能美市役所では、新規採用職員を対象に、市の地域産業の現場について理解を深めるための体験型研修を行っています。
令和7年11月13日、今年度入庁した新規採用職員20名が、「能美市産国造ゆずの収穫体験研修」に参加しました。
今回は、市の特産品である国造ゆずの生産現場を「見て」「聞いて」「体験する」1日となりました。その研修の様子と、参加した新規採用職員のリアルな声をお届けします!

研修の概要
日時: 令和7年11月13日(木) 9:00~11:00
場所: 能美市内 国造ゆず畑
参加者: 新規採用職員 20名
主な内容:
国造ゆずの概要について説明
農家の方とともに国造ゆずの収穫作業
①国造ゆずについて学ぶ
生産者の方から、国造ゆずの品種や栽培方法などについてお話を伺い、国造ゆずの生産現場を取り巻く現状について学びました。
【参加した新規採用職員の気づき】
「これまで「国造ゆず」と一括りでぼんやりとしか把握していなかったが「木頭」と「多田錦」の2種類栽培されていることを知りました。特に「多田錦」が珍しく、都市圏に出すとすぐに売り切れてしまうと聞き、そんな特産品が能美市にあることを誇らしく思いました。(土木部・Iさん)
「国造ゆずが、農薬不使用で、化学肥料も使用しない自然に近い方法で栽培していることを知りました。耐病・防虫の管理がより大変になる中、立派に実がなっているのを見て農家の努力が感じられました。また、生産農家の高齢化や、クマやイノシシが出没する地域であることなど、継続していくための課題があることを認識しました。」(健康福祉部・Kさん)
②「生産現場の大変さ」を知る収穫体験
生産者の方から、ゆずの収穫方法について説明を受けた後、実際に収穫作業を体験しました。

【参加した新規採用職員の気づき】
「実際に収穫作業を行ってみると、多くの手間と工夫、そして生産者の努力があることを実感しました。特に印象に残ったのは、ゆずの木は棘が多く、慎重な作業が求められる点です。安全に収穫するための姿勢や手順、収穫後の選別など、細かな作業一つ一つに熟練の技術があることを学びました。」(産業交流部・Kさん)
「体験前は、比較的軽い作業を想像していましたが、実際には、様々な姿勢・位置で作業する必要がありました。その結果、わずか2時間の作業でも翌日には二の腕が筋肉痛になるほどで、収穫作業の大変さを実感しました。」(土木部・Uさん)
採用担当者より
今回の研修を通して、参加した職員たちは、「地域産業の魅力や課題を自らの目で捉える力」の大切さを深く学びました。
市役所内の業務だけでなく、地域に密着した現場での体験を通じて「現場の生の声を聴き、考えて動く」体験ができるのが、能美市役所の研修の特徴です。

レポートの最後には、
「国造ゆずの魅力や生産者の皆さまが守り続けてきた思いに触れることができました。今後は自ら柚子を購入・活用し、汎用性の高さを知るとともに、市内外へ魅力を周知していきたい」(健康福祉部・Hさん)
「国造ゆずを栽培する現場の努力と苦労を知ると同時に、特産品として持続可能な生産を行うための取り組みを考えていかなければならないと思いました。」(産業交流部・Mさん)
といった、生産現場の声を踏まえた、力強い決意が多く綴られていました。
このように能美市役所では、新規採用職員が安心して成長できるよう、新規採用職員研修を充実させています。同期と一緒に学ぶ時間は、知識やスキルを身につけるだけでなく、互いに支え合える関係を築く大切な機会でもあります。入庁後も仲間と共に学び、支え合いながら、一歩ずつ成長していける職場づくりを大切にしています。



