隠岐広域連合の職員は地方公務員であり、給与や休暇などの待遇は、条例にもとづいてきちんと定められています。その水準は、隠岐の島町の職員とほぼ同等です。「離島で働く」と聞くと不安に感じる方もいるかもしれませんが、公務員としての安定した給与体系に加え、暮らしや子育てを支える手当・休暇制度が整っています。本記事では、隠岐広域連合で働く場合の待遇を、給与・手当・休暇の3つに分けてご紹介します(一部の金額は、最新の内容にあわせて今後追記します)。
給与のしくみ ― 公務員としての安定した体系
地方公務員の給与は、それぞれの団体の条例で定められます。隠岐広域連合の職員の給与も本連合の条例にもとづいており、その水準は隠岐の島町とほぼ同等です。給与は、毎月の「給料(基本給)」と、それを補う「諸手当」、そして年2回の「ボーナス(期末手当・勤勉手当)」で構成されています。

給料表:職種ごとに定められています(一般行政職は「行政職給料表」、医療職・消防職などは別の給料表)。
昇給:毎年1月1日の昇給判定により昇給します。経験を積むことで昇格・昇任の道もあります。
給与支給日:毎月15日(ボーナスは6月・12月)。
給料(基本給)は、仕事の種類や責任の度合いに応じて決まり、各種手当やボーナスを計算するときの基礎にもなります。ボーナス(期末手当・勤勉手当)は年2回、6月と12月に支給され、役職に応じた加算もあります。毎月の給与は、本人が指定した金融機関の口座へ振り込まれます。
各種手当 ― 暮らしを支えるしくみ
基本給に加えて、生活の状況に応じたさまざまな手当が用意されています。おもなものをご紹介します。

扶養手当:扶養する家族がいる場合に支給(子は1人あたり月13,000円〜18,000円 など)。
住居手当:家賃16,001円以上の賃貸にお住まいの場合に、家賃額に応じて支給。
通勤手当:通勤距離2km以上で、距離に応じて月4,000円〜27,400円を支給。
児童手当:お子さんがいる場合、住民票のある市町村ではなく職場(本広域連合)から支給されます。
期末手当・勤勉手当:6月・12月に支給されるボーナス。役職に応じた加算もあります。
特地勤務手当:令和8年4月から、生活の本拠地以外の島へ異動し住居を移した職員に月70,000円を支給。移り住んで働く方を後押しする手当です。
時間外・休日・夜間勤務手当:勤務時間に応じて支給されます。
このほか、医療職や消防職には、専門性や勤務の特殊性に応じた手当(離島での医療従事手当、救急・火災などの出動手当 など)も整備されています。「離島で働く」ことに伴う住まいや異動の負担を、手当でしっかり支える設計になっているのが特徴です。
休暇制度 ― 休みやすさと、子育て・家族への支え
隠岐広域連合では、年次有給休暇に加えて、子育てや家族の事情に対応する休暇制度が幅広く整っています。

年次有給休暇:1年につき20日(半日・1時間単位でも取得可、残った日数は翌年に繰越)。年5日以上の取得を確実に、年10日の取得を目標にしています。
夏季休暇:7〜9月の間に3日。
産前産後休暇・育児休業:育児休業は原則お子さんが1歳になるまで(最長3歳まで)。父・母のどちらも取得でき、分割して取ることもできます。
部分休業・育児短時間勤務:小学校就学前のお子さんを育てながら、勤務時間を調整できます。
子の看護休暇:年5日(対象の子が2人以上は10日)。令和7年4月からは、入園式・卒園式・入学式・卒業式や学級閉鎖のときにも使えます。
介護休暇・慶弔休暇・不妊治療休暇・健康保護休暇 など、暮らしの場面に応じた休暇も用意されています。
国が定める制度に沿って、男性・女性を問わず育児に関わりやすい環境づくりが進められています。家庭やプライベートと両立しながら、長く働き続けられることを大切にしています。
共済・福利厚生 ― 公務員ならではの安心
隠岐広域連合の職員は、島根県市町村職員共済組合に加入します。共済組合は、病気やケガに備える健康保険(短期給付)や、将来に備える厚生年金(長期給付)、さらに職員の暮らしを支えるさまざまな福祉事業を担っています。公務員ならではの、安心して働ける土台が整っているといえます。
社会保険料や税金は給与から適切に控除・納付されるため、わずらわしい手続きの多くは職場を通じて行われます。こうした事務面のサポートが整っていることも、腰を据えて長く働ける理由のひとつです。
離島で働く不安を、制度で支える
隠岐で働くにあたって、住まいや通勤、家族のことに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。隠岐広域連合では、移り住んで働く方を支える特地勤務手当や住居手当・通勤手当、子育て・看護・介護のための手厚い休暇制度など、安心して長く働ける仕組みを整えています。
公務員としての安定した待遇のもとで、島の暮らしを支える仕事に携わる――そんな働き方を、制度の面からしっかり後押ししています。都市部から移り住む方も、隠岐にお戻りになる方も、安心して新しい一歩を踏み出せるはずです。
給与の具体的な金額(初任給・モデル年収など)は、最新の内容にあわせて追って掲載します。一般行政職の募集期間は令和8年7月1日〜8月17日です。ぜひ募集要項とあわせてご覧ください。



