入庁2年目、教育推進課の川原さんへのインタビュー記事です。自身の就活体験や入庁後のギャップ、現在のお仕事などについて語っていただきました。
これから就活本番、という方にもぜひ読んでいただきたい内容です。
【目次】
- なぜ市役所へ?仕事選びで軸にしたこと。
- 試験対策や面接の雰囲気について。
- ドキドキの配属!仕事内容や入庁後のギャップについて
- 日々学びながら挑戦。やりがいを感じる瞬間や今後のキャリアについて
どんな人が向いている?経験から感じたことと、受験者へのメッセージ
なぜ市役所へ?仕事選びで軸にしたこと。

―さっそくですが、さまざまな仕事がある中で、市役所を選んだ理由は何ですか。
川原: 民間企業も検討していましたが、アルバイト経験を通じて「人と対話すること」が自分に合っていると感じました。また、営利目的ではない仕事に魅力を感じたことも理由の一つです。
加えて、地元で働きたい気持ちもあり、総合的に考えて、地元に近い市役所の事務職を選びました。
―アルバイトはどんなことをされていましたか。
川原: スポーツ用品店での販売と、飲食店のバイトをしていました。
―その中で、自分に合ったスタイルや「営利目的じゃないほうが…」という軸ができたということですね。
川原: そうですね。色々経験してみてよかったなと思います。
―仕事選びで大切にした軸、応募先を絞る基準を教えてください。
川原: 大きく3つあります。1つ目は、人と対話できる仕事であること。2つ目は、お世話になった場所に恩返ししたいという気持ちがあったことです。大学は地元を離れていたので、就職先は「大学の近く」か「地元に戻るか」の2択で考えていました。3つ目は、営利目的ではない仕事であること。
この3点を軸に、応募先を絞りました。
―他の市役所や公務員も検討されていましたか。
川原: はい。いくつか受験もしました。最終的には多治見市に決めました。
試験対策や面接の雰囲気について。

―試験対策はどのように行いましたか。
川原: 公務員試験の勉強もしていましたが、多治見市役所はSPI方式だったので、民間企業のSPI対策と同じ内容で勉強しました。面接対策も同様に、民間企業の対策と同じような形で準備しました。
―実際に民間の選考も受けて、SPIや面接の経験を積んだ形ですか。
川原: はい。他の企業も受けて、面接も何回か経験して……それ自体が勉強にもなりました。
―多治見市役所の面接の雰囲気や、印象に残っている質問はありますか。
川原: 面接は一般的な民間企業と同じように「複数の面接官:応募者1人」の形式で、重たい雰囲気ではありませんでした。
印象に残っているもので言うと、特に覚えているのは、最終面接で「面白い話をしてください」と言われたことです。しかも会場入り直前に「自己紹介に、クスッと笑える小話を入れてほしい」と言われて、かなり焦りました。
―確かに、それはかなりびっくりしますよね!(笑) 余計に緊張もされたのではないですか。
川原: もちろん緊張しましたが、面接官の方がみんな穏やかで優しくて、話しやすい雰囲気を作ってくださったと思います。
例えば、「多治見でお気に入りのお店はありますか」と聞かれて、その時私が答えたのが、軒並み近隣市のお店ばかりで…(笑) 「しまった!」と思ったら、「そのお店私も好きです!」とか「おいしいよね!」といったようにポジティブな言葉で返してくださって、和やかな雰囲気だったのがとてもありがたかったです。
―現在多治見市を受けようと考えている就活生の方に、試験対策のアドバイスはありますか。
川原: SPI対策という面では、書店に売っている参考書を解いて慣れておくとよいと思います。
面接対策としては、とにかく多く受けることが一番効果がありました。特定の自治体だけに絞らず、いろいろ受けて経験を重ねることで、自信につながると思います。
あとは、笑顔です。笑っている人のほうが印象は良いので、にこにこして臨むのが大事だと思います。
不安なときは、友達と話すことが大きな支えになりました。面接の受け方など情報交換ができますし、励まし合えるので、気持ちが楽になりました。
ドキドキの配属!仕事内容や入庁後のギャップについて

