待感はありました。その一方で、これまでの人生設計では全く想定していなかったことでしたから、漠然とした将来への不安もありました。

 また、これまで交流し続けてきた、米子の子供たちを支える地域の方々との関わりが途絶えてしまうことへの懸念もありましたが、最後はそういった方々からの「いってきなさい」という言葉の後押しで、覚悟を決めました。

 

-派遣先ではどういった業務を担当していますか。

 配属先は地域学習推進課です。教育に関する課題には、学校だけで解決することが困難なものが少なくありません。その中には、起床・就寝時間や朝食摂取、スマホの使用時間といった子供の基本的な生活習慣についての課題も挙げられます。こういった課題を、個々の子供や家庭の問題として見過ごすことなく、社会全体で取り組んでいくこと、これを国民運動として推進していくために、活動の実践者や関係団体・企業、他府省庁、学校、地方自治体などとの対話の中で関係を築き、意見や情報を交わしながら、連携・協働体制の持続化・活性化に取り組んでいます。この他、3万5千人以上の子供たちが各府省庁等の見学にやってくる「こども霞が関見学デー」の実施に際して、29の府省庁等の取りまとめを担当したり、子ども会やPTAといった団体からの求めに応じて助言をしたりしています。

-派遣中で最大の学びは何ですか。

 時には初めてご挨拶に伺う方と、時には自らの所属の方針と主義主張が異なる方、時には相手方が要望に来られる場面や、逆にこちらからお願いに伺う場面。このように、多様な立場や経歴を持った全国各地の方々と、自らの立場や相手方との関係性がそれぞれ異なる場面において、最前線で対話をさせていただいていること、ここから得られる経験の蓄積やスキルの向上が最大の学びです。この経験があってこそ、自ら(が置かれている立場、組織)に求められていること、求めに応えるために自らに必要なコト・モノは何か、日々の実践の中で少しずつ気付きを得られていると実感しています。

 

ー派遣で感じた苦労とその乗り越え方を教えてください。

 担当する多数の事業について、それぞれの事業を行う根拠は何なのか、どのような経緯があったのか、引継ぎされていないでは済まされない責任ある対応を求められる現場に飛び込み、「1週間後」「2日後」、「ショート!本日11時まで!」と期限が示されたメールに追われながら、資料作成等に奮闘しています。こうした経験を通じて、事業が形作られるまでに経た過程や、現状の課題を日々勉強していくことで知見が広がり、より困難な課題の解決に取り組むことができるようになると信じて突き進むのみです。

 

-外から見た米子市の強みは何だと思いますか?

 全国44都道府県を訪ねた身で申し上げると、米子市の強みは人口規模と住みやすさのバランスだと思います。住みやすさランキング等でもよく上位に入る米子市ですが、自家用車の持ちやすさ、空港・駅・高速道路へのアクセスを含めた移動のしやすさ、そこからの東京・大阪二大都市圏へのアクセスのしやすさ、こういった指標を加えると全国トップクラスだと思います。
 また、愛してやまないのが、身近にある雄大な自然環境です。高校生の夏休み、部活終わりに自転車で日本海、大山、日野川、中海へと駆け回った日々の思い出は、全国各地の方々にもよく羨ましがられます。

-派遣先で何か米子市のPRなどは行っています?

 鳥取県・米子市の出身であることを公私の場で積極的に言いふらしていて、そうすると鳥取県・米子市について興味を持って色々聞いていただいたり、「こないだ出会った人が米子市出身だったんだけど知り合い?知り合いじゃなければ紹介するよ!」と声をかけていただいたりと、私の周りにちょっとした鳥取県・米子市ファン(?)のご縁が広がってきたように思います。
 先日、鳥取県から「首都圏ウェルカニネットワーク応援隊※」の隊員にも任命いただき、発足式では平井伸治 鳥取県知事にもお会いしました。将来的なUIターン予備軍の獲得、ゆかりのある人材の発掘、魅力発信の一助になれたらと思っています。

-今後のキャリア展望を教えてください。

 最初は属人的と言われるかもしれませんが、住民・企業・団体・近隣自治体との関係構築に自分が先陣をきって、理解・協力をいただくためのきっかけづくりをする。その対話の中で、行政に求められることを分析し、政策を立案、実現させていく。こうした人材として、今後の30年、40年と、その時々の課題解決に活躍していきたいです。

 

-最後に読者へのメッセージをお願いします。

 私の自慢の故郷、米子市でともに暮らし、ともに働きましょう。

 

※首都圏ウェルカニネットワーク応援隊とは…

将来的なUターン予備軍の獲得等を目的とした関係人口創出に向けた仕掛けづくりの一環として、県及び県内市町村からの国省庁等への派遣職員の有志に専用名刺を配布し、鳥取県ゆかり人材やキーパーソンの掘り起こし、鳥取県の魅力発信をボランティア的に行う役割を担う組織として発足しました。米子市からも2人の職員が任命されています。

(詳細や活動はこちらから

 


 

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