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「住んでよし、訪れてよしの新潟県」  新潟県では、県民の皆様が、新潟の魅力・新潟らしさ「新潟ブランド」を意識し、新潟に住んでいることを誇りに思い、これからも住み続けたいと思える新潟県、そして、国内外の方々が新潟に魅力を感じ、訪ねてきていただける新潟県を目指し、様々な政策の推進に取り組んでいます。

写真から導く自分に適した水産職!(令和4年12月23日)

新潟県庁

2024/08/20

目次

 


あなたに適している仕事は何でしょうか?

はじめまして、ここでは写真をもとにあなたに適した水産の職種をご紹介いたします。
まずは、下記の写真をご覧ください。

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皆さんはどの写真が一番興味を惹かれましたか?
写真に番号を振った画像を下記に用意しましたので、自分が興味を持った写真の番号を覚えていてください。

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ここでは、どの写真を選んだかによってあなたにぴったりの水産職をご紹介いたします。

①の写真を選んだ場合の適した仕事は?

①の写真は漁師さんが船から網を海へ投入しているところです。この写真が目に留まったあなたは、漁師さんと関わる仕事、例えば、担い手の育成に携わる仕事が向いているのかもしれません。

担い手育成の仕事は、漁業をやりたい人に対して研修会を開催したり、先輩漁業者を紹介するなど、スムーズに漁業ができる体制づくりのお手伝い等をしています。

②の写真を選んだ場合の適した仕事は?

②の写真は藻場(海藻が茂っている場所)と魚の写真です。この写真が目に留まったあなたは、藻場を造る仕事が向いているのかもしれません。

水産課では、海水温の上昇や、海藻を食べる生き物に食べられて海藻が減ってしまった場所を海藻が生えるように整備しています。
また、水産海洋研究所では、海藻がどのような環境で増えやすいか、どのように養殖すると効率が良くなるかといった研究をしています。

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投入したブロックに海藻が生える様子

 

③の写真を選んだ場合の適した仕事は?

③の写真は底びき網漁業を行う漁船の写真です。この写真が目に留まったあなたは、漁船に携わる仕事が向いているのかもしれません。

漁業を行うにあたっては様々な法律や、漁師さん同士の話し合い等により使うことのできる船の大きさ等が決まっています。水産課では、漁船がその決まりに基づいた大きさになっているか等を検査したり、新しく造る漁船が申請されたとおりの大きさとなっているか調べる仕事を行っています。

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漁船の大きさが申請どおりか計測中

 

④の写真を選んだ場合の適した仕事は?

④の写真は錦鯉の写真です。この写真が目に留まったあなたは、錦鯉に携わる仕事が向いているのかもしれません。

新潟県から輸出される錦鯉の年間の取扱金額は、約27億円で、新潟県の農林水産物を代表する輸出品目の一つと言っても過言ではありません。そのような錦鯉を輸出するための施設登録等の管理や、錦鯉の品評会のお手伝いなど、錦鯉の振興に関する様々な仕事を行っています。
また、内水面水産試験場では、錦鯉の養殖技術等に関する研究や、病気に関する研究を行っています。

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輸送に関する試験のため、袋内のデータを計測中

 

⑤の写真を選んだ場合の適した仕事は?

⑤の写真は防波堤と消波ブロック※の写真です(※実は多くの方がテトラポッドだと思っているものは特定の会社の登録商標であり、正確な名称は異形ブロックや消波ブロックと言います。)。この写真が目に留まったあなたは、漁港に携わる仕事が向いているのかもしれません。

漁港課では、漁船の安全な停泊や航行のため、または漁師さんが衛生的に水産物を水揚げできるように、防波堤等を含む漁港の傷んだ箇所の補修や改修、増設等を行っています。

⑥の写真を選んだ場合の適した仕事は?

