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波佐見町役場

 人口は約14,000人の小さな町で、長崎県のほぼ中央にあり、ハウステンボスがある佐世保市の隣、そして佐賀県の嬉野市と武雄市にも隣接しています。  長崎県で、唯一海に面していない町ですが、「海はないけど波に乗っている町、波佐見町」です。  波佐見町といえば、400年以上もの歴史がある「やきもの」です。「波佐見焼」は、東京ドームのテーブルウェアフェスティバルに単独ブースを出展するなど、知名度が上がってきており、ゴールデンウィークに開催している、一大イベント「波佐見陶器まつり」は毎年大盛況となっています。  波佐見焼を作る工程で発生する廃石膏型を、農業用の「土壌改良材」とするなど、長い間窯業(やきもの)の問題であった、この「廃石膏」を利活用して、「ピンチをチャンスに変える」発想のもと、地域内循環型の「SDGs」を進めています。  わが町のトップである町長は、趣味が「石垣積み」のユニークな趣味を持ち、Facebookでは「波佐見愛」あふれる内容が魅力です。職員時代、棚田まつりの発案やふるさと納税を大幅にアップさせた仕掛人であるなど、実行力があふれています。  また、波佐見町役場では、職員を大切に第一に考え、職員のチャレンジ(やる気)を後押ししています。考えて実行する挑戦を上司や同僚がバックアップするうえ、町長は挑んだ失敗について良い評価をしてくれます。  「できない理由より、できる方法を考えよ」が町長の座右の銘です。  令和6年1月4日から新庁舎で業務を開始していますので、新庁舎完成とともに波佐見町を発展させていきましょう。

住民との関わりに仕事のやりがいを実感~民間企業から長崎県波佐見町役場にUターン転職して~

波佐見町役場

2023/11/21

長崎県東彼杵郡に移住し、建築課土木事業班で働く西田和稀さんにお話を伺いました。

 

—波佐見町で働く前はどちらで働かれていましたか?

 

西田:東京地下鉄株式会社で3年間勤務していました。長崎にある大村工業高校の建築科出身なので、学校で学んだ建築の知識が活かせる仕事を選びました。

 

 

—なぜ波佐見町にUターン転職をされたのですか?

 

西田:就職のために上京を決めましたが、本心では地元で働きたかったんです。でも、就職活動を始めるときに高校の先生から「東京はどう?」と紹介を受けたのをきっかけに、違う土地での生活を経験してみようかなと思いまして。

長崎を出て暮らしてみると、自然のある地元にいたほうが気持ちが落ち着くなと再認識したんです。やっぱり地元に帰りたい、実家に近いところで働きたいという思いがあって転職を決めました。

 

 

—どういったきっかけで波佐見町での求人募集を知りましたか?

 

西田:求人票やホームページから転職先を探してはいたのですが、なかなか見つけられなくて。そんな中、波佐見町の隣町に住む親を通じて、波佐見町で土木職の求人募集が出ていることを知りました。

 

 

—民間企業で会社員として働くのと公務員として働くのに違いを感じることはありますか?

 

西田:公務員って、一般的に堅苦しいイメージがありますよね。だから最初の就職のときには、公務員として働くことは考えていなかったんです。でも、Uターン転職の候補として考えたときには、給与面の安定はメリットだと感じました。

実際に働き始めてみると、やはり民間よりも業務の進め方がきっちりとしているなと思います。でも、堅苦しさばかりではなく、地元の方と接することができるところに仕事の楽しさも感じています。住民の方が顔や名前を覚えてくれたりするんですよ。

 

加えて、有給休暇が取りやすくなりました。前職では基本的に2人班体制で働いていて、どちらかが出勤しておく必要があったので有給が取りづらかったんです。でも、今はチームで動いているので休みの調整がしやすいです。仕事の予定がなければ、上司に相談して翌日に有給を取ることもできます。


また、前職では夜間工事があったのですが、公共工事にはそれがないのも大きな違いです。夜勤がないので体がずいぶん楽になりましたね。

 

 

—公務員の採用試験はどういうものでしたか? 試験対策の勉強はしましたか?

 

西田:筆記試験と面接がありました。筆記試験は一般教養にプラスして、土木の知識を問う問題が何問か出題されました。面接は同じ日に2回あり、1回目は係長との面接、2回目は課長や町長との面接です。

前職の在職中から転職活動を始め、限られた時間ではあったのですが筆記試験の勉強もしていました。テキストを解いたり、過去問を見てどんな問題が出されるかを調べて対策したり。試験までの3、4カ月間は仕事の後や休日に試験勉強をしていましたね。

 

 

—今はどういった仕事をしていますか?

 

西田:波佐見町役場の建設課に所属して4年目になります。道路や河川の改修工事の用地交渉から工事完了までを監理するのがメインの業務です。


測量して図面を書いて、積算して工事を発注して…といった流れなので、現場に出たりデスクワークをしたりと、外勤と内勤は半々くらいの割合ですね。

道路のほかに河川も担当しています。万が一災害が起きたときは現場に出て確認したり測量したりと、緊急の仕事が出てくるかもしれません。災害の担当もしているため、梅雨の時期・台風の時期は、天候の変化に注意しています。

 

 

—前職ではどのような仕事をされていましたか? また、今の仕事と比較して、違いを感じる部分はありますか?

