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藤井寺市役所

 藤井寺市は、面積が8.89km²と大阪で最も小さい市、全国で5番目に小さい市です。小規模な市だからこそ、市民との距離が近く職員間のコミュニケーションも取りやすいのが特徴です。約6万2千人の市民が安全・安心に暮らせるように、市民の生活を全力で支えるのが、市役所の仕事です。市民サービスのさらなる向上をめざすとともに、活気のあるまち、持続可能なまちづくりを進めています。

YouTube収益化達成!藤井寺市の魅力発信業務で見つけた「やりがい」と「働きやすさ」

藤井寺市役所

2025/05/21

藤井寺市役所 魅力発信課で広報を担当する職員のインタビュー記事です。大学では教育学部に在籍し教員を目指していた鵜野さん。なぜ公務員の道を選び、藤井寺市で働くことに決めたのでしょうか。現在の仕事内容や、広報紙作成・動画編集といった具体的な業務、そしてYouTubeチャンネル収益化の裏話まで、入庁2年目だからこそ感じる藤井寺市役所のリアルな魅力と働きがい、充実したワークライフバランスについて伺いました。

 
ー簡単にご経歴を教えていただけますか?

 

今年で入庁2年目になります。入庁する前は4年制の大学で教育学部に在籍しており、卒業してそのまま藤井寺市役所に入庁いたしました。

 

ー教育学部ということは、教員になろうという思いもあったのでしょうか?

 

そうですね、実はもともと教員と自治体職員どちらも志望していたんです。進学時は専門的な勉強が必要なのが教員の方だったので、教育学部に進み教員免許も取得しました。

 

そして就活時も悩んではいたのですが、仕事としてのやりがい以外にワークライフバランスの面も気になって、教員の仕事はかなりハードだと聞いていましたし、私は仕事と同じくらい日常生活も充実させたいという気持ちが強かったので、最終的には市役所で働きたいと思い、藤井寺市を選びました。

 

ー自治体職員になりたいと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

 

正直に言うと、最初は「安定している」というイメージがあったことです(笑)。ただそれだけではなくて、市役所の職員は行っている仕事が幅広いという印象もありました。デスクワークもあれば、私が今担当している広報のような分野もある。

 

そういった仕事を、異動しながら幅広く経験することができる点も非常に魅力的で、

最終的に市役所職員を選んだ決め手の一つになりました。

 パソコン作業される鵜野さん

ー藤井寺市を選ばれた理由は何だったのでしょうか?

 

私自身は藤井寺市出身ではなく、府内の別自治体です。藤井寺市は、大阪の中でも「どんな市なんだろう?」って、少しイメージが湧きづらい部分もあるかもしれません。でも、実は友達や知り合いがこちらの方に多くて、以前から来る機会が結構あったんです。

 

実は私自身、神社仏閣を巡るのがすごく好きで!

 

葛井寺(ふじいでら)や道明寺など、藤井寺市のお寺や神社に何度も来ており、すごく馴染みがあったんです。この馴染み深さが、藤井寺市を選んだ決め手です。もちろん奈良・京都などもありますが、藤井寺市は大阪府の中心部からのアクセスが良いので。

 

葛井寺
葛井寺

試験も覚えていますか?

 

面接はかなり緊張してガチガチだったのですが、案内いただく職員の方々がかなりフランクに話しかけてくださったのを覚えています。面接前から良い雰囲気で、優しい方々ばかりでした。

 

ーでは、現在の担当業務について教えていただけますか?

 

魅力発信課に所属し、主に情報発信や広報の担当をしています。業務内容としては、まず毎月発行している広報紙の編集・発行。そして、市のホームページの管理や、SNS(X、Facebookなど)の運用。あと、最近特に力を入れているのがYouTubeです。

 

藤井寺市には公式YouTubeチャンネルがあり、入庁時も力を入れていたのですが、2024年10月頃から、ついに収益化できるようになったんです!収益化は登録者1,000人以上や総再生時間4,000時間など厳しい条件があり、大変だったのですがなんとか達成できました。

 

広報誌
広報紙

ーそれはすごいですね!撮影編集もされているのですか?

 

はい、担当が私含めて3名いるのですが、皆で企画を出し合って、撮影して、編集しています。全員未経験ですし、特に動画編集は私も含めてみんな初心者だったので、お互いに「これどうやってやるの?」って確認しながら、試行錯誤しながらやっています。

 

―どのような動画をあげているのですか?

