保健福祉部 福祉総務課で勤務しているR.Sさん。
ありのままをインタビューさせていただきました。
※今回のインタビュー内容は、2025年3月末時点のものです。【プロフィール】
氏名:R.S
入庁:2023年
入庁区分:新卒
所属:保健福祉部 福祉総務課
職種:事務職
過去の所属:異動経験なし
— まずは自己紹介をお願いします。
2023年に新卒で桑名市役所に入庁し、現在は保健福祉部 福祉総務課に所属しています。
出身は桑名市外ですが桑名市内の高校へ進学し、市民の温かさや地域の活気に触れてきた経験から、「このまちに貢献したい」という思いを持つようになりました。
— なぜ公務員を目指したのですか?
もともとは漠然と地域に関わる仕事をしたいと考えていました。
そんな中で大学時代に三重県を離れたことで、三重の良さや、地元が持つ魅力を改めて感じるようになりました。
自身が持っていた想いとこの経験から自分の好きな三重県や生まれ育った地域をさらに発展させるためには、公務員としての仕事が1番だと感じ、この道を選びました。
— その中でも、なぜ桑名市役所を選んだのですか?
私自身はいなべ市出身ですが、高校時代を桑名で過ごしました。
通学や通勤で接する桑名市民の温かさ、花火大会や石取祭の賑わいに魅力を感じ、「このまちのために働きたい」と思いました。
また他の自治体と比較して桑名市役所は、若手の意見を取り入れながら柔軟にまちづくりを進める姿勢を感じ、私にとって挑戦しがいのある職場だと感じ桑名市役所を選びました。
— 改めて現在の仕事内容を教えてください。
私が担当しているのは、主に2つの仕事です。
1つ目は事務局として保護司会の活動をサポートすることです。
2つ目は社会福祉法人の監査業務、許認可申請の対応、質問・相談対応です。
季節や業務スケジュールによって異なりますが、社会福祉法人関係の業務が約6割、保護司会の業務が約4割 という割合で進めています。
— 仕事の中で「価値を発揮できた」と感じる瞬間はありますか?
保護司や社会福祉士法人の方々からの質問や相談に、より迅速に対応できたときに感じます。
以前は1週間ほどかかっていた対応を数日で返せるようになり、「助かったよ!」と言っていただけた際は、成長を実感しました。
行政の仕事はルールや手続きが多く、スピードを求められる場面は限られますが、
「いかに早く、正確に、相手の求める答えを出せるか」 を意識しながら業務に取り組んでいます。
— 桑名市役所の職場の雰囲気はどうですか?
福祉総務課は比較的少人数の職場ですが、その分、上司や先輩との距離が近く、相談しやすい環境だと感じています。忙しい中でも、上司が「大丈夫?」と気にかけてくれたり、業務の悩みを気軽に相談できたりする雰囲気です。
また、限られた人数で効率よく業務を回すための工夫も求められます。
責任は大きいですが、その分、自分の役割を明確に持ち、業務を通じて成長できる環境が整っているとも感じています。
— 「未来の桑名をこうしたい!」というビジョンを教えてください。
市民の皆さんがもっと行政に期待を持ち、信頼できる存在として感じてもらえる環境をつくりたいと思っています。市役所の業務は「決まったルールに従うこと」が前提ですが、その中でも市民や法人の課題に丁寧かつ迅速に応えられる仕組みを整えることが重要だと考えています。
— 今後、挑戦したいことや成し遂げたいことは?
私が担当しているのは、法人さんや保護司さんの主要業務ではなく、事務手続きを支援する業務です。
そのため、関わる方々が本来の業務に集中できるよう、事務負担を最小限に抑え、『より早く、確実に』対応できる仕組みを整えていきたいと考えています。
今後は、手続きの効率化やサポート体制の強化を進めることで、よりスムーズに行政の支援が届く環境をつくることを目指します。
— 「こんな人なら桑名市役所で活躍できる!」という人物像は?
「相手の立場に立って考え、行動できる方」 は、市役所で活躍できると思います。
行政の仕事は、さまざまな立場の方と関わります。
「どうしたら相手にとってベストな対応になるか?」を考えられる人が、より良い仕事ができると感じます。
— 最後に、仕事をする上で大切にしていることを一言で表すと?
「能動的に取り組み、責任を持つこと」です。
市役所の役割も時代とともに変化し、「受け身」の姿勢でだけはなく、柔軟さやスピード感、キャッチアップ力が求められる仕事になっています。これからも、変化に対応しながら成長していきたいです。

―本日はありがとうございました!
相手の立場になって丁寧かつスピード感を持って仕事をする姿勢が私も刺激になりました。