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一関市役所
2025/01/19
一関市総合計画(平成28年度(2016年度)から令和7年度(2025年度)では、市民一人ひとりの幸せを実現するため「みつけよう育てよう 郷土の宝 いのち輝く一関」を一関市の将来像に掲げ、将来像を実現するためのまちづくりの考え方、まちづくりの目標を定めています。
出展:「一関市人材育成基本方針」抜粋
一関市の将来像の実現に向けて職員が一丸となって取り組んでいくため、すべての職員に共通する「目指す職員像」を掲げ、一人ひとりがこの職員像に近づくよう、自己研鑽と人材の育成に努めています。
1 市民起点に立って、対話を深め、ともにまちづくりに取り組む職員
2 問題意識を持って変化の兆しを的確に捉え、柔軟な発想で未来の創造に挑む職員
3 人と地域を愛し、情熱を持って、常に考え、自ら学び、行動する職員
4 同じ目的に向かって、チームとして業務を遂行し、互いの力を高め合う職員
子育てや介護をしながら仕事に取り組めるよう、職員一人ひとりのワーク・ライフ・バランスに配慮するとともに、業務量の増加や複雑化・多様化による心身の不調を未然に防ぐため、職員同士のコミュニケーションの促進と相互にフォローし合える職場の環境づくりを進めています。
「目指す職員像」の実現のためには、様々な研修手法を相互に関連付け、相乗効果を発揮させながら職員の能力開発を図ることが必要です。一関市では、職員の能力開発を、 職場研修(OJT)、 職場外研修(OFF JT)、 自己啓発、の3つの柱により推進しています。
・能力開発の基本は自己啓発であり、日常的に学習する態度・姿勢を持ち続けることが重要です。仕事に関係する事柄だけでなく、人間性を豊かにする趣味に至るまで、学ぶ姿勢を身につけることが大切だと考えていることから、自己啓発活動への支援、通信教育受講制度の充実に取り組んでいます。
ジョブローテーションについては、進展する地方分権、行政の高度化、多様化、専門化等に柔軟に対応していくため、職員一人ひとりの能力・適性を見極め、職員の能力が最大限発揮できるよう、適正な職員配置を進めています。また、若手職員の意欲・能力を重視した登用を進めるとともに、女性活躍推進の観点から、一関市特定事業主行動計画により中長期的な視点で女性管理職員の育成を進めています。
・人事評価制度の活用により、職員の能力と意欲の向上と、組織力の向上を図っています。人事評価のうち「能力評価」では、評価基準をあらかじめ明示することで能力開発の方向性を示すとともに、評価結果をフィードバックし、職場におけるOJTに活用しており、職員の成長機会となっています。また、人事評価のうち「業績評価」については、組織目標に関連付けた個人目標を設定し、目標の達成を評価→次年度の改善に結び付けることでPDCAサイクルを回し、組織力の向上、市民サービスの向上につなげています。