 

基本的には、毎月発行する広報紙の内容に連動したものが中心になります。広報紙だけでは伝えきれない情報や魅力を、動画を通して分かりやすく発信しています。
 

あとは、行政手続き方法の解説動画や、特定健診受診の啓発動画など、市民の皆さんにとって必要で、かつ動画の方が理解しやすいような情報も発信しています。これは再生回数を稼ぐというよりは、市民サービスの一環として、必要な情報をしっかり届けることを目的としています。


そして、市のPRという点では、ふるさと納税の返礼品に関する動画や、市のアンバサダーの方にご出演いただく動画などもあります。例えば、アンバサダーの演歌歌手の辰巳ゆうとさんには、市長との対談動画など多く出て頂き、対談動画は現時点で最も再生回数が多いです。

 

辰巳さんのファンの方にも藤井寺市のことを知ってもらう良い機会になりましたし、ファン以外の方にも「面白そうだな」って思って見ていただけたら嬉しいな、という気持ちで作っています。


他にも、市のイベントの様子を紹介したり、学生さんが市内のお店を紹介したり…色々な角度から藤井寺市の魅力を伝えられるように、企画を考えています。

 

―1年目からこういった業務に取り組んでいくのは大変そうですね。

 

はい、ただ入庁当初から先輩方がすごく丁寧に教えてくださって、一つ一つの作業の意味からしっかり説明してくれたので、なぜこの業務をするのかと疑問に思いながら作業することはなかったですね。マニュアルも作ってくださり、本当に助かりました。

 

課の職員と映る鵜野さん

ー仕事をしていて、やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

 

やはり、市民の方々からの直接の反応ですね。広報紙について「毎月楽しみにしてるで」「今月号のこの写真、めっちゃ綺麗やったわ」といった声をかけていただくときもあり、非常に嬉しいですね。

 

毎月、限られた時間の中で一生懸命作っているので、そういう反応があると「頑張ってよかったな」って思えますし、「次も頑張ろう!」ってモチベーションになります。


動画に関しても、アップした動画に「面白い!」「いいね!」とコメントがつくと、嬉しいですね。撮影も編集も、すごく時間をかけて念入りに準備して行っているので、その苦労が報われる瞬間というか、ちゃんと届いているんだなって実感できて、やりがいを感じます。

 

―印象に残った経験はありますか?

 

藤井寺市で撮影された『キリエのうた』という映画があり、その監督の岩井俊二さんと市長の対談企画が、印象に残っています。チームで雑談のように「対談できたらいいね」という話が出て、先輩が中心となりそのアイデアを実現させました。こんなこともできるんだ、と自分でも驚いたことを覚えています。

 

ー庁内の雰囲気はいかがですか?

 

 皆さんすごく気さくでフレンドリーなんです。全然面識のない方でも、廊下ですれ違った時や、お昼の時に気軽に話しかけてくださったり。

 

勝手に堅いイメージも持っていましたが、そういったことは一切なくて、明るく楽しい雰囲気で仕事ができています。

 

ー職場の雰囲気も良いのですね。ワークライフバランスについてはいかがですか?

 

ワークライフバランスもすごく良いと思います。もちろん、働いている時間中は忙しくしていますが、課の方針としても基本的には定時で帰ることを推奨されています。

 

無理に残業しないという雰囲気がありますし、実際に残業はほぼないですね。全くない月も多いです。お休みもすごく取りやすくて、有給休暇もしっかり消化できています。

 

ープライベートの時間も充実させたいという鵜野さんにとっては、理想的な環境ですね。

 

そうですね!おかげさまで、プライベートの時間もすごく充実しており、例えば同じ課の先輩方と仕事終わりにご飯に行ったり、休みの日に一緒に甲子園に野球観戦に行ったり、山登りに行ったりと色々楽しんでいます。

 パソコン作業される鵜野さん

―最後に、今後の目標や、挑戦してみたいことなどがあれば教えてください。

 

私はまだ広報担当になって2年目で、市役所の業務全体から見ると、まだまだ知らないことの方が多いんです。なので、これから色々な部署を経験していく中で、窓口業務の大変さややりがい、あるいは他の部署の専門的な知識など、もっと多くのことを学んでいきたいです。


そして、どんな状況でも、市民の方からの質問に的確に答え、分からないことでもスムーズに案内できるような柔軟な職員になりたいです。

 

広報の面では、固定観念にとらわれず、もっと色々な角度から面白い動画や企画を考えて、藤井寺市の魅力を発信していきたいですね。動画編集もまだまだ初心者なので、もっとスキルアップしていきたいです!

 

ー本日はありがとうございました。


取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年3月取材)

 

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 藤井寺市は、面積が8.89km²と大阪で最も小さい市、全国で5番目に小さい市です。小規模な市だからこそ、市民との距離が近く職員間のコミュニケーションも取りやすいのが特徴です。約6万2千人の市民が安全・安心に暮らせるように、市民の生活を全力で支えるのが、市役所の仕事です。市民サービスのさらなる向上をめざすとともに、活気のあるまち、持続可能なまちづくりを進めています。

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