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豊見城市役所

本市は、沖縄本島南部に位置し、北は県都の那覇市に隣接、東は南風原町、八重瀬町、南は糸満市に隣接しています。面積は19.33平方キロメートル。 本土復帰を境に人口が急激に増加し、村として全国で1位、2位の人口規模を競い合う大きな村に発展してきました。平成14年4月1日、地方自治法施行後初となる村から市へ市制施行を行い、「豊見城市」の産声をあげました。市制施行以来、地先等への企業誘致、雇用拡大を行うことで新たな活力が生まれ、全国の市を対象に集計された「全都市/成長力ランキング」において、常に上位にランキングされています。 一方、本市の土壌は保水性に富んでいるため、昔から農業の盛んな地域で、戦前はサトウキビ、戦後は葉野菜づくりが行われてきました。近年ではこれらに加え、ビニールハウス栽培などを中心に都市近郊型の農業がおこなわれ、マンゴー、トマトなどが栽培されています。さらに、サトウキビの葉、穂を染料とした「ウージ染め」が開発され、本市の特産物として販売されております。

男性育休、取得したからこそ分かること~6人の先輩職員が語る、仕事と育児の両立~

豊見城市役所

2024/07/26

豊見城市は若手職員を中心に育休を取得する男性職員が増えています。

 

男性職員の育児休業取得率

  • 令和5年度 78.3%
  • 令和4年度 53.8%

 

育児を通して得られる学びや成長、家族との絆を深める喜びを、男性職員6名の体験談から紹介します!

 

ー 育休を取得したきっかけは何ですか?

  • 男性の育休取得はとてもハードルが高いと感じておりましたが、第一子であったことや他の職員の取得している状況などを見聞きしていたことで、1か月は取得をしようと考え申請しました。(Aさん)

     

  • 育休の制度が整備されていることを知った時から、子どもができたら取得しようと考えてました。(Bさん)

     

  • 子どもが生まれて育休を取らない人の方が少なく感じました。 第1子の時は取得していないが、第2子は上の子の面倒もみないといけないため。(Cさん)

     

  • 育児について積極的に参加したかったから。周りの職員の育休取得者に対する意識も以前とは変わり、理解を得やすい環境となっていたため。(Dさん)

     

  • 先輩職員で育休を取得した方から育休の良さを聞けたため。(Eさん)

     

  • パートナーが初産だったため、できる限り不安や負担をかけたくないと思い、取得しました。(Fさん)

 

ー 育休中はどのように過ごしていましたか?

  • 育休中は、育児をしながら、自分のやりたいこと(本を読んだりジム通い等)をやろうと思っていましたが、ミルクを上げたり抱っこをしたりと四六時中育児に専念する必要があり、仕事に行ったほうが楽かと思うほどしんどかった印象です。(Aさん)

     

  • 主に子供の世話や家事をしてました。また、平日の空いている時間に家族でお出かけもできました。(Bさん)

     

  • 以下のような日々でした。(Cさん)
    • 朝:上の子の保育園の支度及び送迎、朝ご飯準備など 
    • 昼:掃除、下の子の面倒をみる・遊ぶ、昼ご飯準備 
    • 夕方:上の子保育園送迎、上の子と遊ぶ、夕ご飯準備、洗濯、上の子と下の子のお風呂 
    • 夜:上の子の寝かしつけ、交代で下の子の面倒をみる

       

  • 朝・昼・晩の食事作り、洗濯、子どものお風呂、おむつ替え など(Dさん)

     

  • 育休前にはあまりできなかった家事育児や、夜中の夜泣き対応等ができました。(Eさん)

     

  • 月齢の若いうちはほとんど自宅から出ない生活でしたが、ある程度成長してからは、一緒に買い物や公園に行ったり、たまにプチ旅行したりなどして過ごしていました。(Fさん)

 

ー 育休を取得してプラスになったことや変化したことはありますか?

  • 取得期間は1か月間でしたが、出産明けで心身ともに不安定な妻を少しでもサポートができてよかったと考えています。少なくとも将来、妻子に責められることはなさそうです。(Aさん)

     

  • 子育ての大変さを感じられました。実際に仕事に復帰してみて、働いてたらこの大変さはわからないなと思いました。 また、個人的には仕事から長期間離れることによってリフレッシュもできました。(Bさん)

     

  • 育休を取得したことで育児の負担が減ったと妻に感謝されました。また、子どもとの時間が取れたので、成長を大変身近で感じられました。(Cさん)

     

  • 2人目の子どもで初めての育休をとったが、赤ちゃんのお世話がこんなに大変なのかということに気づけ、妻により感謝できるようになった。(Dさん)

     

  • 子育ての大変さを早いうちに実感することができた。新生児の貴重な時間を長く過ごすことができた。(Eさん)

     

  • 子供の成長はものすごく早く、顔つきや身体つき、泣き声までもあっという間に変わっていきます。その変化の過程を身近で沢山の時間をかけ、感じ触れることができたことは、私の中で財産だと思っています。あと、育児休業給付金は所得に含まれないため、育休を取得した翌年から住民税や保育料等が減額されたりなど、財政的でプラスとなる面もありました。(Fさん)

 

ー どのくらいの期間、育休を取得しましたか?

  • 希望としては3~6か月の育休取得がしたかったのですが、やむをえず1か月の取得となりました。(Aさん)

     

  • 6か月(Bさん)

     

  • 12月~3月(4か月)(Cさん)

     

  • 8か月(Dさん)

     

  • 6か月(Eさん)

     

  • 6か月取得しました。当時本市でも長期で育休を取得した事例はあまり見かけなかったですが、社会的に男性の育休取得の機運が高まっていたことに加え、他業種の友人もそれぞれ半年間や1年間の育休を取得し、しっかりと育児をされていたことが、長期の育休取得を後押ししてくれました。(Fさん)

 

ー 育休取得までに大変だと感じたことはありますか?

