「ようやく移住が決まったよ!」その一言が、私たちの原動力。
今回は、新上五島町役場で働く、Uターン職員の同期コンビにお話を伺いました。二人が所属する「地域づくり課」では、どのような移住支援を行っているのか。そして、多くの人がこの島を選ぶ理由とは。
「めちゃくちゃ嬉しい」と語る、仕事のやりがいについて、リアルな言葉で語ってもらいました。

動画の目次
00:18 入庁後に経験した業務を教えてください
02:20 地域づくり課のお仕事内容を教えてください
04:34 「移住定住促進住宅」について教えてください
06:38 移住者は増えているんですか?
07:06 どのような理由で移住されてくるんですか?
08:27 仕事のやりがいを教えてください
「住まいがない」課題を解決する、多彩な移住支援
私たちの地域づくり課では、移住希望者からの相談対応や、空き家バンクの運営、さらには費用面の補助など、様々な移住支援を行っています。
特に、移住の大きなハードルとなる「住まい」の問題を解決するため、町で社宅を買い上げて改修した「移住定住促進住宅」は、募集開始後すぐに埋まるほどの人気です。
まずはここで暮らしながら、じっくりと島での定住先を探す。そんなステップを踏める、心強い制度です。

「ちょうどいい」が決め手。多くの移住者に選ばれる理由
移住相談では「子育てをのびのびしたい」「釣りが好き」といった様々な理由を伺いますが、多くの方に共通するのが「ちょうどよさ」です。都会すぎず、かといって不便すぎない。自然との距離は近いけれど、総合病院やコンビニもあって日常生活には困らない。そんなバランスの良さが、多くの方に選ばれる理由だと感じています。年間160人ほどの移住者がいるので、島民も移住者という存在に慣れていますよ。

スーパーでばったり。「今めっちゃ楽しいよ」が、何より嬉しい
移住をサポートした方が、スーパーでばったり会った時に「今めっちゃ楽しいよ」と日に焼けた顔で話してくれる。そんな瞬間が、私たちの大きなやりがいです。
移住は、仕事や住まいなど、タイミングが合わないと実現が難しいもの。何年も相談を重ね、「ようやく移住が決まったよ!」と連絡をいただいた時は、本当に嬉しいですね。
一人ひとりの人生の大きな決断に寄り添える、そんな仕事です。
