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春日井市役所

人口約30万人の都市でありながら、緑豊かな自然もある春日井市。 さまざまな住まい方(ライフスタイル)が実現できるまちです。 特に力を入れているのが子育てを行う環境づくり。 「子はかすがい、子育ては春日井」宣言を行い、子育て支援や子どもの遊び場・公園が充実しています。 さらに、文化、スポーツ、文化財、生涯学習など、全ての世代の方々が楽しむことができ、人とつながることができます。

「病気になる前に支えたい」生まれ育った地元を離れ、春日井市で住民の心に寄り添う【愛知県春日井市】

春日井市役所

2025/12/26

「看護師として病気を治すだけでなく、病気になる前の人を支えたい」
そんな想いを胸に、生まれ育った場所を離れ、新しい土地で保健師としての第一歩を踏み出した女性がいます。

 

都市の利便性と豊かな自然が調和する愛知県春日井市。


入庁1年目の白塚山さんは、地域の人々の健康と笑顔を守るため、日々奮闘しています。縁もゆかりもない土地で彼女が出会ったのは、温かい先輩たちと、心を通わせる市民の存在でした。


今回は、春日井市役所の健康増進課で活躍する白塚山さんに、保健師を目指した原体験から、実際の業務内容、そして充実したオフの過ごし方まで、等身大の言葉で語っていただきました。

 

 


生まれ育った場所を離れ、成長できる新天地へ

ーはじめに、白塚山さんの自己紹介をお願いします。
白塚山:私は三重県鈴鹿市出身です。大学まではずっと三重県で過ごし、医学部看護学科に通っていました。


ー大学卒業後、就職を機に愛知県の春日井市にいらっしゃったのですね。なぜ地元ではなく、春日井市を選ばれたのでしょうか?
白塚山:ずっと同じ場所に留まるよりも、新しい環境に身を置いたほうが自分自身の成長につながるのではないかと考えたんです。そこで、県外も含めて就職先を探していたときに春日井市と出会いました。


実際に訪れてみると、名古屋からのアクセスが良く都会的な一面がある一方で、公園が多く緑も豊かな街だと知りました。都市の便利さと豊かな自然のバランスがとても良くて、私が生まれ育った鈴鹿市ともどこか共通する雰囲気を感じたんです。「ここなら自分らしく暮らしていけそうだな」と直感し、志望しました。

インタビュー中の様子

祖母の背中が教えてくれた「予防」の大切さ

ー学生時代は看護学科で学ばれていたとのことですが、看護師ではなく「保健師」の道を選ばれたのはなぜですか?
白塚山:実は、大学に入った当初は看護師になるか保健師になるか、迷っていたんです。でも、実習に行ったり、実家で祖母と一緒に暮らしたりする中で、少しずつ気持ちが変化していきました。


私の祖母は旅行が大好きで、以前はいろいろな場所へ出かけて楽しんでいました。でも、年齢とともに足腰が弱くなってしまい、大好きだった旅行に行けなくなってしまったんです。「行きたいけれど、行けない」。そんな祖母の寂しそうな姿を毎日見ているうちに、ふと気づいたことがありました。


もちろん、病気になってしまった方を看護する仕事も尊くて大切です。でも、もし病気になる前に対策ができていたら、もっと長く、その人らしい楽しい生活を続けられたのかもしれない。そう強く感じるようになりました。


ー「治療」よりも一歩手前の「予防」に携わりたいと思われたのですね。
白塚山:はい。病気を未然に防ぐことで、その人がその人らしく日常生活を楽しめる時間を守りたい。祖母のような思いをする人を一人でも減らして、手助けができたらいいな。そんな思いが芽生え、看護師ではなく、地域の人々の生活全体を支える保健師を目指すことに決めました。


ー保健師というお仕事について、これから目指す方にも分かりやすく教えていただけますか?
白塚山:看護師が病気やケガをしている患者に対して、治療や回復のためのケアを提供するのに対し、保健師は、病気にならないための「予防」に重きを置いている職業です。


定期的にがん検診や健康診断を実施したり、健康に関する講座を開いたり、乳幼児健診などを行っていますね。赤ちゃんからお年寄りまで、地域のあらゆる世代の方々が健やかに暮らせるようサポートをしています。役割は異なりますが、どちらも大切な仕事であると考えています。 

 

「人の温かさ」に触れ、心が決まった採用面接

ー数ある自治体の中で、春日井市に入庁を決めた「決定打」はどのようなことだったのでしょうか?
白塚山:選考を受けていく中で、面接官の方々の温かさに触れたことが一番の決め手でした。


就職活動中、いくつかの自治体を受けましたが、春日井市の面接はとても印象的だったんです。面接官の方がずっとニコニコと笑顔で話を聞いてくださって、私の緊張をほぐそうとしてくれました。単に合否を判定するのではなく、「私の良さを引き出そう」としてくれているのが伝わってきたんです。


面接前にもリラックスできるような雰囲気を作ってくださって。「なんて人が優しい場所なんだろう」と感動しました。面接の段階でこれだけ温かい人たちがいるなら、きっと働く環境としても素晴らしいはずだと確信し、最終的に春日井市にお世話になることを決めました。


