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波佐見町役場

 人口は約14,000人の小さな町で、長崎県のほぼ中央にあり、ハウステンボスがある佐世保市の隣、そして佐賀県の嬉野市と武雄市にも隣接しています。  長崎県で、唯一海に面していない町ですが、「海はないけど波に乗っている町、波佐見町」です。  波佐見町といえば、400年以上もの歴史がある「やきもの」です。「波佐見焼」は、東京ドームのテーブルウェアフェスティバルに単独ブースを出展するなど、知名度が上がってきており、ゴールデンウィークに開催している、一大イベント「波佐見陶器まつり」は毎年大盛況となっています。  波佐見焼を作る工程で発生する廃石膏型を、農業用の「土壌改良材」とするなど、長い間窯業(やきもの)の問題であった、この「廃石膏」を利活用して、「ピンチをチャンスに変える」発想のもと、地域内循環型の「SDGs」を進めています。  わが町のトップである町長は、趣味が「石垣積み」のユニークな趣味を持ち、Facebookでは「波佐見愛」あふれる内容が魅力です。職員時代、棚田まつりの発案やふるさと納税を大幅にアップさせた仕掛人であるなど、実行力があふれています。  また、波佐見町役場では、職員を大切に第一に考え、職員のチャレンジ(やる気)を後押ししています。考えて実行する挑戦を上司や同僚がバックアップするうえ、町長は挑んだ失敗について良い評価をしてくれます。  「できない理由より、できる方法を考えよ」が町長の座右の銘です。  令和6年1月4日から新庁舎で業務を開始していますので、新庁舎完成とともに波佐見町を発展させていきましょう。

仕事も、子育ても、自分らしく。育児と両立で実感した、波佐見町役場での抜群の働きやすさ

波佐見町役場

2025/08/22

波佐見町役場で事務職として働く村上さんのインタビュー記事です。
大学時代は町外での民間就職を目指していましたが、地元への想いからUターンを決意。現在は2人のお子さんを育てながら、会計課で活躍されています。
子育て世代にとっての働きやすさや、仕事のやりがい、そして波佐見町で暮らす魅力について、リアルな声をお届けします。
 

 


 

民間就活から公務員へ。地元・波佐見町へのUターン

ーまずは自己紹介と、これまでの経歴を教えてください。

 

村上:地元の波佐見町出身で、生まれも育ちも波佐見町です。大学進学を機に一度町外へ出ましたが、卒業後は地元に戻り、波佐見町役場に入庁しました。


 

ーもともと公務員志望だったのですか?


村上:いいえ、実は、もともとは福岡あたりで民間企業への就職を希望していて、実際に就職活動もしていました。ですが、親から「もう帰ってきてほしい」と言われたことをきっかけに、地元へ戻ることを考え始めました。

 

最初は漠然と「就職するなら民間企業」と思い込んでいたのですが、就職活動で様々な企業を見ていくうちに、公務員の働き方に惹かれるようになりました。

 

特に、収入が安定していることや福利厚生が充実している点に魅力を感じ、「こっちの働き方の方が、自分には合っているかもしれない」と思ったんです。

 

そこから公務員という選択肢を真剣に考えるようになりました。中でも「公務員になるなら、生まれ育った波佐見町で」という気持ちが強かったので、最終的に波佐見町役場を受験することを決めました。

インタビュー風景の写真

幅広い業務経験と、印象に残る仕事

ー入庁してから、どのような部署でどんなお仕事を経験されましたか?

