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新発田市役所

 新発田市は越後平野(新潟平野)の北部に位置し、県都新潟市に隣接する新潟県北部の都市です。面積533.11平方キロメートル(令和7年4月1日現在)、人口90,615人(令和7年12月末現在)です。  北西には白砂青松と形容される美しい海岸が広がり、南東の山岳地帯には豊かな自然景観に恵まれた磐梯朝日国立公園、胎内ニ王子県立自然公園があります。また、かつて東洋一といわれた堤桜を有する加治川の水系によって潤う肥沃な土地が広がっており、県内有数の良質米コシヒカリの産地でもあります。  城下町の歴史と文化、全国的にも有名な月岡温泉、山から海までの豊かな自然など、たくさんの魅力を持つ新発田市は、「住みよいまち日本一 健康田園文化都市しばた」を目指し、これからも発展していきます。

「公務員は究極のサービス業」採用担当者が語る、常識に縛られない“挑戦”と、受験生に求めるアンテナの高さ

新発田市役所

2026/05/29

「市役所は、住民の方々のあらゆる生活の面を支える究極のサービス業なんです」。そう語るのは、新発田市役所総務課で採用担当を務める伊花さん。公務員という枠組みを超え、一人ひとりの人生に寄り添い、時には自ら「メンター」のように受験生をサポートしています。そこには、従来の「お役所」のイメージを覆す、熱い情熱と「自分ごと」として業務に向き合う真摯な姿勢がありました。

入庁以来、市民自治やコミュニティ施設の建設など、現場の最前線で汗を流してきた伊花さんだからこそ見える、新発田市というフィールドの魅力。そして、これから共に歩む仲間に求める「現状に甘んじないチャレンジ精神」とは。採用試験という緊張の場ですら、「一人の人間」として向き合おうとする伊花さんの言葉から、新発田市役所で働くことの本当の意味と、自分らしいキャリアを切り拓くヒントを探ります。

 


「究極のサービス業」として、住民の人生に寄り添う覚悟

ー今回、このブログを通じて伊花さんが最も伝えたいことは何でしょうか?

 

伊花:そうですね。まず私の根底にある考えとしてお伝えしたいのは、公務員というのは「究極のサービス業」であるということです。新発田市という入り口を選んでくださる受験生の方々にも、そこはぜひ感じ取ってほしい部分ですね。

 

市役所を頼る場面というのは、日常生活から災害時、住所が変わる時といった人生の節目まで、ありとあらゆる場面があります。住民の方々の生活のすべての面を支えているのが、私たち市役所の職員なんです。

 

ー「究極のサービス業」という言葉に、一般的な公務員のイメージとは違う熱量を感じますね。

 

伊花:ええ。もちろん意識していない中でのルーチンワークもあるかもしれませんが、基本的には住民の方すべてに関わるのが市役所の業務なんです。やりがいという点でも、多岐にわたる仕事の中で「誰かのために、そして自分のために」何ができるかを自分で見つけていく面白さがあります。

 

言われたことだけをやるのではなく、その一歩先に進んでいく、そんな職員が揃っているのが、新発田市の強みだと思っています。

現場で磨かれた「自分ごと」にする力

ー伊花さんご自身は、これまでどのようなキャリアを歩んでこられたのですか?

 

伊花:最初の配属は市民まちづくり支援課でした。ここは本当に「何でも屋」と言ってもおかしくない部署でしたね(笑)

 

「地域おこし協力隊の支援やコミュニティセンターの管理、在住外国人の支援、さらには新しいコミュニティセンターの建設担当まで経験しました。まさに市役所のベースとなる業務をすべてギュッと凝縮して経験できた期間でした。

 

ーかなり幅広い業務を経験されたのですね。その中で大切にしていたことはありますか?

 

伊花:公務員あるあるかもしれませんが、職場が変わるたびに「転職した」くらいの気持ちで向き合っていました。前任者から業務を引き継ぐのは当然ですが、そこに「プラスアルファの自分なりの要素」をどう入れ込むかを常に考えていましたね。

与えられた役割をただこなすのではなく、どうすればもっと良くできるか、どうすれば自分らしく貢献できるかを探るんです。そうやって仕事を「自分ごと」に落とし込んできたことが、今の採用業務にも活きていると感じます。

新発田市が求めるのは「現状に甘んじない挑戦者」

ー現在は採用担当として、どのような人材を求めていますか?