―「教育推進課」に配属と聞いたとき、どう感じましたか。
川原: 「教育委員会事務局 教育推進課」と聞いて、名前が長くて「何だろう?」と思いました。恥ずかしながら、教育委員会が市役所の中にあること自体よく分かっていなかったので、「教育委員会の所属になるんだ」と驚きました。
市役所は、窓口のイメージしかなかったので仕事内容は想像しづらかったですが、教育に携わる仕事ということで、「楽しそうだな」と思う一方、不安もありました。
―不安もある中での入庁でしたが、職場の上司や先輩とのコミュニケーションの雰囲気はどうですか。
川原: とても温かいです。皆さんフレンドリーで、話しかけてくださいますし、こちらから聞いても嫌な顔をされません。
新人で至らないところもありますが、温かく見守ってくださっていて助けられています。
―普段の様子を見ててもそれが伝わってきます。もちろん川原さんの人柄もあると思いますが、周りの方からも可愛いがられている印象です。
川原: ありがとうございます、ちょっと恥ずかしいです(笑)
―担当の業務について教えてください。
川原: まちづくり市民会議の事務局業務が中心で、会議資料の作成やイベント運営の補助などを行っています。そのほか、学校への依頼文書やイベント備品に関する資料など、資料作成が多いです。
窓口対応は少なく、こちらから依頼した書類を提出してもらう際に窓口で受け取る程度です。
市民の方が直接来庁される案件は別担当が中心なので、自分が対応する機会は多くありません。
―1日のスケジュールはどんな感じですか。
川原: 基本は事務作業が多く、出勤後ずっとデスクワークの日もあります。
イベントが近い時期は外出が増えます。例えばまちづくり市民大会の前は、午前中に買い出しや準備で外に出て、午後は資料作成や事務作業、といった流れになります。
―時期によって働き方がちょっと違うというイメージですね。
川原: そうですね。会議資料は毎月あるのでルーティン的ですが、それ以外はその時期ごとに必要な仕事が変わります。
―入庁前と比べて、働いてみて印象が変わった部分やギャップはありましたか?
川原: 入庁前は「市役所=窓口業務が中心」というイメージが強く、面接でも窓口業務を中心に話していました。
ですが私の担当は窓口が少なく、イベント運営や会議資料作成などが中心でした。「市役所にもこんな仕事があるんだ」と驚きましたし、他部署の話を聞いても「こんな業務まで市役所でやっているんだ」と初めて知ることも多々ありました。
日々学びながら挑戦。やりがいを感じる瞬間や今後のキャリアについて

―仕事になれるまでに苦労したことはありますか。
川原: まちづくり市民会議に関係する大きなイベントが年に2回(6月と2月)あるのですが、その準備の段取りが想像以上に多く、「何を、いつまでに、どう進めるか」が分からずにいました。後から気付いて、急いで対応することもありました。
当日はとても慌ただしくて、ついていくのに必死でした。
―年に1〜2回の大きな業務は、最初は分からないですよね。
川原: はい。ですがその分、終わった後の達成感は大きいですし、周りに支えられていることを実感します。
―失敗から学ぶことも多いと思いますが、逆に「成功した」体験で印象に残っていることはありますか。
川原: 30人ほどの関係者がいる重要な会議で、進行を一人で担当して無事に終えられたことです。最初は先輩の進行を見て学び、任せてもらってからは徐々に慣れてきました。
課長や先輩が「慣れてきたね」と声をかけてくださるのが励みになります。
成長面では、会議運営やイベント準備で、繰り返し経験することで段取りがつかめるようになり、焦ることが減りました。
余裕が出てきて「追加で必要な資料」などにも気づけるようになったのは、視野が広がった点だと思います。2年目ならではの変化だと感じています。
―今後、市役所でどんな経験を積みたいですか?
川原: まだ1部署目なので、今後は窓口系や企画系など、違う業務も経験して自分の適性を見つけていきたいです。苦手な分野も経験しながら補って、スキルアップしたいと思っています。
どんな人が向いている?経験から感じたことと、受験者へのメッセージ

―2年経験してみて、改めて「市役所の仕事に向いている人」はどんな人だと思いますか。
川原: 真面目な人と、「人のために何かしたい」と思える人だと思います。営利目的ではない仕事なので、自分の善意が市民の方や関わる人のプラスになる場面が多いと感じます。
―最後に、多治見市役所への受験を考えている方々へ、メッセージをお願いします。
川原: 就活は不安が多く、大変な時期だと思いますが、周りの支えや自分の努力は必ず自信になります。
いろんな企業や自治体を見て、自分で納得した上で「多治見市役所がいい」と思ってもらえたら嬉しいです。
将来一緒に働けることがあれば、そのときはよろしくお願いします!
【おまけ】
インタビュアーである採用担当と川原さんは同い年!終始楽しく撮影させていただきました。
他にも素敵な先輩がたくさんいますので、今後のインタビュー記事もお楽しみに!