 

西田:前職では地下鉄のホームの床や内装など、ゼネコンが施工する工事を監理するのが仕事でした。きちんと基準にあった工事が行われているかを監理する役割です。工事の監理という点では、今の仕事と近い部分がありますね。

波佐見町では、「道路に穴が開いているから補修してほしい」「道路脇の草が茂っているから除草してほしい」といった住民からの連絡は特に多いように感じます。また、他にも小さな要望から大きな要望まであり、すぐに対応できるものはすぐに対応しています。どうしてもすぐに対応できないものもあるので、その時は要望を経て工事を行っていきます。


だからこそ、「工事をしてくれてありがとう」と電話でお礼を言ってくれることも多いんです。地元の人の気持ちに寄り添って仕事ができるなという実感があり、波佐見町役場で仕事をしていてよかったと感じますね。

 

 

—周囲で共に働く方々はどんな方ですか?


 

西田:建設課に所属しているのは12名です。同じ技術職として50代、40代、30代の方々と一緒に働いています。年齢が離れているので、わからないことがあったときに質問しづらいのではと心配したのですが、そんな心配はまったく必要ありませんでした。最初から「和稀」と名前で呼んでくれまして。フレンドリーに接してくださったので、わからないことも質問しやすいと感じました。


 

周りで働く方は水道や農林、建設などのさまざまな仕事を長年経験している先輩方です。だから何でも知っていますし、自分のわからないことをすぐに教えてくださるので、本当にいい職場だなと感じています。

 

今所属している班には同年代の技術者はいませんが、他の課や事務関係のスタッフには20代の人もいますし、楽しく働いています。

 

 

—お仕事のやりがいは何ですか?

 

西田:前職では、工事監理に特化して働いていました。波佐見町役場では道路を作るのに用地交渉から始まり、道路の設計、設計を基に積算、工事発注といったように、ずっと携わっていけるんです。工事が始まる前から完成するまで、一つの案件を担当できることに仕事の楽しみを感じています。

 

 

—今後チャレンジしてみたいことはありますか?

 

西田:係長と一緒に現場に行くことが多いのですが、住民の方からの要望に対応する係長の姿を見て、自分もそうなりたいと思っています。自分ももう4年目ですし、ひとりで現場に行って、よりよい提案ができるようになりたいです。後輩ができたらそんな姿を見せたいですね。

そして、資格試験にもチャレンジしようと思っています。高校在学中に2級建築施工管理技士の筆記試験は受験合格しているので、あとは実務経験が必要な部分の試験を今年受験する予定です。さらに、2級土木施工管理技士の資格も取りたいと考えています。

 

 

—これから一緒に働く方に向けてメッセージをお願いします。

 

西田:専門が建築だったので、今やっている土木の専門知識は多いほうではないんです。でも、土木用語も知らないレベルで入ってきた自分でも、先輩方から学んで仕事ができるようになりました。経験を問わず、チャレンジしてもらいたいです。

 

波佐見町役場には、大村や佐世保、佐賀県から通う職員もいます。いろんなところからみなさん車で通われているので、通勤しやすいと思いますよ。

 

職員インタビュー
土木

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 人口は約14,000人の小さな町で、長崎県のほぼ中央にあり、ハウステンボスがある佐世保市の隣、そして佐賀県の嬉野市と武雄市にも隣接しています。  長崎県で、唯一海に面していない町ですが、「海はないけど波に乗っている町、波佐見町」です。  波佐見町といえば、400年以上もの歴史がある「やきもの」です。「波佐見焼」は、東京ドームのテーブルウェアフェスティバルに単独ブースを出展するなど、知名度が上がってきており、ゴールデンウィークに開催している、一大イベント「波佐見陶器まつり」は毎年大盛況となっています。  波佐見焼を作る工程で発生する廃石膏型を、農業用の「土壌改良材」とするなど、長い間窯業(やきもの)の問題であった、この「廃石膏」を利活用して、「ピンチをチャンスに変える」発想のもと、地域内循環型の「SDGs」を進めています。  わが町のトップである町長は、趣味が「石垣積み」のユニークな趣味を持ち、Facebookでは「波佐見愛」あふれる内容が魅力です。職員時代、棚田まつりの発案やふるさと納税を大幅にアップさせた仕掛人であるなど、実行力があふれています。  また、波佐見町役場では、職員を大切に第一に考え、職員のチャレンジ(やる気)を後押ししています。考えて実行する挑戦を上司や同僚がバックアップするうえ、町長は挑んだ失敗について良い評価をしてくれます。  「できない理由より、できる方法を考えよ」が町長の座右の銘です。  令和6年1月4日から新庁舎で業務を開始していますので、新庁舎完成とともに波佐見町を発展させていきましょう。

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