桑名市役所で技術職として勤務している大谷さん。
市職員としてのやりがい、職場の雰囲気、印象に残っている仕事の一幕など、ご自身の経験をもとにお話を伺いました!
※今回のインタビュー内容は、令和6年3月末時点のものです。
<プロフィール>
採用年度:令和4年度(2022年)
採用職種:技術職
所属部名:都市整備部
※令和6年4月の組織改編により、都市整備部は「都市創造部」に名称変更されました。
過去に経験した部署:異動経験なし
入庁前の状況:他からの転職
―現在の所属課(係)では、どのような業務を扱っているのでしょうか?
大谷さん:建築物の建築に関する幅広い業務を行なっています。建築基準法に基づく許認可、違反建築物に対する指導、建築基準法の道路相談への対応、木造住宅の耐震補助制度の取扱いなどですね。
―大谷さんの主な担当業務を教えてください。
大谷さん:私は木造住宅耐震補助制度の業務を主に担当していて、窓口・電話での制度説明、補助金申請の受付、国費や県費の申請(予算要望・調整)を行なっています。その他、違反建築物の通報や建築基準法の道路等の相談、必要に応じて現場確認、指導や道路見直し等の対応をしています。
多くの方が「市役所の主な業務といえば窓口対応」というイメージを持つ方と思いますし、私もその一人でした。入庁後、その他にも現地調査や審査会、他行政との意見交換の場もあり、業務の多様さに驚きました。それぞれの業務を経験していくことや市役所としての1年間の流れを掴み、この時期はこの行事があるといった全体像を把握することによって徐々に慣れていくことができました。
―市職員になって「やりがい」を感じたことは何かありますか?
大谷さん:木造住宅の耐震補助制度に関する担当業務の中で、申請のやりとりを行なっていた市民の方から、完了報告の際に直接感謝の言葉をいただく機会があり、喜びとやりがいを感じました。昨年度までは窓口等で建築関係の専門業者の方と対面する機会が多く、市民の方とコミュニケーションを取ることは少なかったのですが、今年度からそのような機会が増えたことで、より市民の方のために業務を行う市職員としての実感が湧きました。
―なるほど、担当する業務が変わることで、様々な方とコミュニケーションを取る機会があるのですね。少し話は変わりますが、職場の雰囲気についても教えてください。
大谷さん:雰囲気は温かく、小さなことでも相談しやすい職場です。私が担当業務のことで悩んでいると、上司や先輩方が声を掛けていただけます。一人で抱え込まずに相談すると、すぐに係全体で打ち合わせを行って問題解決に向けて考えることができます。また、他の部署の先輩方も優しく対応・協力してくださる方ばかりで、全体的に温かい雰囲気があります。
―最後に、市職員に必要なことは何だと思いますか?
大谷さん:ひと言でいえば「柔軟性」だと思います。法令で定められていることでも、その解釈の範囲内で見方や考え方の角度を変えることによって、実態に即した判断ができると思います。
また、柔軟性のある人は、臨機応変な対応ができるため、市民の方々の要望に広い視野で応えることができると思います。
―本日はありがとうございました!