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桑名市役所

三重県の北部に位置する人口約14万人の都市です。木曽三川の河口、伊勢湾の最奥部に面しており、淡水と海水が混ざり合う栄養豊富な海で育つハマグリや海苔は桑名の特産品です。江戸時代に整備された東海道五十三次の42番目の宿場町として古くから栄え、現在は、全国的にも有名なレジャー施設や商業施設などを擁する観光のまちとして親しまれています。

「理学療法士→自治体のブランド推進」異業種転職で見えたまちづくりの新たな視点

桑名市役所

2025/04/01

市長公室 ブランド推進課で勤務しているY.Hさん。

ありのままをインタビューさせていただきました。

※今回のインタビュー内容は、2025年3月末時点のものです。


【プロフィール】
氏名:Y.H
入庁:2021年
入庁区分:中途
所属:市長公室 ブランド推進課
職種:事務職
過去の所属:保健福祉部 保健医療課(2021年~2023年)
前職:理学療法士
 

— まずは自己紹介をお願いします。

私は2021年に中途採用で桑名市役所に入庁し、現在は市長公室 ブランド推進課に所属しています。
もともとは理学療法士として病院でリハビリ業務に従事していましたが、もっと広い視野で仕事がしたいと考え、公務員への転職を決意しました。

異業界からの転職でしたが、市役所の仕事を通じて地域と関わりながら、新たな価値を生み出すことの面白さを日々実感しています。
 

— なぜ公務員を目指したのですか?

理学療法士として働く中で、「もっと多くの人に関わる仕事がしたい」と考えるようになりました。
病院では、目の前の患者さんの生活を支える仕事でしたが、より広い範囲で地域や社会に貢献する仕事ができないかと模索していました。

そんな想いを持ちながら転職を考えた際に、家族との相談の中で「公務員」という選択肢が出てきました。
安定した職業というだけでなく、地域に直接関わりながら変革を起こせる可能性 に魅力を感じ、公務員の道を選びました。
 

— その中でも、なぜ桑名市役所を選んだのですか?

ライフステージの変化のタイミングで、三重県内の自治体の就職活動をする中で、桑名市役所は人物重視の採用選考を行っていることを知りました。

多くの自治体では筆記試験の比重が大きい中で、異業種・異業界からの転職でも挑戦しやすい環境だと感じたことが大きいです。さらに、桑名市の持つポテンシャルや、まちの活気に魅力を感じ、「このまちで新しい挑戦をしたい」と思い志望しました。


— 改めて現在の仕事内容を教えてください。
大きく2つあります。

1つ目はふるさと納税領域の企画・運営です。
桑名市の魅力を全国に発信し、市の財源確保につなげることがこの業務の目的です。
具体的には、桑名市へ寄付していただいた方からの問い合わせ対応や書類等の発送、市内の事業者と連携し、新たな返礼品の開拓を行い、寄付者にとって魅力的な選択肢を増やすことを目指しています。また、返礼品の訴求力を高めるため、画像やテキストのクリエイティブディレクションを担当し、より多くの方に桑名の特産品を知ってもらうための広報活動も実施しています。

2つ目はパブリックリレーションズ事業の推進です。
桑名市のブランド価値を向上させるため、観光・特産品のPR活動と言うとイメージがしやすいと思います。
市の魅力を多くの人に知ってもらうために、国内外への情報発信を強化し、観光客や訪問者の増加につながるような施策を行っています。
また、上記の情報発信の他に「誰もが英語でコミュニケーションをとれるまち」として「イングリッシュ・フレンドリー・シティ」を目指し、市内の国際化意識の醸成に向けたイベント等の企画を行っています。
 

地域経済の活性化とブランド価値向上を目指し、市民や事業者と連携しながら日々挑戦を続けています。

— 仕事の中で「価値を発揮できた」と感じる瞬間はありますか?
事業者と共に考えた返礼品が、実際にふるさと納税の寄付につながった際のお話です。

ある事業者さんと返礼品について相談していた際、寄附者ターゲットを絞った高額返礼品を企画・提案をしました。
 

実際にその企画・提案した内容から「30万円の高額寄付」が発生しました。
自分が携わった企画が、桑名市の財源確保や事業者支援につながることを実感し、大きなやりがいを感じました。
 

— 桑名市役所の職場の雰囲気はどうですか?

とても働きやすい環境だと感じています。

上司や先輩との距離が近く、意見を交わしやすい雰囲気があります。

仕事の話だけでなく、プライベートの話や子育ての相談など、気軽にコミュニケーションを取れる環境です。

公務員というと「堅い職場」のイメージがあるかもしれませんが、思っていた以上に風通しが良く、柔軟な働き方ができることが魅力だと思います。
 

— 「未来の桑名をこうしたい!」というビジョンを教えてください。

自分たちの世代主導で時代に合わせて柔軟な対応ができる組織やまちにしていきたいと思っています。

若手や若者の声が市政に反映される仕組みを強化し、行政がより開かれた存在 になれるような環境づくりをしていきたいです。
 

— 今後、挑戦したいことや成し遂げたいことは?

「パブリック・トランスフォーメーション(行政の変革)」を推進し、自治体がより柔軟に動ける仕組みをつくることです。市役所が変革を牽引し、組織間の連携をよりシームレスにすることで、より良いまちづくりを実現したいと思っています。


— 「こんな人なら桑名市役所で活躍できる!」という人物像は?

「積極的にコミュニケーションを取ることができる方」 は、桑名市役所で活躍できると思います。

行政の仕事は、内外部での調整が多い分、相手の意図をくみ取り、円滑に仕事を進める力が求められます。
積極的に意見を交わしながら、良い仕事につなげることが大切でだと考えています。
 

— 最後に、仕事をする上で大切にしていることを一言で表すと?

「現地現物でのコミュニケーション」

デジタル化が進む一方で、Face to Faceの対話や、実際に現場に足を運び、肌で感じることの大切さを日々実感しています。テキストだけでは伝わらない「空気感」や「熱意」を大切にしながら、仕事に取り組んでいます。


―本日はありがとうございました! 
前職とは全く違う領域ながら成果を出されている姿に私も活力をもらいました。

三重県桑名市
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三重県の北部に位置する人口約14万人の都市です。木曽三川の河口、伊勢湾の最奥部に面しており、淡水と海水が混ざり合う栄養豊富な海で育つハマグリや海苔は桑名の特産品です。江戸時代に整備された東海道五十三次の42番目の宿場町として古くから栄え、現在は、全国的にも有名なレジャー施設や商業施設などを擁する観光のまちとして親しまれています。

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