 

伊花:市長がよく仰っている「挑戦」と「明るい」という言葉がキーワードになります。

 

私自身、常に何か新しいことに挑戦したいと思っていますし、受験生の方にも「今の現状に満足しない」という姿勢を持っていてほしいです。将来的に、10年後、20年後の新発田市を創っていくのは皆さんですから。「チャレンジ精神」がある方は、私個人としても非常に高く評価したいですね。

 

ー具体的に、どのような「挑戦」を期待されているのでしょうか?

 

伊花:ゼロから何かを生み出すことだけが挑戦ではありません。例えば「他の自治体で成功しているこの事例を、新発田でもやってみたい」と提案することも立派な挑戦です。

 

常にアンテナを張り、「去年はこうだったけど、今年はもっとこうできるんじゃないか」と改善の視点を持てることが大切です。同僚として、一緒にこれからの市役所を考えていける方をお待ちしています。

面接で見たいのは、書面には表れない「アンテナの高さ」

ー受験生が面接やエントリーシートで、その「アンテナの高さ」をアピールするにはどうすれば良いでしょうか?

 

伊花:「市役所のことをこれだけ調べました」という報告で終わってしまう方が多いのですが、それでは少しもったいないですね。大切なのは、その調べた情報をもとに「自分なら何をしたいか」という自分の考えをはっきり伝えることです。

 

まだ職員ではない学生の立場だからこそ見える外の目線、民間の情報、今の新発田の現状に対する率直な意見など、そういった多角的な視点を持って話される方は、私たちにとっても非常に勉強になりますし、「よく考えているな」という印象につながりますね。

 

ー自分の考えをしっかり伝えることが大事なのですね。

 

伊花:そのとおりです。例えば「広報をやりたい」と言うだけでなく、今自分がSNSで発信していることや、実際に動いている土台があるかどうかもよく考えていただきたいです。

 

市役所に入ってからやりたいと言う前に、今の立場で何にアンテナを張り、何を実践しているか、そういった「土台」を確認するための質問を、面接ではよくさせていただきます。

 

きれいな回答よりも、その人の内側にある「熱意」や「行動の形」を見たいですね。

 

採用担当はメンター?本気で向き合うからこそ、想いを伝えたい

ー伊花さんは、受験生と「メンター」のように寄り添うこともあるとお聞きしました。

 

伊花:そうなんです(笑)やりすぎと思われるかもしれませんが、お話しする方とは一人一人本気で向き合うようにしています。

 

オープンカンパニーなどで学生さんから個別に相談をいただくこともあるのですが、その際も「新発田市に来てよ!」という話はしないようにしています。その人の人生ですから。むしろ「就職活動のサポートをしますよ」というスタンスで、じっくり悩みを聴くことが多いですね。

 

本音で語り合うことで、少しでもその方の力になりたい。もちろん、私も本心としては新発田を選んでほしいという思いはありますが、まずは一人の人間としてサポートしたいんです。

 

ー受験生の中には、非常に強い熱意を持って接してくる方もいるそうですね。

 

伊花:過去には「今回落ちても来年また来ます!」と宣言して実際に合格した学生や、補欠合格の通知後に「自分の順位は何番ですか」と涙ながらに聞きに来た方もいました。

 

そういった方の「何としてでもここで働きたい」という熱意は、やはり強く印象に残りますし、言葉以上のものが伝わってきます。採用担当として、そういった想いをしっかり受け止め、自信を持って迎え入れたいと思っています。

 

ー最後に、新発田市役所を目指す方へメッセージをお願いします。

 

伊花:就職活動において、働く場所の最後の決め手は「人」だと思います。どういう職員と、どういう環境で働きたいかを大切にしてください。

 

新発田市役所は、部署をまたいだ協力体制も非常に温かく、若手の挑戦をウェルカムとする風土があります。私自身も入り口として皆さんをしっかり受け入れます。

 

迷っているなら、ぜひオープンカンパニーなどを活用して、一度私たちの雰囲気を感じに来てください。

皆さんの挑戦を、全力で応援しています!

ー本日はありがとうございました。

 

「究極のサービス業」という意外な定義から始まったインタビューでしたが、伊花さんのお話を伺ううちに、その言葉が持つ本当の優しさと覚悟が伝わってきました。受験生を「落とすための対象」ではなく「共に未来を創る仲間候補」として尊重し、全力でサポートしようとする姿勢は、まさに新発田市役所の温かさそのものです。伊花さんのような先輩がいる環境なら、失敗を恐れずのびのびと挑戦できる、そんな確信が持てる取材でした。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年4月取材)

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