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名張市役所

名張市は、三重県の西部に位置し、近畿・中部両圏の接点にあることから、古くは万葉の時代から東西往来の要所、宿駅として栄えてきたところです。  日本の滝百選や森林浴の森百選に指定された赤目四十八滝や香落渓など自然豊かな景勝地にも恵まれています。昭和に入ってからは、近鉄大阪線が開通し、昭和40年代以降に大規模な宅地開発が進んだ結果、アクセスの便利さから、関西方面のベッドタウンとして急速に発展してきました。  里山の原風景が広がる農村集落と、成熟した住宅地が共存する街並みが広がっています。

地元愛から生まれた広報ウーマン。名張市役所職員・荻田悠乃さんが語る仕事の魅力と街の温かさ

名張市役所

2025/01/27

荻田悠乃さんは、生まれ育った三重県名張市に強い愛着を持ち、大学卒業1年後の令和5年度に名張市役所に入庁しました。現在は広報シティプロモーション推進室で広報誌の作成やSNS運用などに携わっています。今回は、荻田さんに名張市役所に入庁を決めた理由や現在の仕事へのやりがいなどについて伺いました。

 

――これまでの経歴を簡単にご紹介ください。

 

荻田:名張市で生まれ育ち、大学も三重県内の大学に1時間半かけて通学していました。大学卒業後は1年間フリーターとして働き、令和5年度に名張市役所に入庁し、現在2年目です。

 

実は大学生の時に公務員試験を受けて名張市役所も受験したのですが、不合格でした。ですが翌年再チャレンジして入庁を果たしました。現在は広報シティプロモーション推進室に所属しています。

 

――再チャレンジするほど名張市役所を志望した理由は何ですか?

 

荻田:父が市役所の職員だったこともあり、仕事内容について話を聞くうちに興味を持つようになりました。大学3年生の時に3日間の名張市役所でのインターンシップに参加したことが決め手となりました。職場環境や職員の方々の対応がとても良く、「ここで働きたい」という思いが強くなりました。

 

――2回の受験で、手応えの違いはありましたか?

 

荻田:1回目よりも2回目の試験の方が、志望理由を明確に伝えることができたと感じています。ただ、2回目はアルバイトをしながらの就職活動だったので、筆記試験対策は1回目の方がしっかりできていたかもしれません(笑)。

 

――面接の形式や雰囲気はいかがでしたか?

 

荻田:面接官がずらりと並ぶ個人面接で、最初は少し緊張しましたが、面接というより、会話のような雰囲気でした。用意された質問をされるというより、私の話を聞いて、それに基づいて面接官が質問をしてくださいました。

 

――シティプロモーション推進室の仕事内容について教えてください。

 

荻田:広報誌の作成とSNSの運用が主な業務です。その他にも、市民に名張の良さを再発見してもらい、発信してもらうための取り組みを行っています。例えば、昨年は市民有志と職員が共同で名張市のブランドイメージを作るワークショップを開催し、「なんとかなるなる。なばりです。」というキャッチコピーとロゴを作成しました。

 

現在は、このキャッチコピーをもとに、どう活用していくかを市民と共にワークショップで検討しています。

 

――部署の体制や役割分担はどのようになっていますか?

 

荻田:室には6名の職員がいます。メインの担当は決まっていますが、明確な線引きはなく、協力して業務にあたっています。

 

――広報誌やSNSの内容も職員で考えているのですか?

 

荻田:はい、室員全員で編集会議を行い、広報誌の特集やSNSの投稿内容などを決めています。外部委託などはしていません。

 

――入庁後、仕事はどのように覚えていきましたか?

 

荻田:入庁当初は、SNSの運用を任されました。X(旧Twitter)で「はるちゃん日誌」というプロジェクトを立ち上げ、名張市の魅力を自分目線で発信していました。先輩や上司に原稿を添削してもらうことで、文章の書き方や情報発信の方法を学びました。それと並行して、広報誌作成に使用するAdobeソフトの使い方も習得しました。

 

――これまでの仕事で大変だったことは何ですか?