⑥の写真は水揚げされた魚の写真です。この写真を選んだあなたは、水産職のすべての仕事に向いているのかもしれません。水産職=魚と言ってもいいくらい、いつも身近に魚の話題があります。

特に魚自体に興味があれば、水産海洋研究所では魚の資源量に関する調査・研究や、加工を通じた有効利用などに関する研究を行っています。

水産職あるあるをご紹介!

その1:居酒屋の刺身について評価しがち

水産職の人は、昼食や飲み会等で刺身や魚料理が出てきた際に、何の魚か、どこの魚か、天然か養殖か、冷凍ものかどうかといったことを常に考えてしまいます。例えばどこか旅行に行った際に、養殖物の刺身ばかりで地元の魚を使っていない(養殖であれば、その地に行かなくても食べられるため)刺身だとがっかりしますし、少しでも地元の魚が使われていると、すごくテンションが上がります。

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佐渡一番寒ブリが使われているお刺身

 

その2:水辺があると覗き込みがち

水産職の習性として水辺があるとついつい覗き込んでしまうといったものがあります。漁港などを歩いていると、ついつい水の近くに近寄って行って眺めてしまいますし、橋を渡っているときは下に流れている川を見てしまいます。家の近くの水の流れている側溝でさえ、タニシやザリガニがいないか探してしまい、常に水のあるところに目が奪われてしまいます。

その3:ネクタイやネクタイピンを魚介類にしがち

水産課の中にはネクタイやネクタイピンが魚介類に関係している人が少なくありません。写真の人はチンアナゴのネクタイにサンマのネクタイピンという非常に上級者な装いです。

皆さんも気分を変えたい日には魚柄のネクタイやネクタイピンなどいかがでしょうか。ちなみに筆者はタイの金色のネクタイピンがおすすめで、結婚式の時によく使います。

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チンアナゴのネクタイとサンマのネクタイピン

 

その4:いろいろな生き物を飼育・観察しがち

魚はもちろんですが、魚以外にも生き物の飼育が好きという人が多く、家に何かしらか飼っているという人が半数近くいます。魚では、川で捕まえてきたタナゴやハゼを飼ったり、様々な模様のメダカを飼育したり、中には自分で庭にコンクリートを流し込み、池を作って錦鯉を飼育している人もいます。魚以外では、ヘビやトカゲ、カメといった爬虫類や、カブトムシやクワガタなどの昆虫を飼育している人もいます。

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完成までに2年かけられたKさん宅の庭池

 

その5:釣りをする職員は思いのほか少ない

水産職の人はみんな釣りをしているだろうと思われがちですが、実はそれほど多くの人が釣りをしているわけではありません。釣りが好きでしょっちゅう釣りに行っている人は全体の1割もいませんし、たまに釣りをするという人を合わせても2割に満たない程度かと思われます。

私が仕事をするうえで大切にしているポリシー&アイテムとは

水産職では漁師さん相手の仕事が多く、時には一緒に船に乗ったり、試験的に養殖しているカキの手入れを手伝ったりすることがあるため、現場用の装備が欠かせません。ポリシーという訳ではありませんが、やはり一緒に作業等をすると顔を覚えてもらえ、会話もしやすくなるので、現場に出て漁師さんと話をすることは非常に大切なことなのかなと思います。

 写真は自分が愛用している漁師ガッパと胴長です。最近はこれを装備して出雲崎漁港の港内で養殖しているカキ作業のお手伝いをしていました。胴長は自前の物で、休みの日にはこれを着て近所の用水路でどんな魚がいるかがさがさと網を使って調べたりしています。

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筆者愛用の胴長と漁師ガッパ

 

採用担当から

本日は水産職Hさんからブログを書いていただきました。いかがでしたか?なかなか見ることができない県の水産職のしごとが見れたのではないでしょうか。打合せで職場に伺った際に、私もネクタイ見せていただきました😊ほかにもあるあるネタはさすが水産職という感じですね。Hさんありがとうございました!

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