保健福祉部 障害福祉課で勤務しているR.Kさん。
ありのままをインタビューさせていただきました。
※今回のインタビュー内容は、2025年3月末時点のものです。

【プロフィール】
氏名:R.K
入庁:2022年
入庁区分:新卒
所属:保健福祉部 障害福祉課
職種:事務職
過去の所属:異動経験なし
— まずは自己紹介をお願いします。
私は2022年に新卒で桑名市役所に入庁し、現在は保健福祉部 障害福祉課に所属しています。主な業務は、障がいのある方々への相談対応や、福祉サービスを受けるために必要な「受給者証」の申請受付・発行などです。
制度や手続きは専門的な内容も多いのですが、市民の方が安心して利用できるように、分かりやすく伝える工夫を日々意識しています。
— なぜ公務員を目指したのですか?
中学生の頃から、親に「あなたは公務員に向いているかもね」と言われていて、そこから自然と意識するようになりました。実際に将来を考える中で、自分の性格や価値観と公務員の仕事の在り方がしっくりくると感じ、迷わずこの道を志しました。
— その中でも、なぜ桑名市役所を選んだのですか?
通勤しやすいという現実的な理由もありましたが、それだけではありません。
実際に採用説明会などで接した職員の方々の雰囲気や、街のスケール感、穏やかな市民性に魅力を感じたのも大きかったです。自分が働くイメージが自然に湧いたのが、桑名市役所でした。
— 改めて現在の仕事内容を教えてください。
障害福祉課で、障がいのある方への福祉サービスに関する相談対応や、受給者証の申請受付、発行、発送業務を担当しています。制度の運用に関わる事務処理も多いですが、その一つひとつの業務が誰かの生活に直結している責任のある仕事だと感じています。
— 仕事の中で「やりがいを感じることでできた」瞬間はありますか?
相談を受けた方から「本当に助かった、ありがとう」と言っていただける瞬間です。
自分では“当たり前の作業”に思えることでも、相手にとっては切実な悩みを解決する一歩になる。
その重みと温かさを感じた時、この仕事を選んでよかったと心から思えます。
— 桑名市役所の職場の雰囲気はどうですか?
アットホームな雰囲気のある職場だと感じています。
— 「未来の桑名をこうしたい!」というビジョンを教えてください。
市民が自然と集まって、笑顔になれるようなイベントや空間をつくっていきたいと思っています。
例えば、地域交流を促進するような取り組みで、「この街っていいな」と思ってもらえるきっかけづくりがしたい。障害福祉の分野で得た知識や経験を活かして、企画や推進にも挑戦していきたいです。
— 今後、挑戦したいことや成し遂げたいことは?
まだ直接的に企画を担う立場ではありませんが、今後はイベント運営やプロジェクト推進にも関わっていきたいです。制度や事務だけでなく、市民と行政をつなぐ役割を担えるようになりたいです。
そのためにも、まずは今の業務に丁寧に向き合い、信頼を積み重ねていきます。
— 「こんな人なら桑名市役所で活躍できる!」という人物像は?
分からないことを抱え込まず、周りに素直に頼れる人です。特に福祉の現場では、制度や個別対応で分からないことも多いですし、コミュニケーションが何より大切。周囲と協力しながら、前向きに仕事に取り組める方なら、どんな場面でも力を発揮できると思います。
— 最後に、仕事をする上で大切にしていることを一言で表すと?
「伝わるように、伝える。」
専門用語や制度が多い福祉の世界では、相手に正確に、でも優しく伝えることがとても重要です。そのために日々知識を蓄え、どうしたら相手にわかりやすく伝わるかを考えながら、丁寧な言葉選びを心がけています。

―本日はありがとうございました!
制度の先にいる“人”を見つめ続けるT.Kさんの姿勢は、福祉職の本質を体現しているように感じました。