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魚沼市役所

 魚沼市は、うつりゆく四季の変化によって育まれる魚沼の美しい風景と、そこで生き生きと暮らす人々の姿から魚沼市の将来像を「人と四季がかがやく雪のくに」と定めています。  全国的に歯止めのかからない少子高齢化、人口減少等、様々な課題はありますが、そこで暮らす人々が幸せを感じられるよう日々頑張っています。  魚沼市は、伝統を守りつつも新しい発想でまちづくりを進め、山紫水明の地が育む豊かな「食」の文化と、四季折々の美しい景観を次の時代へ繋げたいと考えています。また、子育て支援については、「日本一子育てしやすいまち」を目指し各種取り組みを進めています。  

温かな人と地域に囲まれた絶対おススメの職場〜新潟県魚沼市で働く新卒保健師の仕事風景〜

魚沼市役所

2024/04/23

令和5年4月から新卒で新潟県魚沼市の健康増進課に入庁された保健師の小田嶋杏樹(おだじま あんじゅ)さんに、現在のお仕事内容、職場の様子などについてお話を伺いました。

 

—はじめに、自己紹介をお願い致します。

 

小田嶋:魚沼市役所健康増進課の保健師、小田嶋です。県内の4年生大学を卒業し、令和5年の4月に入庁しました。

 

大学での保健師の実習や授業で学んだ内容から自分のやりたいことができる職業だと思い、地元の魚沼市で保健師になろうと思いました。

 

—保健師の仕事のどのような点を魅力に感じましたか?

 

小田嶋:地域住民の方々と長い期間をかけて関われる点に魅力を感じました。学生時代の看護師実習では、患者さんの退院後の生活が心配でした。

 

 そこで、日常生活の中で病気になる前の予防や、病気の早期発見、退院後の暮らしを見守ることができる仕事が地域の保健師はとても魅力的だと思いました。

 

—保健師として地元の市役所を就職先に選んだ決め手はなんですか?

 

小田嶋:幅広い世代の方々と関わりたかったという点と、安定した仕事に就きたかったという2点で公務員を選択しました。地元での就職については、高校・大学と地元を離れていたことで魚沼市の良さに改めて気づいたからですね。

 

何よりも人の温かさを感じます。先日あったことでいうと、車に雪が積もって困っていたときに市民の方が声をかけてくださいました。私がまだスノーブラシを車に積んでいなかったことを話すと、その方が持っていたブラシで雪をおろしてくださったんですよね。

 

豪雪地帯である魚沼市

近所の方々は道で会ったときには必ず挨拶してくれますし、そういった一つ一つが住んでいて心が温まるなっていつも思っています。

 

実は就職試験は他の自治体も受けました。ただ、試験の中でもやっぱり魚沼市だなって思う決め手がありました。

 

すごく感覚的なものですが、私自身大きな緊張をせずに話ができて、受け入れてもらえているなと思えたんですよね。良い意味でとてもラフな面接でした。

 

—公務員試験を受ける上での準備や試験について教えて下さい。

 

小田嶋:試験を受ける同級生の多くは大学4年生に上がる前の3月頃から試験勉強を始めていましたが、私は5月頃から始めました。遅かったなと思いながら、それでも勉強して魚沼市を受験したのは6月下旬でした。

 

試験はSPI3と面接でした。面接は1日に2回行なった日と、別日に最終面接がありました。面接では少し予想外の質問もありましたが、素直に自分の考えを回答できたかなと思います。

 

—現在所属されている課の体制や仕事内容について伺いたいです。

 

小田嶋:健康増進課の総人数は約30名で、うち保健師は13名前後になります。保健師の年代は20代から40代まで在籍しており、そのうち20代が1/3程度で、私の同期が1名おります。新人保健師には1対1で先輩保健師が指導者として付いてくださるプリセプター制度があります。

 

仕事内容については、保健師それぞれに担当地区がありその担当地区の健康相談を受けています。また、業務担当という区分もあり、予防接種担当や精神保健担当などがあります。私の担当業務は健(検)診担当で、地区担当として小出地区を受け持っています。 

細かい点ですが、小出地区をさらに3つのエリアに分けて担当しますので、小出地区担当の保健師は3名います。地区担当として市民の方々に直接関わる仕事と、業務担当としてデスクワークや打合せを行う仕事とでそれぞれ半々くらいですね。

 

私が保健師の仕事としてイメージできていた部分が前者だけだったので思っていたよりはパソコンと向き合えていると思います(笑)。

—新人教育はどのように行なわれましたか?

