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波佐見町役場

 人口は約14,000人の小さな町で、長崎県のほぼ中央にあり、ハウステンボスがある佐世保市の隣、そして佐賀県の嬉野市と武雄市にも隣接しています。  長崎県で、唯一海に面していない町ですが、「海はないけど波に乗っている町、波佐見町」です。  波佐見町といえば、400年以上もの歴史がある「やきもの」です。「波佐見焼」は、東京ドームのテーブルウェアフェスティバルに単独ブースを出展するなど、知名度が上がってきており、ゴールデンウィークに開催している、一大イベント「波佐見陶器まつり」は毎年大盛況となっています。  波佐見焼を作る工程で発生する廃石膏型を、農業用の「土壌改良材」とするなど、長い間窯業(やきもの)の問題であった、この「廃石膏」を利活用して、「ピンチをチャンスに変える」発想のもと、地域内循環型の「SDGs」を進めています。  わが町のトップである町長は、趣味が「石垣積み」のユニークな趣味を持ち、Facebookでは「波佐見愛」あふれる内容が魅力です。職員時代、棚田まつりの発案やふるさと納税を大幅にアップさせた仕掛人であるなど、実行力があふれています。  また、波佐見町役場では、職員を大切に第一に考え、職員のチャレンジ(やる気)を後押ししています。考えて実行する挑戦を上司や同僚がバックアップするうえ、町長は挑んだ失敗について良い評価をしてくれます。  「できない理由より、できる方法を考えよ」が町長の座右の銘です。  令和6年1月4日から新庁舎で業務を開始していますので、新庁舎完成とともに波佐見町を発展させていきましょう。

波佐見焼のまちで働く!公務員2年目の古田さんが語る仕事の魅力と波佐見町への熱い想い

波佐見町役場

2025/03/07

長崎県波佐見町役場の子ども・健康保険課で事務職として働く古田翔空さんのインタビュー記事です。公務員を目指したきっかけや仕事へのやりがい、波佐見町への想いなど、等身大の言葉で語っていただきました。

 

ー簡単にご経歴からお話いただけますか?

 

古田:隣町の小・中・高校を出て、波佐見町役場に入庁し、現在2年目になります。

 

もともと、高卒後特にこれを学びたい!という思いはなく、それだったら公務員になろうと思い波佐見町役場を受けました。行政であれば、そのまち全体の方向性を決めるような制度をつくるなど、大きなことができると思ったんですね。

 

それで、実は保育園の頃、波佐見町に住んでいたこともあり、町への愛着も強い波佐見町に就職を決めました。その頃の思い出として、周囲の人たちが温かいまちだという印象が強かったんです。

 

ー公務員試験の勉強はいつ頃から始めましたか?

 

古田:高校2年生の11月から、公務員専門学校に通って筆記の勉強を行っていました。面接の練習は1次試験が受かってからになりますので、直前のみの練習となります。

 

ーそうなんですね!実際の試験はどうでしたか?

 

古田:筆記試験は、今まで勉強してきたところが試験として出たので手応えも感じました。面接は2回ありましたが、1回目は怖くて緊張しましたね(笑)。あまりその場での笑顔がなく、難しいなと思ったのですが、2回目は普通に楽しく話すことができました。面接官の方もニコニコされており、面接官同士が会話する様子から、この職場は雰囲気がいいなと思いました。

 

ー入庁後、子ども・健康保険課に配属されたとのことですが、具体的な業務内容について教えていただけますか?

 

古田:私は、子育て支援班に所属しています。全体としては、保育所等入園の手続きや、補助金対応を行っています。私が担当している業務は、福祉医療、児童手当、児童扶養手当、特別児童扶養手当の対応です。名前が似てますよね(笑)。1つ1つ非常に大事な制度ですので、いつも緊張感を持って誤りがないよう対応しています。

 

ー仕事はどのように覚えていきましたか?

 

古田:入庁後すぐこの業務の担当だったのですが、波佐見町役場にはトレーナー制度というマンツーマンで教えてくださる指導担当がいらっしゃるので、その方にずっと教えていただきました。トレーナーは以前に私の業務を担当している方でしたので、何でも教えてもらえました。

 

ただ、その方も別の担当業務があるので、わからないことがある度に聞く形です。それと、月に1回記入した振り返りシートを見てもらいながらミーティングをする場も作っていただいていました。

 

―何が大変でしたか?

