今回は、南相馬市役所の健康づくり課で働く保健師にお話を伺いました。
新卒で入庁し、日々市民の健康を支える彼女が、保健師という仕事を選んだきっかけとは。
そして、伝統行事「相馬野馬追」での救護活動など、南相馬市ならではの業務や、仕事のやりがいについて語ってもらいました。

動画の目次
00:33 ご経歴について教えてください
01:04 保健師を選んだきっかけを教えてください
02:22 どんな試験対策をしましたか?
03:21 南相馬市ならではだと思う業務は?
04:04 役立つスキルを教えてください!
04:43 看護師の経験はあった方がいいと思いますか?
05:22 今後やってみたいことを教えてください
06:03 最後にメッセージをお願いします!
「長期的にサポートできる仕事を」病院実習で芽生えた保健師への道
看護師を目指していましたが、病院実習で出会った患者さんとの関わりが、私の進路を大きく変えました。
退院後の生活に不安を抱える姿を目の当たりにし、「その人が住みたい地域で、その人らしく暮らし続けられるように、長期的にサポートできる仕事がしたい」と強く感じたんです。
お子さんから高齢者まで、幅広い世代の人生に関われることに魅力を感じ、自治体の保健師になることを決意しました。

地域のボランティアと連携、そして「相馬野馬追」での救護活動
南相馬市には、住民ボランティアの方々で構成される地区組織があり、健康づくりの活動を一緒に行う機会がたくさんあります。
これは、市民との繋がりが深い南相馬市ならではの魅力だと思います。
また、年に一度の「相馬野馬追」では、救護係として参加します。お祭りの準備には住民さんも総出で関わるので、市全体の一体感を感じられる特別な業務です。

必要なのは「学び続ける意欲」。最初は電話も震えていました
医療に関する情報は日々更新されるので、「ずっと勉強をし続ける」という意欲がとても大切です。私も最初はコミュニケーションが得意ではなく、電話をかけるだけでも手が震えていました(笑)。
でも、経験を積むことで、少しずつ落ち着いて対応できるようになりました。看護師経験がなくても、保健師になってから積める経験はたくさんあります。大切なのは、学び続けようとする姿勢だと思います。