 

小田嶋:最初の1ヵ月は基本的なマナー研修や規則を教えて頂く研修がありました。5月になると先輩保健師から事業内容の説明を受けたり、地区への訪問に同行させて頂いたりして保健師活動全般を学びました。

 

6月頃からはいわゆる一人の保健師として地区を担当することになりますが、プリセプターから助言を頂き、必要な際には訪問に同行してもらったり、訪問後の振り返りを行うので大きな心配や不安を持つことなく業務を覚えていけています。

 

また、同じ小出地区担当の先輩保健師に相談することもありますし、それ以外の先輩方も皆さんすごく話しやすいので日々悩みを聞いてもらっています。それぞれに担当業務がある中で毎回手を止めて相談に乗ってくださるので恵まれた環境だと思っています。

 

—健康増進課は雰囲気の良い職場のようですね。

 

小田嶋:そう思います。昼休みには仕事に関係あることもないことも色々話してよく笑っています。ドラマの話で盛り上がることもありますね。雰囲気の点は面接で感じたポジティブな印象そのままです。いつも笑っていると言ってもいいくらい、楽しいです。

 

他の課の方も色々と気にかけて下さいますし、青年部という若手世代の集まりなどもあり部署を超えたつながりを持つ機会も多々あります。最初の頃はもちろん緊張していたのですが、本当に皆さん優しくて楽しいので青年部の懇親会はもうフル参加の勢いです。

 

もちろん参加は強制ではないです!それぞれの都合に合わせて自由です。

 

—現在の仕事のやりがいについてお聞かせ下さい。

 

小田嶋:住民の方から頂く「ありがとう」の言葉は、その一言だけですごくやりがいになります。また、小田嶋さんだからこんなに話せたと言って頂くことや、市役所へ私宛に電話を頂くことなどもとても嬉しいです。

 

今はまだまだ新人なので、「顔売り訪問」と行って積極的に地区訪問をしています。今は先輩方より忙しくないと思っていますので他の保健師よりもいっぱい訪問しようと思っています。週3回くらいは外に出ていて、1回に2、3件訪問しています。

 

まずは私を知って頂いて、困ったときに頼って頂けるようになりたいなと思います。人それぞれ話したいタイミングとそうじゃないときがあると思うので、いつでも声をかけてもらえたときに応えられる保健師でありたいですし、そのために訪問数は大事だと思っています。

 

—残業時間や休暇の取得など働き方を教えて下さい。

 

小田嶋:私自身の効率の悪さもあるので、残業する日もあります。ですが定時で帰る日も全然多いですし、先輩方も早く帰れるなら帰りなと言ってくださるので帰りにくさなどは全くありません。休暇についても自分で予定を立てて休める環境です。

 

—これからどのような展望をお持ちですか?

 

小田嶋:保健師が、「病気だから来る人」ではなく、健康でも来る人で、「いつでも健康について相談できる人」なんだと思ってもらいたいと考えています。実際、健康診断は病気になる前段階での支援でもあるので。

 

—魚沼市で保健師として働くことはおススメですか?

 

小田嶋:私はすごくおススメします!地域の人に受け入れてもらえる環境で保健師の仕事ができるのでとてもやりがいがあります。これまでの諸先輩方のお力だと思っていますが、保健師の存在が地域に浸透しているんです。昔から諸先輩方が保健師活動にすごく力を入れてきていたからだと思います。

 

毎日、学びになることが多いですし職場の雰囲気もとても良いので、私は今後他の職場で働くことができるかなって思えるくらい恵まれた環境だと思っています!冬の時期の雪は少し大変だと感じる方もいるかもしれませんが、その分、緑や星空がとっても綺麗です。

 

自然が豊かで晴れた日の星はいつ見ても綺麗で癒されるんですよね。そういった点も含めて私は魚沼市で働くことをすごくおススメしたいです。

 

—どうもありがとうございました。

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 魚沼市は、うつりゆく四季の変化によって育まれる魚沼の美しい風景と、そこで生き生きと暮らす人々の姿から魚沼市の将来像を「人と四季がかがやく雪のくに」と定めています。  全国的に歯止めのかからない少子高齢化、人口減少等、様々な課題はありますが、そこで暮らす人々が幸せを感じられるよう日々頑張っています。  魚沼市は、伝統を守りつつも新しい発想でまちづくりを進め、山紫水明の地が育む豊かな「食」の文化と、四季折々の美しい景観を次の時代へ繋げたいと考えています。また、子育て支援については、「日本一子育てしやすいまち」を目指し各種取り組みを進めています。  

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