佐渡地域振興局農林水産振興部(佐渡普及指導センター)で勤務しているSです!
私は主に、水稲など作物の生産技術指導や次世代を担う若手農業者の育成などを担当しており、また、これら農業振興を通して地域を元気にするお手伝いをしています。
勤務地の佐渡では、朱鷺と暮らす郷づくり認証米に代表される佐渡米や、おけさ柿、アスパラガス、肉用子牛など様々な品目で農業経営がされています。その中で、「佐渡米」は化学肥料や農薬の使用を減らした栽培方法で作られており、環境に優しくとてもおいしいお米です!
今回は、「佐渡米」の収量・品質向上に向けた私の日々の仕事を紹介します。
目次
栽培技術勉強会の開催
栽培経験が浅い生産者を対象にした栽培技術勉強会を企画・運営しています。勉強会は現場で実物を見ながら開催する実技講座と室内で開催する座学講座を合わせて行っています。ただ講義を聴くだけではなく、実物を見て、時には触って教えることで、より深く理解してもらえるように工夫しています。受講生からは、「君のおかげで、去年よりも上手に作れたよ!」などいわれることもありとてもやりがいを感じます!
生産者対応
生産者から「肥料について教えてほしい」や「稲の元気がないから見に来てほしい」など、相談があった時は個別に対応します。写真は収穫適期を見てほしいとの相談に対応しているときのものです。この個別対応がきっかけで生産者に顔を覚えてもらえ、スーパーなどで話しかけられることもあります。顔を覚えてもらえることはとても嬉しいです!
また、呼ばれてほ場に行ってみてみたものの、「わからない((-_-;)汗)」なんてこともあります。その時は稲体などを持ち帰り、実物を見ながら先輩職員と相談します。この時に先輩職員との【絆】を感じます。まだまだ分からないことが多く、日々修行中です...!
情報発信
地域の生育状況や栽培技術対策についての情報を作成・発信しています。簡潔で・わかりやすい情報発信が求められており、担当者全員で協力して作成しています。担当者全員で知恵を出し合い、資料を作成することで【魂】のこもった資料を作成することができます。ちなみに私はパソコンが苦手で、資料作成の時はTさんに教えてもらいながら作っております。
まとめ
私の仕事は現場に出て、人と関わることが多いです。炎天下で、汗と泥にまみれながら仕事をすることは大変ですが、やりがいを感じる仕事です!
【地域農業の振興のため農業職として一緒に働きませんか?】
おまけ
配属された地域での生活を楽しめるのも県職員の魅力です。そこで経験できたことや出会えた人たちは一生の宝物になると思っています。特に佐渡は釣り、キャンプなど魅力がいっぱいです。ぜひ遊びに来てください!
ありがとうございました!🌾写真からもアットホームな雰囲気を感じていただけたのではないでしょうか。佐渡ならではのアクティビティも楽しめるのも魅力ですよね✨