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泉南市役所

ちょっとええやんなかなかええやん ~かんじるつながるひろがる住人十色のまちせんなん~ 泉南市は、大阪府の南部に位置し、アジアの玄関口となる関西国際空港の臨空都市として着実にまちづくりを進めてまいりました。 国際拠点空港をめざす関西国際空港と連携したまちづくり、海や花など地域の優位性を確立する地域ブランドによる魅力づくり、そして泉南市自治基本条例に基づく協働による活力づくりを進め、まちの将来像である、ちょっとええやんなかなかええやん~かんじるつながるひろがる住人十色のまちせんなん~の実現をめざしていくために、私たちといっしょに働きませんか?

「やりたいことは、ここで見つかる。」泉南市役所の若手職員が語る、挑戦と成長を支える温かい職場環境とは

泉南市役所

2025/09/16

泉南市役所で事務職として働く横谷さんのインタビュー記事です。
生まれ育った泉南市で、市民のために働くことを選んだ横谷さん。入庁後は危機管理課で防災アプリの開発という大きな仕事に挑戦し、現在は大阪府後期高齢者医療広域連合へ派遣されています。
仕事のやりがいや大変さ、そして温かい職場の雰囲気や泉南市で働く魅力について、リアルな声をお届けします。

 

 


 

自己紹介と泉南市との関わり

ーまずは、入庁までの経歴を教えてください。


横谷:生まれも育ちも泉南市です。神戸市内の大学を卒業後、新卒で泉南市役所に入庁しました。大学時代も泉南市から神戸市まで通学していたので、生粋の泉南市民です(笑)。


 

ー公務員を、そして泉南市役所を目指したきっかけは何だったのでしょうか?


横谷:ぶっちゃけてしまうと、学生の間に「これがやりたい!」というものを明確に見つけられなかったんです。

でも、公務員になれば、子育て、教育、福祉、税など、たくさんの分野の仕事を経験する中で、自分の本当にやりたいことを見つけられるんじゃないか、そう思って公務員を目指しました。

 

泉南市を選んだのは、やはり生まれ育ったこの街のために何かしたいという想いが一番です。それに、大学時代に長距離通学を経験したので、「通勤時間が短いのは魅力的だな」という現実的な理由もありました(笑)。

入庁後のギャップと成長を支える研修制度

ー入庁されて、研修制度などはどうでしたか?

 

横谷:手厚い研修制度が整っていると感じました。特に印象的だったのは、泉南市だけでなく、近隣の自治体と合同で行う研修があったことです。

 

私の同期は7人いるのですが、男性は私1人だけなんです。今でこそ同期同士で仲は良いものの、入庁当初は少し不安もありました。そんな中、合同研修で他の自治体の同性の仲間と出会えて、今でも連絡を取り合うくらい仲良くなれたのは本当に心強かったです。

 

 

ー新人を支える制度で、何か他に泉南市ならではの取り組みはありましたか?

 

横谷:特に印象的だったのが「職場ノート」という独自の取り組みです。これは新人の条件付採用の期間中に、週に1回、その週にやったことや感じた不安などを書く交換日記のようなものなんです。

 

提出すると、指導係の先輩が「こういう時はこうしたらいいよ」とコメントを返してくれて、月1回は課長からも労いの言葉をいただけます。「自分のために先輩たちが時間を使ってくれている」というのが感じられて、本当にありがたかったです。

 

今でもたまに見返して、「こんなことで悩んでたな」「こんな言葉をかけてもらったな」と、当時の気持ちを思い出しますね。


 

ー入庁する前と後で、仕事に対するイメージのギャップはありましたか?


横谷:周りに公務員の知り合いが多かったので、「残業も多いし、土日もイベントで潰れるよ」と結構脅されていたんです(笑)。

でも、実際に入ってみると、もちろん繁忙期やイベントで忙しいことはありますが、想像していた以上にワークライフバランスが整っていて、いい意味でのギャップがありました。


もう一つは、新人の意見にも真剣に耳を傾けてくれる風土があることです。
1年目の頃、市民目線で市のホームページを見て「ここ、分かりにくいです」「こう書いた方が伝わるのでは?」と上司に話したら、その仕事を任せてもらえたんです。

自分が作ったページが実際にホームページに掲載された時は本当に嬉しくて、思わず家族に自慢してしまいました!(笑)

 

年数や役職に関わらず、柔軟に意見を取り入れてくれる職場なんだなと実感した出来事です。


 

挑戦から得た、仕事のやりがいと厳しさ

ーこれまでの業務で、特にやりがいを感じた瞬間はどんな時ですか?