 

荻田:1年目の冬頃に初めて取材に行き、そこから記事づくりを行っていましたが、相手の方の想いを聞き出しながら記事にまとめることはとても難しかったですね。取材経験がなかったため、試行錯誤しながら行っていきました。

 

――仕事の面白さややりがいを感じる時はどんな時ですか?

 

荻田:取材する際、最初は相手も緊張した雰囲気で始まるものの、徐々に盛り上がっていき時間があっという間に過ぎ、よい取材ができた時は楽しいですし、やりがいを感じます。

 

最近では、広報誌の特集を担当することもあり、反響があるのも嬉しいです。例えば、障害者の農業分野への就労支援をおこなっている市内事業者の取り組みを紹介した際は反響も大きく、市民から「知らなかった」「参加したい」という声をいただきました。

 

――名張で生まれ育った荻田さんが、改めて名張の良さを感じることはありますか?

 

荻田:たくさんあります。私自身も生まれ育った土地ですが、まだまだ知らないことが多いです。日々発見だらけであり、「こんなイベントがあったんだ」と驚くこともよくあります。

 

――入庁前と後でギャップはありましたか?

 

荻田:良い意味でギャップがありました。パソコンに向かって黙々と作業する堅いイメージでしたが、実際は上司や先輩、同僚と気軽に話しながら仕事を進めています。窓口業務の部署では職員と住民の笑顔も見られ、堅苦しい雰囲気はありません。楽しく働くことができています。

 

――休暇の取得状況や残業状況はいかがですか?

 

荻田:広報誌の締切前は残業をすることもあります。市民参加のワークショップは夜間や休日に開催しますし、土日に開催される地域イベントの取材で休日出勤をすることもあります。しかし、有給休暇はほぼ希望通りに取得でき、ワークライフバランスは充実しています。

 

――業務時間後の職員同士の交流はありますか?

 

荻田:部署によって異なりますが、広報シティプロモーション推進室では歓送迎会以外に飲み会はありません。仕事が終わったら帰るという雰囲気です。同期同士の飲み会もありませんが、お昼休憩中に同期と一緒に食事をして話します。

 

――今後のキャリアプランについて教えてください。

 

荻田:まずは、広報シティプロモーション推進室で、自分の考えを自分の言葉で伝えられるようになりたいです。将来的には他の部署にも異動し、様々な仕事を経験したいと考えています。最終的には、地域の方と直接関わる仕事に携わりたいと思っています。

 

オオサンショウウオが生息している赤目四十八滝 ①

――最後に、名張市と名張市役所の魅力をお願いします。

 

荻田:名張市は都会と田舎の良さをあわせ持つまちです。生活に必要なお店は揃っている一方、自然も豊かで、名古屋や大阪などの大都市へのアクセスも良い場所です。人混みが苦手な私にとって、ちょうど良いところです。また、名張市民はとても温かいです。地域のイベントでは市民の温かさを感じますし、まちを歩けば近所の人と挨拶を交わします。皆で支え合っていこうという雰囲気があります。

 

名張市は地域分権を積極的に進めており、地域住民が主体的に自分たちのまちを自分でよくしようと活動しています。市もその活動を支援する形でまちづくりを行っているので、地域に貢献したいと考えている方にはおすすめの職場です。新しい提案をしても頭ごなしに否定されることはなく、予算などの問題で実現が難しい場合でも、代案を提案してもらえるなど、前向きな姿勢で取り組むことができます。

 

オオサンショウウオが生息している赤目四十八滝 ②

――本日はありがとうございました。

 

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名張市は、三重県の西部に位置し、近畿・中部両圏の接点にあることから、古くは万葉の時代から東西往来の要所、宿駅として栄えてきたところです。  日本の滝百選や森林浴の森百選に指定された赤目四十八滝や香落渓など自然豊かな景勝地にも恵まれています。昭和に入ってからは、近鉄大阪線が開通し、昭和40年代以降に大規模な宅地開発が進んだ結果、アクセスの便利さから、関西方面のベッドタウンとして急速に発展してきました。  里山の原風景が広がる農村集落と、成熟した住宅地が共存する街並みが広がっています。

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