 

古田:電話対応が大変でした。電話対応はほとんどしたことがなかったため、どういう話し方をすればよいのか、さらに尋ねられること自体もわからないので最初はとまどいました。だからこそ、どんどん電話をとったほうが良いということで数をこなして覚えていきましたね。

 

最初の1ゕ月に先輩の電話対応を聞いて覚えて、そこからはフォローしてもらいつつ見様見真似で対応してきました。

 

ーお仕事の中で、やりがいを感じるのはどんな時ですか?

 

古田:やりがいは、町民の方から「ありがとうございます」と感謝の言葉を言われることですね。

 

印象的な出来事として、昨年児童手当の制度改正が行われ、対象範囲が拡大しました。その際、ホームページを作ったり、広報紙で発信したり、新たに手当受給の対象となる方に対して通知を送って連絡したりという周知、そして申請受付対応を行っていきました。通常業務に加えての業務であったため非常に大変でしたが、そういった業務で対象者の方々にありがとうの声をかけていただけるのは非常に嬉しい気持ちになりました。

 

ー意外だったことはありますか?

 

古田:波佐見町には自分が通っていた保育園が1つだけあると思っていましたが、実際には昔から5つの保育園があります。それぞれの園とやり取りはあり、働きながら波佐見町の隅々を知っていっていますね。

 

あとは、黙々と働くのではなく、どんな仕事も先輩や上司とともに話し合いをしながら進めていけることも意外でした。自分が持っている案件も常に相談して進められているので、感謝しています。

 

―それは良いですね。職場の雰囲気はいかがですか?

 

古田:何でもいいやすい環境ですね。何か意見を言うと否定はされないですし、まずは感謝から伝えてくれます。そのうえで自分にはない新たな視点や意見をいただけますし、非常に相談しやすいと思っています。

 

―お忙しさはいかがですか?

 

古田:繁忙期もありますが、ほかは落ち着いて働けていますしそこまで残業は多くありません。休みも取りたいときにとれているのでワークライフバランスについては整っていると思います。

 

ただ、仕事の予定は自分で管理する必要があると思っています。今担当している仕事は締切も多いですし、それに合わせてスケジュールを組んでいく必要があります。それに合わせて無理やり仕事をやり切ると大変ですし、長く続きません。例えば、スケジュールを再調整する、協力先があればそちらへ相談することもあります。

 

そうして根を詰めすぎることはなく、対応することも大事だと思います。もちろん、重要な業務を担っている公務員という仕事ですので、仕事に対しての責任感は強く持っています。矛盾をしているようですが(笑)。

 

ー両立した考えを持つのが大事ですね。では最後に、高校生で公務員を志望されている方がいた場合どのようにアドバイスされますか?

 

古田:できるならば、公務員試験の勉強を始めるのは早ければ早い方が良いと思いますね。学校では学ばないような内容も勉強しないといけないので大変だと思いますが、参考書でたくさん勉強をしてひたすら過去問を解いてください。

 

ー本日はありがとうございました!

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年1月取材)

 

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 人口は約14,000人の小さな町で、長崎県のほぼ中央にあり、ハウステンボスがある佐世保市の隣、そして佐賀県の嬉野市と武雄市にも隣接しています。  長崎県で、唯一海に面していない町ですが、「海はないけど波に乗っている町、波佐見町」です。  波佐見町といえば、400年以上もの歴史がある「やきもの」です。「波佐見焼」は、東京ドームのテーブルウェアフェスティバルに単独ブースを出展するなど、知名度が上がってきており、ゴールデンウィークに開催している、一大イベント「波佐見陶器まつり」は毎年大盛況となっています。  波佐見焼を作る工程で発生する廃石膏型を、農業用の「土壌改良材」とするなど、長い間窯業(やきもの)の問題であった、この「廃石膏」を利活用して、「ピンチをチャンスに変える」発想のもと、地域内循環型の「SDGs」を進めています。  わが町のトップである町長は、趣味が「石垣積み」のユニークな趣味を持ち、Facebookでは「波佐見愛」あふれる内容が魅力です。職員時代、棚田まつりの発案やふるさと納税を大幅にアップさせた仕掛人であるなど、実行力があふれています。  また、波佐見町役場では、職員を大切に第一に考え、職員のチャレンジ(やる気)を後押ししています。考えて実行する挑戦を上司や同僚がバックアップするうえ、町長は挑んだ失敗について良い評価をしてくれます。  「できない理由より、できる方法を考えよ」が町長の座右の銘です。  令和6年1月4日から新庁舎で業務を開始していますので、新庁舎完成とともに波佐見町を発展させていきましょう。

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