 

村上:最初の1年3ヶ月は戸籍係で、住民票の発行や婚姻届の受付といった窓口業務を担当しました。その後、介護保険班で5年間、住民税班で5年間勤務し、今年の4月からは会計課に所属しています。住民税班に在籍していた期間中に、2年間育児休業を取得しました。

 

各部署で本当に様々な仕事を経験させてもらいましたね。介護保険班では、介護保険料の計算から要介護認定、給付に関する業務、さらには町内にある介護事業所の指定や監査まで、幅広く担当しました。

 

住民税班では、主に確定申告の受付や、それに基づく住民税の課税業務が中心でした。そして現在の会計課では、役場内全部署から提出される支出伝票のチェックや、税金・水道料といった公金の収納業務を行っています。

 

 

ーこれまでで特に印象に残っている仕事や、やりがいを感じたエピソードがあれば教えてください。

 

村上:特に印象深い仕事は2つあります。

 

1つ目は、介護保険班時代に立ち上げから関わった「自立支援型地域ケア会議」です。
これは、高齢者の方が自立した生活を送るためにどのような支援が必要かを、ケアマネージャーさんや薬剤師さん、理学療法士さんといった多職種の専門家が集まって話し合う会議です。

 

私が所属していた時期に新しく始まった取り組みで、その会議の取りまとめを事務職である私たちが担当することになりました。

 

会議の司会進行をしながら、専門家の方々の話を聞き、結論をまとめていく。今まで経験したことのない役割で非常に難しかったですが、この経験を通して、自分自身のスキルアップにも繋がりましたし、自分や親の老後について具体的にイメージするきっかけにもなり、私生活においても大きな財産になったと感じています。

 

2つ目は、昨年度に担当した定額減税の調整給付金の支給事務です。国が注目する大きな政策に直接関われたことは、非常に貴重な経験でした。

 

これまでは税を「徴収する」側の業務がほとんどでしたが、今回は「給付する」という逆の立場。前例のない業務で、金融機関との調整や支給スケジュールの策定など、上司と協議しながら手探りで進めていくのは本当に大変でした。

 

ですが、その分、無事に全ての支給が終わった時の達成感はひとしおで、「この仕事ができて本当に良かった」と心から思いました。

仕事風景の写真

子育て世代のリアル!波佐見町役場の働きやすさ

ー子育てをしながら働く上で、職場の雰囲気やサポート体制はいかがですか?

 

村上:本当に働きやすい環境だと感じています。職場の皆さんは、子育てにとても理解があります。上司や同僚には、まさに今子育て真っ最中の方や、子育てを終えた先輩方がたくさんいるので、子供の急な体調不良などで休まなければならない時も、温かくサポートしてくれます。

 

誰かが困っていたら自然と助け合う雰囲気があって、誰か一人に負担が押し付けられるようなことはありません。ミスが起きた時も個人を責めるのではなく、「みんなでどうカバーしていくか」を考えてくれる職場です。

 

適度に雑談も交えながら仕事ができる、風通しの良い雰囲気も魅力だと感じています。


 

ー残業や休暇の取りやすさなど、ワークライフバランスについて教えてください。

 

村上:休みは、驚くほど取りやすいです。「何日前までに申請を」といったこともないので、「今日、午後から休みます」というのも普通にできます。

 

子供がいると、急に熱を出したり、病院に連れて行かなければならなかったり、予測できないことがたくさん起こりますよね。そんな時でも、子の看護休暇といった制度がしっかりありますし、周りの理解もあるので、安心して休むことができます。

 

残業については、繁忙期はどうしても遅くなることもありますが、それ以外の時期はほとんど定時で帰っています。私自身が「定時で帰る」ことを目標にしているので(笑)、効率を意識しながら仕事を進めるようにしていますね。

職員同士で談笑している様子の写真

公務員の魅力と厳しさ、そして波佐見町で暮らすこと

ー実際に働いてみて感じた、公務員という仕事の魅力と厳しさを教えてください。


村上:魅力はたくさんあります。一番は、町民の方と直接関わる中で「人の役に立っている」と実感できることですね。

 

それから、これは個人的な意見かもしれませんが、仕事を通して自分の私生活に役立つ知識が得られることも大きな魅力です。税金の仕組みや節税の方法、介護保険のことなど、生活に役立つ知識を自然と身に付けられるのは、非常に大きな魅力です。

 

