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南相馬市役所

海と空と緑につつまれているまち「みなみそうま」 歴史と文化とロボットに触れることができる「みなみそうま」 海に面しサーフィンが楽しめるサーフスポット、一千有余年の歴史をもつ「相馬野馬追」、最先端ロボット研究開発が行われる福島ロボットテストフィールド。  私たちは、震災を乗り越え、家族や友人に囲まれながら、安心して暮らせるまちの実現に向けひとつひとつ思いを実現していく100年のまちづくりを目標としています。  子育て応援の取組も評価され「第4回日本子育て支援大賞2023(自治体部門)」を受賞しました。  これからの南相馬市のまちづくりを支えるみなさんをお待ちしています。

自分が設計したものが街に残る!~誇りを持てる、自治体土木職という仕事~

南相馬市役所

2025/10/16

福島県南相馬市役所で土木技術職として働く石附さんのインタビュー記事です。民間企業から公務員へ転職経験をもつ石附さんに、転職に至った思いや現在の仕事内容、そして南相馬市役所で働く魅力について伺いました。やりがいを感じながら地域に貢献できる仕事を探している方に是非見ていただきたい内容です。


―まずは簡単に自己紹介をお願いします。

 

石附:出身は福島県相馬市です。高校を卒業後、県内の大学に進学し、工学部土木工学科で土木のことについて学びました。

その後、電力関係の民間企業に勤め、令和5年度に南相馬市役所に入庁しました。

 

―大学進学時、土木の道を選択したきっかけは何だったのでしょうか?

 

石附:父が建設関係の会社で働いていて、小さい頃から父の仕事ぶりを見てきた影響が大きかったですね。現場にも連れて行ってもらったりして、自分の中では土木は面白いという記憶があったので、進路を決める際にも自然と土木という道を選びました。

 

―一度民間企業に就職されてから、南相馬市役所への転職を決めた理由について教えてください。

 

石附:実は前職では秋田県の配属でした。知らない土地で働く中で、地域への貢献をしたい、自分の知っている地域で働きたいという気持ちが強くなってきたんです。

ちょうどそのころ、南相馬市で採用試験が行われるということを知りました。高校時代を過ごした南相馬市は、私にとって身近な存在でしたし、地域に貢献できる仕事に就きたいと考えていたので、南相馬市役所を受験しようと決めました。

地元で働きたいという気持ちが強かったので、転職活動も南相馬市一本に絞っていましたね。

 

―働きながらの転職活動は、やはり大変でしたか?

 

石附:一番大変だったのは日程調整でしたね。1次試験は休日だったので問題なかったのですが、2次試験と3次試験は平日に実施されたので、秋田から福島まで日帰りで試験を受けに行くのは大変でした。

試験対策については、受験を決めてから試験まであまり時間が無かったということもあり、一般常識程度の勉強を少ししたくらいで、十分な対策はできていませんでした。

まずはどんなものか?という気持ちで受けた試験だったので、ダメだったらまたチャレンジしてみよう!という気持ちで臨んでいました。結果的に一回で合格できて良かったです(笑)

  

―働きながらだと、試験よりもその日程の調整が大変なのですね。続いて、現在の業務について教えてください。

 

石附:現在は都市計画課の街路公園係に所属しています。市内公園の維持管理や、遊具の入れ替え工事の設計などを主に担当しています。技術職として入庁しているので、他の課から依頼される工事の設計や設計書通りに工事ができているかを監督することもあります。公園に限らず、様々な種類の工事に携わる機会がありますね。

事務的なの業務としては、県などから補助金を受けるための申請手続きや、資料作成などを行うこともあります。遊具の維持管理を委託している業者から、毎週結果報告を受け、問題があれば対応もします。

 

―土木職とは言っても、事務を含め幅広い業務を担当されるのですね。これまでで、何か印象に残っているようなお仕事はありますか?

 

石附:最近担当した中学校のテニスコートの整備工事が印象に残っています。コンサルタントに設計を依頼し、予算の範囲内で工事を進める必要があったのですが、金額の制限上、製品規格の検討や図面変更を繰り返すなど、とても大変だったことを覚えています。

質を確保することも重要ですが、予算とのバランスを考えながら業務を進めることが難しかったです。

 

―これまでに携わった工事で、既に完成しているものもありますか?

 

石附:まだまだ経験は浅いですが、これまでで2、3件は完成した工事があります。例えば、公園のフェンスの改修工事や、道路標識の交換工事などです。以前は古くなった公園の展望台の撤去工事も担当したこともあります。撤去工事は新しいものができるわけではないので少し寂しい気持ちもありますね。

 

自分が設計したものが街に残っていくのは、土木技術職として誇りを持てる瞬間ですし、やりがいを感じます。特に、市役所に入って初めて担当した公園のフェンス改修工事が完成した時は、なんとも言えない大きな達成感がありました。

  

―石附さんは民間でのご経験もありますが、民間企業と公務員で、働き方などに違いはありますか?

 

石附:民間企業に勤めていた時は、仕事の8割が現場で、残りの2割が内勤でした。しかし、役所に入ってからは、技術職でありながらも自席での業務も多くあります。これは、入庁前に想像していた働き方とはギャップがありましたね。

 

―学生時代や前職で学んだことは、今の仕事に活かされていますか?

 

石附:大学で学んだような複雑な計算を使う機会はあまりないのですが、土木全般の知識や、大学時代に現場を見学した経験などは、今の仕事に活かされていると感じます。全くのゼロからのスタートではなかったので、スムーズに仕事に馴染むことができました。

同業種からの転職でもあったため、前職での経験も役立っていると思います。

 

―南相馬市役所で働く魅力について教えてください。

 

石附:私の所属している課では、私生活の会話も交えながら仕事をしているので、とても働きやすい雰囲気です。上司も、気さくに話しかけてくれるので、コミュニケーションが取りやすいですね。意見も言いやすい環境なので、風通しが良い職場だと感じています。

 

また、民間企業に勤めていた頃は土日出勤もそれなりにありましたが、市役所に入ってからは、イベントや緊急対応がない限り、土日出勤はほとんどありません。仕事と休みのバランスが取りやすいので、とても働きやすいですよ。残業も普段あまりありませんが、工事の発注期限が迫っている時などは、残業や土日出勤をすることもあります。

  

―南相馬市の魅力を教えてください。

 

石附:南相馬市は自然豊かで、緑が多いところが魅力です。都会とはまた違った魅力がありますね。そして、何より人が温かいです。散歩中のおじいちゃん、おばあちゃん、子供たちもみんな挨拶をしてくれますし、気さくに話しかけてくれるので、温かい気持ちになります。

  

―最後に、土木職を目指す求職者の方へメッセージをお願いします。

 

石附:私より下の年齢で技術職として入庁した人がいないので、是非若い世代の方に入ってきてほしいですね。若い世代の考えを、これからのまちづくりに活かしていきたいと思っています。

また、南相馬市役所は、仕事と休みのバランスが取りやすく、働きやすい職場だと思っています。今は年齢の近い人が少ないので、若い世代の方に入っていただいて、一緒に楽しく働けたら嬉しいですね。

 

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2024年12月取材)

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