  • 計画策定業務を担当しており、スケジュール通りに計画策定を進めることができるがとても不安に感じておりましたが、当時の課長、班長、班員の理解により他にもっていた業務の負担を軽減していただいたおかげで、大きな影響は受けませんでした。(Aさん)

     

  • 育休取得者や療養休暇の職員が複数名いたため、本当に育休を取得していいのか葛藤がかなりありました。 業務の引継ぎ自体は、事前に業務マニュアルの整備や引継ぎを詳細に行ったこと、後任の職員が優秀だったこともあり、大変な点はありませんでした。(Cさん)

     

  • 業務の引継ぎが大変だった。育休を取得するなら、周りの職員にできるだけ早い段階から相談をしておき、自分の業務をもれなく引き継げるよう調整しておいた方がよい。 (Dさん)

     

  • 後任の方にできる限り負担がかからないよう業務マニュアルを作成したり、未処理事務が残らないよう前倒しでの事務処理に努めるなど、業務引継ぎ面で忙しいところもありましたが、全体的に大変だと感じることは多くはなかったです。ただ、やはり他の職員に負担をかけてしまうという点で、後ろ髪を引かれる思いはありました。(Fさん)
     

ー 復帰時期はどのようにして決めましたか?

  • 手当の金額が下がるタイミングでの復帰を決めました。(Bさん)

     

  • 最低限子どもが3カ月までは育休を取得したかったこと。きりが良い時期で復帰したかったので4月復帰としました。(Cさん)

     

  • 子が落ち着いたタイミング及び人事異動の時期も加味して決めた。 (Dさん)

 

  • 育児休業手当が少なくなる時期と、課内の状況を考えつつ復帰時期を決めました。(Eさん)

 

ー 復職後の職場環境や業務に関してはいかがでしたか?

  • 当時の課長、班長、班員が育休取得に対して理解があり、担当業務の負担軽減やフォローをしてもらったため、復職後も問題なく業務に取り組むことができました。(Aさん)

     

  • 徐々に慣れていけるように配慮してくれてます。(Bさん)

     

  • 復帰した当初はならしながらであったが、周りの職員のサポートもありスムーズに業務を進めることが出来た。 (Dさん)

     

  • 復帰が近づくにつれ、不安に思うことも多くありましたが、事前に業務の進捗状況等についてやり取りし確認していたため、スムーズに復帰できました。意外と体が覚えているものです(笑)職場環境も良く、快く復帰を迎え入れてくれました。(Fさん)

     

ー 復職した現在は、ワークライフバランスをどのようにとられていますか?

  • 妻が復職し、子が幼いため発熱などにより急遽年休を取得することが多くなってきているため、時間内に仕事を終わらせられるよう効率の良い業務ができるよう心がけています。 また、休暇の取得理由が子の看護が主となっており、土日祝も子の育児に追われているため、勤務時間内が一番心休まる時間となっています。 夫婦ともに育児奮闘中ですが、無理をし過ぎない育児を模索していきたいと考えています。(Aさん)

     

  • できるだけ早く家に帰って、子との時間を取るようにしています。(Bさん)

     

  • 急ぎの業務等がない場合にはなるべく定時で帰宅するようにしています。土日は絶対に仕事しない。 以前よりも通常の業務時間内で仕事を終わらしたいという気持ちがあり、業務の効率化等を考えるようになりました。(Cさん)

     

  • 保育園が決まってパートナーも職場復帰しており、現在はお互いに忙しい毎日を送っていますが、お風呂や寝かしつけができる時間までに帰れるよう、効率的な業務処理を常に心がけています。
    まだまだ発熱したり、体調を崩したりすることも多いので、急な休みをとったりすることもありますが、このような場合の休暇もあるため、すごく助かっています。(Fさん)

 

ー その他、家事・育児・育児休業について思うことを教えてください。

  • 取得期間は1か月と短いものではありましたが、もし育児休暇を取得していなければ、たぶん妻の苦労も子育ての喜びも分からなかっただろうと思いますので、今後は夫婦お互いを尊重して協力しながら育児をしていきたいと思っています。(Aさん)

     

  • 男性には最低でも出産後1ヵ月は育休をとって、奥さんを支えてほしいなと思います。(Bさん)

     

  • 育児は大変な部分もありますが、そこも慣れてくると案外楽しく思えるものです。一方に任せきりではなく、お互いに協力しながら楽しみながら子育てをするためにも、男性の皆さんもぜひ積極的に育休を取得されてみてはいかがでしょうか。

    その点で豊見城市は男性の育休取得に理解ある職場だと思います。(Fさん)

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本市は、沖縄本島南部に位置し、北は県都の那覇市に隣接、東は南風原町、八重瀬町、南は糸満市に隣接しています。面積は19.33平方キロメートル。 本土復帰を境に人口が急激に増加し、村として全国で1位、2位の人口規模を競い合う大きな村に発展してきました。平成14年4月1日、地方自治法施行後初となる村から市へ市制施行を行い、「豊見城市」の産声をあげました。市制施行以来、地先等への企業誘致、雇用拡大を行うことで新たな活力が生まれ、全国の市を対象に集計された「全都市/成長力ランキング」において、常に上位にランキングされています。 一方、本市の土壌は保水性に富んでいるため、昔から農業の盛んな地域で、戦前はサトウキビ、戦後は葉野菜づくりが行われてきました。近年ではこれらに加え、ビニールハウス栽培などを中心に都市近郊型の農業がおこなわれ、マンゴー、トマトなどが栽培されています。さらに、サトウキビの葉、穂を染料とした「ウージ染め」が開発され、本市の特産物として販売されております。

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