日々多様なテーマに挑む、ブランド推進課ダイバーシティ推進係。
その中心にいるのは、異なるバックグラウンドを持つ3人のメンバー。
チームの魅力とこれからのビジョンについて語っていただきました。
※今回のインタビュー内容は、2025年3月末時点のものです。

【プロフィール】
氏名:N.A(以下、Aさん_写真右)
入庁:2020年
入庁区分:新卒
職種:事務職
所属:市長公室 ブランド推進課 ダイバーシティ推進係(2024年4月〜)
過去の所属
市長公室 政策創造学課(2020年4月〜2023年3月)
保健福祉部 保険医療課 保険年金室(2023年4月〜2024年3月)
氏名:H.G(以下、Gさん_写真中央)
入庁:2009年
入庁区分:中途
職種:事務職
所属:市長公室 ブランド推進課 ダイバーシティ推進係(2024年4月〜)
過去の所属
保健福祉部 福祉総務課(2009年4月〜2012年3月)
総務部 財政課(2012年4月〜2015年3月)
市長公室 政策創造課(2015年4月〜2018年3月)
都市創造部 都市管理課(2018年4月〜2019年3月)
内閣府派遣(2019年4月〜2020年3月)
市長直轄 防災・危機管理課(2020年4月〜2022年3月)
市長直轄 グリーン資産創造課(2023年4月〜2024年3月)
氏名:R.Iさん(以下、Iさん_写真左)
入庁:2022年
入庁区分:中途
職種:事務職
所属:市長公室 ブランド推進課 ダイバーシティ推進係(2024年4月〜)
過去の所属
異動経験なし
— 改めてこのチームの仕事内容を教えてください。
Aさん:現在は、2つの大きなテーマに取り組んでいます。
1つ目は、桑名市に住む外国人市民のサポートです。市民の一員としての安心感を持ってもらえるように、日本語教室の開催や文化交流イベントの企画・運営に力を入れています。住民同士の交流を自然に促すことで、まち全体の一体感を高めることが目標です。
2つ目は、桑名市の国際化です。市役所窓口の多言語対応や、学生を対象とした国際プログラムの企画など、地域と世界をつなぐ架け橋となる取り組みを進めています。将来的には、桑名が「国際都市」としての存在感を持てるような土台づくりを目指しています。
— ダイバーシティ推進係のチームの雰囲気はどのように感じていますか?
Iさん: 思いついたアイディアをすぐに形にできるのが、このチームの良さだと感じています。普通の職場では通らないような提案も、きちんと耳を傾けてもらえる。だからこそ「やってみよう」と思える環境になっているんだと思います。仕事の中に“楽しさ”を感じられるのは大きなモチベーションです。
Aさん: 自由な発想が歓迎される職場だと感じています。アイディアを出すと、必ず誰かが「面白いね」と拾ってくれて、自然と企画として進んでいく。その連鎖がやりがいにつながっています。形式にとらわれず、心理的な安心感のある空気も魅力です。
Gさん:チームとしての共通認識に「否定から入らない」があります。雑談やちょっとしたやり取りから本気の企画に育っていくのは、うちのチームの面白さでないかと思います。
冗談交じりのアイディアが、気づけば市の事業になっていることもありますよ。
— 後輩から見て、先輩の「すごいな」と思ったことは?
Aさん: 人とのコミュニケーションがとても丁寧なところです。私自身もお話していて心地がいいです。
それは日常の会話だけでなく、会議や調整の場でも感じます。相手の立場に立ちながら話を進める姿勢が、周囲の人を自然と巻き込み良い成果に繋げています。そんなリーダー像に私も近づきたいと思っています。
Iさん: Gさんのすごさは“背中で引っ張る”ところだと思います。口で指示するのではなく、自分が率先して動く。その姿に、何度も「自分もこうなりたい」と思わされました。信頼関係が自然と築けているのは、そういう在り方があるからだと感じています。
— 逆に、先輩から見た後輩の成長は?
Gさん:入庁時から2人とも基礎的な行政知識はあったと感じています。その上でこの1年「自分の言葉で語る力」と「物事をやり切る力」が飛躍的に伸びたと思います。積極的に新しい技術を活用したり、外部とコミュニケーションを取ったり、変化の多い時代において、柔軟さと突破力を備えた存在になってきているなと感じています。
— 今後、挑戦したいことや成し遂げたいことは?
Gさん: 組織全体をもっと“挑戦できる風土”にしていきたいです。先進的な取り組みをするには、個人の意欲とそれを支えるチーム文化が必要。自分がその牽引役として動けたらと思っています。
Iさん: 前職が銀行員だったこともあり、ブランド推進課の「柔らかさ」には驚きました。その反面、自治体としての制度や法令理解の深さも求められます。今後はそのバランスを高めて、桑名市の「ブランド価値」をさらに上げたいと考えています。
Aさん: 新しい技術や価値観を積極的に取り入れて、市役所の仕組みそのものを変えていきたいです。時代に合わせて行政も進化すべきですし、その一翼を担えたらうれしいです。
— 桑名市をもっと良くするために「こんなことができたら」と思うことは?
Iさん: 外国人市民がもっと暮らしやすい環境を整えたいです。そのためには行政だけでなく、地域や民間の力を巻き込んだ連携が重要。その橋渡し役になれたらと思います。
Aさん: 職員にもっとグローバルな視点を持ってもらいたいです。視野を広げるために、海外派遣や現地研修のような機会がもっと増えるといいと感じています。現在、台湾に向けた施策を行っていることもあり、私自身も台湾現地に出向きインプットしたいと考えています。
Gさん: 官民連携はもちろん、他自治体との人事交流も活発にしたいです。内閣府への出向経験から、外部視点の重要性を強く感じるようになりました。職員の視座が高くなることで、桑名市全体の力が上がっていくと思います。
— こんな人なら桑名市で活躍できるというイメージがあれば教えて下さい。
Aさん: 自分なりの想いや理想像を持っていて、それをきちんと伝えられる方。人と対話する姿勢も大切にできる方であれば活躍できると思います。
Gさん: 「こうしたい」という想いを持っている方。桑名市出身であろうとも無かろうともその想いを桑名で実現したいという方であればご活躍いただけると思います。
Iさん: ビジョンを持ちつつ、協調性のある方。自由な職場だからこそ、自律と協調のバランスが求められます。このバランスをお持ちの方であれば活躍できると思います。
— 最後に、仕事をする上で大切にしていることを一言で表すと?
Aさん:「誰かの想いを形にする」
——ただ業務を進めるのではなく、そこにある“人の想い”をくみ取ることを意識しています。
Gさん:「変化に対応し続けること」
——時代の変化に合わせ、自分自身が柔軟でいることで、新しい価値を生み出せると思っています。
Iさん:「正確さと自由の両立」
——制度に対する責任を果たしつつ、より良い変化のために“自由”を大切にしていきたいです。
―本日はありがとうございました!
「役職や年次に関係なく、自由に意見を出し合い、前向きに行動する」チームの風土がとても印象的でした。