もちろん、毎年きちんと昇給していく安定性や、休みの取りやすさといった福利厚生の充実も、働く上でとても大事なことだと感じています。

 

厳しさという点では、仕事以外のプライベートな時間でも、常に「公務員である」という意識を少し持っていなければならないことでしょうか。ご近所付き合いやお店での立ち振る舞いなど、民間企業で働く以上に気を配る必要がある場面はあるかもしれません。

 

ただ、それも無意識のうちに切り替えができているので、特に大きな負担には感じていません。


 

ー生活の拠点として、波佐見町の魅力はどんなところにありますか?子育て世代におすすめのスポットなどあれば教えてください。

 

村上:波佐見町は、交通の便が良いところが魅力だと思います。高速道路のインターが近いですし、隣町には新幹線の駅もあるので、遠出もしやすいです。町内にはスーパーや病院など、生活に必要な施設は一通り揃っているので、不便を感じることはありません。ずっと住んでいるからかもしれませんが、生活環境としては十分満足しています。

 

子育て世代におすすめのスポットは「鴻ノ巣公園」です!最近遊具が新しくなって、小さな子供から小学生まで楽しめるようになりました。広々としていて、とても気持ちのいい公園なので、私たち家族もよく遊びに行きます。

鴻ノ巣公園の写真
鴻ノ巣公園

未来の仲間へ。これから波佐見町を目指す皆さんへのメッセージ

ー最後に、波佐見町役場を目指す方々へメッセージをお願いします。

 

村上:波佐見町役場の一番の魅力は、やはり「働きやすさ」だと思います。特に、子育て中の方にとっては、これ以上ないくらい恵まれた環境です。子供の急な発熱など、突発的なことがあっても安心して休めますし、周りのサポートも手厚い。

 

そして何より、波佐見町は子育てをするのにとても良い町です。中学生が恥ずかしがりながらも挨拶をしてくれたり、横断歩道では自転車をきちんと降りて渡ったり。そんな子供たちが育つこの町で、私も子育てがしたいと思っていました。

 

子育てと仕事を両立したい方、地域に貢献したい方、そして波佐見町が好きな方。ぜひ、私たちと一緒に働きましょう!皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。


 

鬼木棚田の写真
観光地の鬼木棚田
波佐見温泉湯治楼の写真
夜の波佐見温泉 湯治楼

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年8月取材)

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 人口は約14,000人の小さな町で、長崎県のほぼ中央にあり、ハウステンボスがある佐世保市の隣、そして佐賀県の嬉野市と武雄市にも隣接しています。  長崎県で、唯一海に面していない町ですが、「海はないけど波に乗っている町、波佐見町」です。  波佐見町といえば、400年以上もの歴史がある「やきもの」です。「波佐見焼」は、東京ドームのテーブルウェアフェスティバルに単独ブースを出展するなど、知名度が上がってきており、ゴールデンウィークに開催している、一大イベント「波佐見陶器まつり」は毎年大盛況となっています。  波佐見焼を作る工程で発生する廃石膏型を、農業用の「土壌改良材」とするなど、長い間窯業(やきもの)の問題であった、この「廃石膏」を利活用して、「ピンチをチャンスに変える」発想のもと、地域内循環型の「SDGs」を進めています。  わが町のトップである町長は、趣味が「石垣積み」のユニークな趣味を持ち、Facebookでは「波佐見愛」あふれる内容が魅力です。職員時代、棚田まつりの発案やふるさと納税を大幅にアップさせた仕掛人であるなど、実行力があふれています。  また、波佐見町役場では、職員を大切に第一に考え、職員のチャレンジ(やる気)を後押ししています。考えて実行する挑戦を上司や同僚がバックアップするうえ、町長は挑んだ失敗について良い評価をしてくれます。  「できない理由より、できる方法を考えよ」が町長の座右の銘です。  令和6年1月4日から新庁舎で業務を開始していますので、新庁舎完成とともに波佐見町を発展させていきましょう。

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