 

横谷:危機管理課で担当した「防災アプリ」の導入ですね。これは「防災無線が聞こえにくい」という市民の声に応えるため、市長から「スマホで情報を確認できるように」という指示が出たのが始まりでした。

 

まず、どのアプリ、どの業者が良いのかを調べるところからスタートしました。

市の財源だけでは難しいので、国からの補助金を探し出し、「この補助金を使えば、市の負担は2割で実現できます!」と提案するところまで、すべて自分たちで行いました。

 

ただ、一番大変だったのは、そこからでした。
こちらが「これでいこう!」と準備を進めても、市長が思い描くイメージとズレていることがあり、「ちょっと違うな…」と何度もやり直しになりました。

 

市民の皆さんの命を守るためのツールですから、妥協は許されません。試行錯誤を繰り返し、最終的にデモ機を市長にお見せした時に「良くなってるやん!」と言っていただけた時は、本当に嬉しかったですね。

 

そして、実際に防災無線を流した際に、市長から「そうそう!こういう感じだよ!」というお言葉をいただけた時、これまでの苦労が報われたと心から感じました。

防災アプリ

ー大きな達成感があったのですね。一方で、大変だったことや仕事の厳しさを感じることはありましたか?

 

横谷:はい、市民の方々の期待と、行政としてできることの限界との間で板挟みになった時は、仕事の厳しさを感じました。

 

例えば、災害時の備蓄食料は、あくまで家が被災してしまった方々のために用意しているものです。ですが、市民の方からは「全員分の用意をするのが役所の仕事だろう」という厳しいご意見をいただくこともありました。

 

私たちの想いを伝え、行政としての現実を説明し、ご理解いただくことの難しさを痛感しましたね。


 

広域連合への派遣。泉南市だからこそできる新たな挑戦

ー現在は大阪府後期高齢者医療広域連合へ派遣されているとのことですが、これはご自身の希望だったのですか?


横谷:はい、そうです。泉南市には「自己申告制度」というものがあって、同じ部署に3年いると、今後のキャリアを考えて「こういう部署に行きたい」「外の組織で経験を積んでみたい」と希望を出すことができるんです。

 

私は、泉南市の中だけでなく、違う組織を見てみたい、そこで得た経験をまた泉南市に還元したいという想いから、派遣を希望しました。



ー派遣先ではどのようなお仕事をされていますか?

 

横谷:後期高齢者の方々の医療費や介護費の自己負担額が一定を超えた場合に、その超過分をお返しする「高額介護合算療養費」という制度の申請受付業務を担当しています。

 

大阪府内全域から年間約3万件の申請書が届くので、その確認作業を主に担っています。これまでとは違って、直接府民の方とやり取りする機会も多く、新しい経験を積んでいます。

大阪府後期高齢者医療広域連合でのお仕事風景

ー泉南市役所と派遣先で、働き方に違いは感じますか?

 

横谷:広域連合は、それぞれの市町村から集まった職員が、個人として自分の業務を遂行していく「個人プレー」の側面が強いと感じます。

 

一方、泉南市役所は、自分の担当業務はもちろんありますが、周りの職員が常に「大丈夫か?」「手伝うことあるか?」と気にかけてくれて、部署全体で一つの目標に向かっていく「チームプレー」の組織です。

 

どちらが良いというわけではありませんが、泉南市役所には、まるで実家のような安心感がありますね。


 

泉南市役所のリアルな職場環境と未来の仲間へのメッセージ

ー職場の雰囲気や、職員同士の交流について教えてください。

 

横谷:本当に話しやすい人が多いです!私は結構おしゃべりするのが好きなんですが(笑)、仕事の話はもちろん、普段思っていることなども気軽に話せる雰囲気があります。

 

私が広域連合に行くことになった時も、「喋るやつがいなくなった」「これで仕事に集中できるわ」と冗談を言ってくれる先輩もいて(笑)。そういう関係性が築ける、温かい職場だと思います。

 

また、他の部署との連携も密で、「みんなで協力してやっていこう」という文化が根付いていますね。


 

ー業務外での交流はありますか?

 

横谷:ありますよ!私は野球観戦が趣味なんですが、同じく野球好きな先輩や同僚と、年代を問わずに一緒に観戦に行ったりします。

 

他にも、地元のイベントであるハーフマラソンに駅伝形式で出場したり、ドラゴンボートの練習をしたりと、プライベートでも仲が良いですね。

職場の仲間と駅伝大会に参加した時の様子

ー最後に、泉南市役所を目指す方々へメッセージをお願いします。

 

横谷:泉南市役所は、職員の温かさと、落ち着いた環境が魅力の職場です。同期の中には市外出身者もいますが、「地元じゃないのに、地元みたいに思えてくる」と話しています。

 

そんな温かい職場で、あなたの挑戦を待っています。是非、私たちと一緒に働きましょう!


 

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年7月取材)

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