皆さんこんにちは!
本日のブログは林業職のAさんとKさんがお送りします。
ブログの掲載に向けて、採用担当を含め、3人で打合せをしたところ、おふたりは同期ということが判明💡さらに同じ林業職でも全然違った仕事をしている…ということで今回はお互いについてインタビューをしてみました!✨
おふたりのそれぞれの視点から県庁の「林業職」を知っていただけると嬉しいです。
ではご覧ください👇
A:Kさん大変お久しぶりです。前回お会いしたのは4年前の同期の結婚式でしたね。なかなかお会いする機会がないものですね。
第1回林業ブログでは本庁職員が、業務全般の話をしたので、今回は私たちにフォーカスして林業職の魅力をしっかりお伝えします。
林業職のおさらいですが、本庁(林政課・治山課)以外に9つの地域機関(地域振興局・事務所)があり、森林施設課と林業振興課に分かれています。研究所を含めると10ですね。
Kさんは佐渡局(3年)→糸魚川局(3年)→上越局(1年)と異動されて、森林施設課一筋、反対にAは、糸魚川局(1年)→津川事務所(5年)→新潟局(1年)で林業振興課一筋です。
お互いの業務は全く違うのですが、それぞれの視点からインタビュー形式でご紹介できればと思います。本日はKさんについてお話します!
さっそくですが、森林施設課の魅力って何ですか?
K:治山ダムなどの施設を計画し整備することで、県民皆様の生活の向上(安全・安心に暮らせること)に携われることですね。
完成させるまでに地元の方の要望を伺い、職員や工事業者の方とたくさん相談をして、みんなで物を作り上げていくことが魅力だと感じます。
A:多くの人と協力しながら作り上げるのですね。
課内の雰囲気はどうですか?
K:技術的な話題になると知らない間に人が集まってきて、わいわいと議論になることも多く、課全体で知恵を出し合いより良いものを作ろうという雰囲気があります。
A:共通の課題に対して一緒に取り組める要素があることがとても魅力的に感じました。
あとは、よくお菓子をもらうなんて話も聞きましたよ。団結力があり、アットホームな雰囲気を感じました。
次に一番やりがいを感じた仕事は何ですか?
K:災害発生時から工事完成まで携われた時はやりがいを感じました。
K:豪雨の日に市役所から集落に土砂が流入しているとの情報が入りました。
すぐに現地に赴いたところ、上流で土石流が発生したことが確認され、幸い土砂の大部分は既設ダムによって止まっていましたが、早急な対応が必要な状況でした。
早く安心して生活していただけるように、大急ぎで被害状況を調査して復旧計画を立て、工事の実施を国に申請してと、大変慌ただしい日々でしたが、改めて治山施設の意義や県民の方々の生活に関わっていること、非常事態での職場のチームワーク等を再確認出来て本当に勉強になった仕事でした。
A:工事完成時の説明会で、住民の方から感謝を伝えられたこともすごく嬉しかったそうですよ。なかなか県民の方から直接感謝を伝えられることはないですものね。
他にはありますか?
K:ドローン等の先端技術による現地調査は、技術の進歩を感じられてわくわく感があります。
林業では、まだ先端技術を独自で運用する体制は整っていませんが、今後、職員が直接扱う機会も増えてくると思います。
A:技術的な知識や能力が求められる仕事と感じましたが、業務の基礎研修にCAD研修や災害対応演習など研修プログラムがしっかりしているのできちんと学べますね。
A:最後に、林業職員で印象に残っている方のエピソードをお願いします。
K:採用時の課長代理であったKさんがとても印象に残っています。
とにかく活動的、何事にも前向きで、まだ社会人になりたての自分もいつも励まされて仕事をしていました。特に活き活きするのが現地調査の時で、上司自ら先頭に立って険しい山を登っていき、ヘトヘトの後続を鼓舞しながら登りやすい道を開拓してくれていました。もちろん、技術面でも経験豊富で、歩きながら「こういった地形は崩れやすい」とか、「こういう湧き水はどういう影響がある」等教わり、いつかはKさんのようになりたいと思いました。
A:私もこの話を聞いて、津川の時の上司の顔が浮かびました。
あわせて、林業職に向いていそうな人をお伺いしましたが、やはり活動的な人、野外に出ると活き活きする人が多いですよね~なんて話をしました。キノコとか、木の実とか、見かけると「お!○○だ!」と教えてくれる人も多く、やっぱり基本は自然が好きであることなのかなと感じます。
林業職ってどんな人?/どんな仕事?vol.2に続きます!