ー元々、人前で話したり自分をアピールしたりするのは得意な方でしたか?
白塚山:いえ、実はかなり苦手意識がありました。学生時代、カンファレンスなどで意見を出し合う場でも、周りの同級生がハキハキと発言する中で、私はなかなか一歩前に出られなくて……。実習を通じて少しずつ話せるようにはなりましたが、それでも面接はすごく不安でした。だからこそ、春日井市の職員の方々が優しく耳を傾けてくれたことが、本当に嬉しかったんです。

 

新人保健師の奮闘。地域に飛び込み、感謝される喜び

ー現在は入庁1年目ですが、健康増進課でどのような業務を担当されていますか?
白塚山:現在は、地域のサロンなどに出向いて健康講話を行う「出前講座」や、市民の方からの電話相談、そして様々な啓発活動を担当しています。

LINEでの情報発信


例えば、禁煙週間や自殺予防週間・自殺対策月間には、図書館等の公共施設に協力を依頼し周知活動を行ったり、市の公式LINEで情報を発信したりしています。また、私の担当企画として「歩こうマップウォーキング」というイベントもあり、市民の方々と一緒に市内のウォーキングコースを歩いて交流を深めています。デスクワークだけでなく、地域の皆さんと直接お会いする機会がとても多いですね。

歩こうマップウォーキングの様子


ーこの1年弱の中で、特に印象に残っているエピソードはありますか?
白塚山:初めて一人で担当した、出前講座ですね。人前で話すのが得意ではない私にとって、60分間一人で話し続けるというのは本当に大きなプレッシャーでした。


ガチガチに緊張しながらも、なんとか最後までお話しすることができました。そして講座が終わった後、参加してくださった市民の方々が私のところに寄ってきて、「すごく分かりやすかったよ」「勉強になったわ、ありがとう」と声をかけてくださったんです。


その言葉を聞いた瞬間、張り詰めていた緊張が解けて、じわっと嬉しさがこみ上げてきました。市民の方から直接感謝の言葉をいただけたのはその時が初めてだったので、自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できた、忘れられない経験です。

出前講座の様子


ー逆に、大変だと感じることはありますか?
白塚山:やはり「健康相談」の難しさですね。窓口や電話で相談を受けるのですが、その内容は本当に幅広くて、多岐にわたります。入庁1年目の私一人では即答できないような専門的な相談も多く、知識不足を痛感する毎日です。


そんな時は、先輩に助けを求めたり、自分で一生懸命調べたりして対応しています。

 

50人の先輩と6人の同期。温かい人間関係が支え

ー困ったときに相談できる先輩方は、職場にどのくらいいらっしゃるのですか?
白塚山:春日井市には全体で50名ほどの保健師が在籍しています。これは他の自治体と比べてもかなり多い人数だと思います。私の同期も6名いて、他市では採用がゼロの年もある中で、これだけの同期がいるのはとても心強いです。


お昼休みを一緒に過ごしたり、仕事の悩みを共有したりできる仲間がいる環境は、本当に恵まれているなと感じます。

 

「しっかり休む」も仕事のうち。充実のワークライフバランス

ー公務員を目指す方にとって、ワークライフバランスも気になるところだと思います。
白塚山:お休みはすごく取りやすい環境です。先輩や上司の方々も適度に休暇を取られているので、私たち若手も気兼ねなく申請できます。


この間も、3連休に有給休暇をプラスして、韓国旅行に行ってきました。同期とも仲が良いので、仕事終わりに食事に行ったり、誰かの家でパーティーをしたりすることもあります。
しっかりと休みを取ってリフレッシュできるからこそ、また仕事を頑張ろうという気持ちになれますね。オンとオフの切り替えがしやすい職場だと思います。


ー入庁前と後で、公務員という仕事へのイメージギャップはありましたか?
白塚山:そうですね。入る前は「お堅い仕事」というイメージがありましたが、実際はもっと柔軟で、人と人とのつながりが温かい職場でした。


保健師の仕事についても、ただ机に向かっているだけでなく、地域に出て住民の方と深く関わったり、他部署と連携したりと、想像以上にアクティブで幅広い業務があることに驚きました。毎日が新しい発見の連続です。

インタビュー中の様子

これから目指す方へ。大切なのは「住民の心に寄り添うこと」

ー最後に、これから公務員や保健師を目指す方へメッセージをお願いします。
白塚山:保健師の仕事に興味はあるけれど、「人前で話すのが苦手」「リーダーシップがないかも」と不安に思っている方もいるかもしれません。でも、大丈夫です。私も最初は苦手でしたが、先輩方のサポートや日々の経験を通じて、少しずつ慣れていくことができました。


スキルよりも大切なのは、「地域の住民の方々の目線に立って考えられること」だと思います。健康への不安や悩みを抱えて相談に来られる方に対して、優しく寄り添い、その方の気持ちを汲み取ろうとする心。それさえあれば、きっと素敵な保健師になれるはずです。


―今日はありがとうございました。
「病気になる前の人を支えたい」という、白塚山さんの温かい願いは、大好きなお祖母様から教わった「予防」の大切さが原点にあると知り、胸が熱くなりました。


生まれ育った場所を離れ、新しい土地で一歩踏み出した彼女を支えているのは、面接で感じたという春日井市の職員の方々の優しい眼差しと、市民の方々からの「ありがとう」という温かい言葉。
人前で話すことが苦手だったと語る彼女が、地域に飛び出し、奮闘する姿は、まさに地域住民の心に寄り添おうとする「優しさの連鎖」そのものだと感じました。
 

取材・パブリックコネクト編集部

職員インタビュー

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