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三重県の北部に位置する人口約14万人の都市です。木曽三川の河口、伊勢湾の最奥部に面しており、淡水と海水が混ざり合う栄養豊富な海で育つハマグリや海苔は桑名の特産品です。江戸時代に整備された東海道五十三次の42番目の宿場町として古くから栄え、現在は、全国的にも有名なレジャー施設や商業施設などを擁する観光のまちとして親しまれています。

【多職種が協働する介護認定審査会】介護高齢課:突然の介護の不安に寄り添う心掛け/審査会で様々な考えや熱い思いに触れて

桑名市役所

2024/08/19

桑名市役所の介護高齢課で勤務している中根さん。

市職員としてのやりがい、職場の雰囲気、印象に残っている仕事の一幕など、ご自身の経験をもとにお話を伺いました!

※今回のインタビュー内容は、令和6年3月末時点のものです。

<プロフィール>

採用年度:令和4年度(2022年)

採用職種:保健師
現在の所属課名:保健福祉部_介護高齢課
過去に経験した所属:なし
入庁前の状況:病院と併願 、国・県・他自治体と併願、新規学卒者(新卒、第二新卒)
 

 

―現在の所属課(係)では、どのような業務を扱っているのでしょうか?    


中根:私が所属している介護高齢課(管理・認定審査係)では、要介護・要支援認定や介護保険の保険料に関する業務等を扱っています。介護を必要とする高齢者の方が介護サービスを受けた際の費用を社会全体でカバー(本人が負担する介護費用を軽減)することで、高齢者やその家族が抱える不安や負担を減らす。介護保険は、高齢者の方が住み慣れた地域でその人らしく安心して暮らすことを支える、とても重要な制度です。


―中根さんの主な担当業務を教えてください。


中根:介護保険を利用し、介護サービスを受けるために必要な介護度を決定するまでの一連を担当しています。主に介護保険の申請受付から、審査会資料の確認や事務局など認定審査会の運営を行っています。また、電話や窓口において介護保険に関する問い合わせ等に対応しています。

 


―市職員になって「やりがい」を感じた場面は何かありますか?


中根:介護保険制度の内容がわからず不安そうに相談に来られた方が、説明を通して少し先が見え、ほっとした表情が見られた時や感謝の言葉をいただいた時に、やりがいを感じます。私が携わる業務は、介護サービスを必要とする方にとっての入り口(始まり)と思います。人生100年時代と言われる現代、いつまでも健康で過ごせるのが一番ですが、誰しもが「介護」に直面する可能性があることも事実です。突然介護が必要になったり様々な不安を抱えた方々の気持ちや思いに寄り添い、その不安を少しでも軽減できるような対応を心掛けています。また、利用者本人の心身の状況や生活機能の低下について判定する「基本チェックリスト」を紹介する等、健康の保持・増進に関する業務も進められたらと思っています。


―中根さんは新卒での入庁とのことですが、実際に働いてみてギャップや苦労したことはありましたか?


中根:私は看護系の大学に進学し、講義や実習を通して看護学を中心に様々な内容を学びました。介護保険制度や介護度については既に学んで知っていたのですが、実際に今の部署に配属され働いていく中で、介護保険料の計算や認定審査に関わること等、自身が学んできたこと以上に身に付けなければならない知識がたくさんありました。入庁当初は、職場で経験したことやそこで教わったことを必死に覚え、わからないところは書籍等で調べる毎日。業務で扱うシステム画面など初めて見るものばかりで困惑もしましたが、上司・先輩方に丁寧に教えていただき、たくさんの学びがあり楽しかったです。
 

―職場の雰囲気についても教えてください。


中根:優しい方が多く、温かい雰囲気の職場です。入庁した4月はちょうど介護保険料仮算定通知の発送後の時期で、限られた職員数の中で対応に忙しく追われていましたが、その中でも事務作業や問い合わせへの対応等、業務内容や分からないことについて一つひとつ丁寧に教えていただいた記憶があります。今でも不安や悩みを相談すると、親身になって一緒に考えてくださる上司や先輩方がいるので、日々安心して業務に取り組むことができています。

 


―今までで印象に残っている仕事の一幕は、何でしょうか。


中根:私が所属する係では介護認定審査会を毎週開催しているのですが、審査会に初めて同席した時のことは今でも覚えています。介護認定はその方がどれだけ介護や介助が必要かによって判定されますが、コンピュータ判定では読み取ることができない介護の手間や状態について医療専門職の方々が審査会の中で話し合い、最終的な介護度を決定します。審査会では、医師、歯科医師、薬剤師、ケアマネジャーといった様々な職種の方の考えに触れることができ、毎回学びがあります。審査委員の方の熱い思いを聞き、私自身も気持ちが熱くなり、心に残っています。


―様々な専門領域の方々から話を聞く機会、大きな刺激となりますね!最後に、市職員に必要なことは何だと思いますか?


中根:自分の考えや視点だけではなく、色々な考え方や視点から物事を見つめるように心掛けています。市役所では、市民の方々・多職種の方と関わる機会が多くあり、様々なお問い合わせへの対応や会議等に参加します。法律や制度に基づき対応する上で、できかねることもありますが、できる限り思いに沿える様、できることや代わりとなる方法が他にないか、調べ考えたり、上司や先輩へ相談しています。自分の考えや視点だけでは気付かなかったことも、話を通してひらめくことがあり、多職種の方と関わる事で自身の視野が広がるように感じます。様々な視点から見つめ、柔軟に対応できる力を今後も磨きたいです。
 

―本日はありがとうございました! 

職員インタビュー
保健師
三重県桑名市

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三重県の北部に位置する人口約14万人の都市です。木曽三川の河口、伊勢湾の最奥部に面しており、淡水と海水が混ざり合う栄養豊富な海で育つハマグリや海苔は桑名の特産品です。江戸時代に整備された東海道五十三次の42番目の宿場町として古くから栄え、現在は、全国的にも有名なレジャー施設や商業施設などを擁する観光のまちとして親しまれています。

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