矢巾町役場では、約190名の職員が町民の暮らしを支えています。まちづくりの仕事は、快適な住環境を整える「くらし」、安心して暮らすための「健康・福祉」、子どもたちの未来と生涯学習のための「学び」、地域を活性化する「観光・産業」など、実に多岐にわたります。本記事では、矢巾町役場の仕事の広がりと、職員一人ひとりの成長を支える育成制度、そして働く環境についてご紹介します。
多岐にわたる、まちづくりの仕事
矢巾町役場は、総務課、未来戦略課、企画財政課、税務課、町民環境課、福祉課、健康長寿課、こども家庭課、産業観光課、道路住宅課、上下水道課など、20を超える部署で構成されています。職種も、一般事務をはじめ、土木技術、保育士、保健師、栄養士、社会福祉士など多彩です。
社会が直面する人口減少という、誰も経験したことのない状況のなかで、本町は柔軟な発想で新たな時代に適応したまちづくりを推進しています。これまでの慣習にとらわれず、新しい取り組みに挑戦できることが、矢巾町役場で働く大きなやりがいです。配属を通じてさまざまな分野の業務を経験しながら、まちの未来づくりに携わることができます。
一人ひとりの成長を支える、人材育成の仕組み
矢巾町役場では、職員が安心して力を伸ばしていけるよう、複数の育成制度を整えています。
メンター制度
新規採用職員には、同じ所属の先輩職員をメンターとして配置します。仕事全般の助言や指導、面談を通じて、慣れない環境での業務を全般的にサポートします。はじめての職場でも、身近に相談できる先輩がいる体制を用意しています。
人事評価制度
年度初めに目標を立て、職務を遂行するなかで発揮した能力(能力評価)と業績(業績評価)を把握したうえで行う、人事評価制度を導入しています。その評価結果は、任用、給与、人材育成の基礎として活用しています。
4種類の研修
研修は大きく4つの種類で構成しています。一つめは、職員に求められる能力を身につける「庁内研修」で、新採用職員等研修、会計事務研修、法務研修、接遇研修、ハラスメント研修などを実施します。二つめは、職位や採用年次に応じて役割の認識と必要な能力を養う「派遣研修」です。三つめは、OJTやeラーニング、職員提案制度などの「職場研修」で、学習意識の高い職場風土の醸成を図ります。四つめは、職員の自学を後押しする「自主研修」で、提案型職員研修や保健師等の自主研修グループによる学びの機会を提供しています。

休暇と福利厚生――安心して働き続けられる環境
年次休暇は年20日以内で付与され、繰り越しを含めると最大40日まで保有できます(新採用職員は初年15日)。このほか、子等の看護休暇、夏季休暇、結婚休暇、配偶者の出産休暇などの特別休暇や、育児休業、介護休暇など、育児・介護と仕事の両立を支援する制度を各種設けています。
育児と仕事の両立支援は、着実に成果が表れています。令和7年度には、常勤職員の育児休業取得率が男女ともに100%となりました。男性職員の育児休業取得も年々進んでおり、子育て世代が安心して働き続けられる職場づくりを進めています。年次休暇の年間平均使用日数も10日から11日程度で推移しており、本町では令和12年度までに平均取得日数を年12日以上にする目標を掲げ、職員間でスケジュールを共有しながら取得を促進しています。
福利厚生は、岩手県市町村職員共済組合による定期健康診断や宿泊施設利用助成、各種貸付制度に加えて、矢巾町職員互助会による結婚祝金、出産祝金、入学・卒業祝金、人間ドック受診助成、インフルエンザ助成、リフレッシュ事業など、幅広い支援を用意しています。定期健康診断の受診率は99%にのぼり、職員の健康づくりにも力を入れています。

安定した処遇と、働き方のいま
給与は、初任給(令和8年4月1日現在)が大学卒で22万5600円、短大卒で21万3100円、高校卒で20万300円です。一定期間以上の職歴がある場合は、期間に応じて加算することがあります。諸手当として、扶養手当、通勤手当、住居手当、期末手当、勤勉手当、寒冷地手当、時間外勤務手当などを職員の事情や勤務状況に応じて支給します。昇給は人事評価の結果により年1回行い、民間給与の動向に応じた給与改定が行われる場合もあります。
働き方の面でも、職員一人当たりの月平均時間外勤務時間数は10時間程度に抑えられており、メリハリをつけて働ける環境です。令和8年度の採用者は12名(令和7年度は17名)と、新しい仲間が毎年加わっています。矢巾町役場は、安定した処遇のもとで、長く安心して働き続けられる職場を目指しています。
多様な仕事に挑戦しながら、先輩や制度に支えられて成長できる。そして、休暇や福利厚生が整い、長く働き続けられる。矢巾町役場は、そんな環境を一つひとつ築いています。採用試験の詳細については、続く「採用試験ガイド編」をご覧ください。



