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泉南市役所

ちょっとええやんなかなかええやん ~かんじるつながるひろがる住人十色のまちせんなん~ 泉南市は、大阪府の南部に位置し、アジアの玄関口となる関西国際空港の臨空都市として着実にまちづくりを進めてまいりました。 国際拠点空港をめざす関西国際空港と連携したまちづくり、海や花など地域の優位性を確立する地域ブランドによる魅力づくり、そして泉南市自治基本条例に基づく協働による活力づくりを進め、まちの将来像である、ちょっとええやんなかなかええやん~かんじるつながるひろがる住人十色のまちせんなん~の実現をめざしていくために、私たちといっしょに働きませんか?

産休・育休後もフルタイムで職場復帰!〜ライフステージにあわせた大阪府泉南市役所の働き方〜

泉南市役所

2025/06/23

民間の印刷・広告会社に就職後、平成30年度に大阪府泉南市役所に入庁し、現在は⻑寿社会推進課 地域支援推進係主任として働く有本さんに、転職のきっかけや現在のお仕事内容、産休育休後の職場復帰時の環境についてお話を伺いました。

 

—入庁される前の経歴を簡単にご紹介ください。

 

有本:入庁以前に働いていたのは、地元の滋賀県にある印刷・広告関係の民間企業です。大学では経済学を学び、会社でも経理と営業事務を主に担当していたのですが、校正の確認や製本、工場の機械の調整など、“総務部=何でもやる”という感じでさまざまな経験をさせていただきました。

 

—民間企業から現在の泉南市役所に転職を決めたきっかけは?

 

有本:自発的に転職しよう!と思ったわけではなく、結婚をきっかけに泉南市に引っ越しました。

 

民間企業ではなく市役所を選んだ理由は、前職の会社で市役所の広報なども担当していたので、そういった自治体の魅力を発信したり記事を作ったりする仕事に興味を持ったことが大きいです。

 

一般の会社さんのチラシや広告はその会社の情報に特化されるものが多いですが、自治体の場合あらゆる生活に関わる分野の情報発信ができて、まだまだ色々な可能性がありそうだと考え、市役所で働くのも良いのではないかと思いました。

 

—近隣の自治体で働くという選択肢もある中で、泉南市役所を選ばれた理由は?

 

有本:前職で働き方に悩まれている方もおられ、自分としても結婚した後のライフステージを考えるようになりました。そんな時に泉南市役所のホームページを見て、時代に合わせた子育て事業の発信に力を入れていたので、「いいな」と自分の中の決め手になりました。

 

—入庁後、配属になった部署ではどのような業務を経験しましたか?

 

有本:入庁してから現在まで、長寿社会推進課 地域支援推進係という部署で、認知症の総合支援事業を担当し、現在7年目になります。

 

私の仕事としましては、認知症のご本人やご家族の支援方法の発信や、専門職を含めた地域のネットワーク作り、認知症について正しい理解をするための普及・啓発などが主な業務です。

 

私自身はいわゆるケースワーカーではないのですが、医療介護の専門職にどのような支援を行っていただくことが望ましいかというコーディネートや、関わる人の理解を得られるような情報発信方法などを考えています。

 

他には講座・講演の開催、もの忘れ検診という新たな事業の制度設計、認知症条例の文書や解説文を作っています。

 

令和5年に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が成立し、認知症関連の事業が膨らんでいく流れを受けて、仕事量も増えていっています。

 

—係の体制や職員数、係での役割分担などがあれば教えてください。

 

有本:現在係長を含め7名在籍しています。

 

職員ごとに仕事内容が異なっており、地域支援事業の様々なメニューに全員で取り組んでいます。

 

ただ、完全な縦割り制というわけではなく、各事業が連動しているので、私が他の分野の仕事をすることもありますし、他の職員さんと複数名で認知症事業の仕事をすることもあります。

 

—入庁してから仕事をする上で大変だったことや難しいなと感じたことなどはありますか?

 

有本:入庁当初は認知症などの知識が全くない状態でした。最初のうちは会議に出席しても専門用語がわからなかったり議事録を聴いても理解できなかったり、戸惑うことが多かったです。

 

そこで、「認知症とは」という基本的なところからお医者さんや保健師さん、現場で働かれているヘルパーさんなどから教えてもらい、紹介してもらった資料をひとつひとつ読みながら知識を蓄え、ブラッシュアップを続けながら市としての方針を発信できるようになってきたのではないかと思います。

 

—そういった大変だったことを踏まえて、現在有本さんが感じる仕事のやりがいや面白さについてもお聞かせください。

 

有本:実際に認知症のあるご家族を介護されている方から「認知症カフェのチラシをもらったけど、私が行っていいのかな」とご相談を受けた際に、開催の趣旨を説明して「どなたでもご参加いただいて大丈夫ですよ」と背中を押すことができて、その後「相談してよかった」と涙ながらに感謝していただいたことが印象に残っています。

 

認知症のご本人はもちろん、ご家族も悩み葛藤されている方がいて、話を聞けば聞くほどそういった方々を支えるための手立てを考え、少しずつですが、誰かの役に立てているということがやりがいにつながっていますね。

 

—有本さんは産休・育休も取得されているとのことですが、どのくらいの期間お休みに入りましたか? また、復帰前と後で働き方を変えたりなどはしましたか?

 

有本:令和2年の夏から休みに入り出産して、そこから1年で復帰を考えていたのですが、保育園に落ちてしまったので令和4年4月に職場復帰しました。

 

復帰後もずっとフルタイムで働かせてもらっています。復職前に、人事の方からフルタイムの復帰に向けて気遣っていただいたことを覚えています。職員によっては時短で働くことを選択している方もいます。

 

—働き方の部分で、残業・土日出勤の有無やワークライフバランスの面ではいかがでしょう?

 

有本:時期によっては残業があります。特に今年度は、新規事業のもの忘れ検診の準備や条例を作る1年だったので、通常業務(電話応対など)をしながら夜に資料を作成したり、実際に内容を考えたりして、これまで以上に家事と仕事のバランスを考えることが多かったです。

 

そのような時は、職場の皆さんと話し合いながら仕事量を調整してもらったり、助けてもらったりしながら進めていました。

 

普段から頻繁に会議を開いて業務の内容や負担がどのくらいかかっているかを早めに共有して、うまく回す方法を模索しています。

 

土日の出勤は普及啓発イベントを開催することもあって、比較的多いのではないかと思います。その分振替休日も取得できるので、係内で調整しています。

 

 

—最後に、泉南市で働こうと考えている方にメッセージをお願いします。

 

有本:私が働いていて印象に残っているのが、育休復帰後に私の代わりに仕事を担当した職員の方々から休んでいた間の進捗を細かく共有していただき、効率的な仕事のやり方を教えていただいたことです。

 

今後のライフスタイルを考え、出産や子育ても視野に入れているのであれば、ぜひ泉南市をご一考ください。

 

ーありがとうございました!

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2024年12月取材)
 

 

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