桑名市役所にて土木課で勤務している職員の方に、市職員としてのやりがい、職場の雰囲気、印象に残っている仕事の一幕など、ご自身の経験をもとにお話いただきました。
※本人の希望により、名前は伏せています。
※今回のインタビュー内容は、令和6年3月末のものです。
<プロフィール>
採用年度:令和4年度(2022年)
採用職種:技術職
現在の所属課名:土木課
過去に経験した所属:なし
入庁前の状況:新規学卒者(新卒、第二新卒)、国・県・他自治体と併願
―現在の所属課・係では、どのような業務を扱っているのでしょうか?
職員:土木課(建設係)では公共施設の工事を担当しており、主に道路や河川等を整備しています。
自治会から提出される工事要望書をもとに係内で施工箇所を決定し、工事の発注を行っています。
―あなたの主な担当業務は何ですか?
職員:工事の発注に至るまでの現場確認、図面の作成、設計書の作成を行っています。また発注した工事が適切に行われるよう、監督員として現場作業時に立ち会ったり書類の確認を行ったりしています。
―市職員になって「やりがい」を感じたことは?
職員:工事は様々な機関と調整を行いながら進めています。また、天候や現場状況により工事の進捗が止まることがあります。その中で、工事が完成すると達成感があります。また工事を行ったことにより、市民の方から感謝の言葉を頂くとやって良かったなと感じると共に日々の業務を頑張ろうと感じます。
―実際に働いてみて、ギャップや苦労したことはありましたか?
職員:入庁前、市役所職員は基本的に役所内でパソコン作業をするイメージでしたが、業務で何度か草刈りや水路の泥上げを行い、肉体労働も職員で行うのだと知りました。
―職場の雰囲気を教えてください。
職員:どんなことでも気軽に質問しやすい雰囲気です。これまでの業務中に自分一人では判断できないことが多くありました。その際に周りの方々が優しく教えてくださったため解決することができました。
―今までで印象に残っている「仕事の一幕」or「言葉」は?
職員:自分の担当する側溝工事の最中に家の壁が倒れてしまったことです。この事故では、作業員が壁の下敷きにならなかったため幸いけが人は出ませんでした。この経験から命に関わる業務を担当していると強く感じたため、監督員として責任を持ってひとつひとつの工事に向き合っていこうと思いました。
―市職員に必要なことは何だと思いますか?
職員:適切に判断する能力が必要だと思います。窓口や電話で市民の対応をすることが多くあります。職員も人間であるため、相手方の口調や態度によって色々な感情を持ってしまうことがありますが、その一時の感情に流されず冷静に判断できることが大事だと思います。
―ありがとうございました!